「キワモノはもう卒業」田中みな実が本格女優の道へ
そんな田中が本腰を入れていると言われる女優業はどうなのだろうか。フリーアナウンサーの女優業進出に賛否両論あるものの、田中はかなりの頻度で作品に出演している。
10月期では15日からスタートする金曜ドラマ『最愛』(TBS系)で、主要キャストのひとりとして出演。ドラマは吉高由里子(33)主演のラブサスペンスで、田中は殺人事件の真相を追うフリーのノンフィクションライターという重要な役を演じる。
「これまでにも田中さんは何本かドラマなどに出演してきましたが、どちらかというとキワモノというか、キャラが立った役が多かった印象があります。しかし、今回のドラマは本格的なサスペンス。おふざけ要素はありません。いよいよ女優・田中みな実を出してきたなという感じですね」(同・芸能記者)
田中は今回の役を演じるにあたり、監督から「色気を全面的に消してほしいみたいな話を、『初めまして』の時に言われまして。例えば、座るときに足を広げて座ることを癖づけたりとか」と語っている。
また、メークに関しても最小限に抑えているといい、「髪も自分で毎回適当に結んでいるんです。メークさんはほぼ私に触れてなくて、朝来るとゴムを渡されて、『お願いします』と言われる」とし、その意外な舞台裏を明かした。
田中は窪田正孝主演の月9ドラマ『ラジエーションハウスII〜放射線科の診断レポート〜』(フジテレビ系)の第1話にもゲスト出演していて、ヴァイオリニスト役を演じ、大きなインパクトを残している。
さらに、11月19日には自身初の主演映画となる『ずっと独身でいるつもり?』が公開。恋人との結婚に揺れる30代の独身ライターを演じ、等身大の姿で描いている。
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2014年にフリーに転身してから7年、ここまで決して順風満帆ではなかった田中みな実。ここへきて一気にドラマや映画出演の攻勢をかけ、女優としての道を本格的に切り開いていきそうだ。