滝沢副社長にとって先輩ジャニーズは“邪魔”な存在
「ジャニーさんが残してくれたTOKIOという名前を残すため」「自分たちがやりたいことをやるため」に株式会社TOKIOを立ち上げた城嶋、国分、松岡の3人。
しかし、胸の内では日を増すごとに独裁的になる滝沢副社長のことをよく思っておらず、居心地が悪い状況が続く中、対決姿勢すら見せていた。
滝沢氏とは比べ物にならないほど事務所に貢献してきた彼らにとって、後輩である滝沢氏が好き勝手にジャニーズ事務所を変えていくことが許せなかったのである。
「表向きはTOKIOの新たな挑戦となっていますが、実際は滝沢社長に反発して事務所を出ていったということです。要は追い出されたという形です。滝沢副社長も目の上のたんこぶがいなくなって清々しているのではないでしょうか。表向きには円満という風に見えますしね」(前出・芸能記者)
自ら主導するジャニーズ帝国を築くために、滝沢氏にとって先輩ジャニーズたちは“不要”な存在。
V6は今年11月1日をもって解散することをすでに発表したが、まだまだ滝沢氏が疎ましいと思う先輩たちはたくさんいる。
今回、TOKIOが取った事務所内独立という形は都合の良い“リストラ策”として、これから増えていくかもしれない。
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厚遇されるSnowMan、冷遇されるキンプリ&セクゾ
現在、ジャニーズ事務所にはデビューしていないグループも含めて、数多くのメンバーたちが所属している。
ジャニー喜多川氏が2019年に亡くなり、ジュリー社長&滝沢副社長体制になってからは、明らかにメンバーの扱い方に違いが出てきた。
「滝沢副社長が長い間面倒を見てきたSnowManとSixTONESは事務所からかなりプッシュされ、メディア露出がとても増えています。レギュラー番組を与えられるなど厚遇を受けています」(前出・芸能記者)
SnowManは4月からグループで『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)が始まるほか、『ラヴィット!』(TBS系)でもマンスリーゲストとして出演。
ポストKAT-TUNと目されているSixTONESもメンバーがそれぞれテレビや映画で活躍している。
「一方で冷遇されているグループもいます。2018年に鳴り物入りでデビューしたKing&Prince(キンプリ)は個々の活動こそあるものの、いまだにグループとして番組をもらえていません。またSexy Zоneは3年間レギュラーを務めていたラジオ番組を降板させられ、その枠を後輩グループが務めるなど、あからさまな仕打ちを受けています」(前出・芸能記者)
推しか、推しじゃないかで事務所からの扱いが明らかに変わってくるという現状。
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ジャニーズ事務所に所属しているメンバーが売れるためには、滝沢副社長にいかに気に入られるかが重要なようだ。