もちろんケンカがまったく無くなったわけではなく、先日、こんな事が起きました。私がベランダで洗濯物を干している時に下の子がプラスチックの刀(鬼滅のおもちゃ)を持ち出して、上の子に向かっていったようです。
刀を振り回している時にたまたま兄の鼻に当たったらしく、私がリビングに戻った時には兄が鼻を押さえ下を向いている所でした。床にも血が落ち、押さえていた手をどけると掌は鼻血で真っ赤で、Tシャツにも垂れていました。
今まで鼻血を出す子ではなかったので気が動転しましたが、刃物で切ったわけではなく、プラスチックの刀が鼻に当たっただけ(突いたみたいです)のようなので、とりあえずティッシュペーパーを詰めて上を向いて寝かせました。
きっと初めて血を見たのだろうと思いますが、あぜんとしていた弟に「刀で叩いたの?それはダメだって言ったよね!」とキツメに言ったらショボンとして「ごめんなさい」とは言ったものの、これはきちんと話をしなくちゃ…と思って、鼻血が止まったころあいを見計らって、なぜこんな事になったのか聞いたところ、弟が刀を持った時に兄が「やれるもんならやってみろ」とあおったそうです。
刀を持った弟も悪いのですが、それをあおった兄にも非があります。なので
「男の子だからケンカになっちゃうこともある。ケンカをするなとは言わないけど、武器や物を使ったらダメだ!って言ってるよね」
「その理由はもう解ったと思うけど、こんな風に怪我したり、もしこれが鼻じゃなくて目に当たっていたら、目が見えなくなってしまうこともあるからなんだよ」
「今回は刀を持った弟が悪いけど、それをあおったお兄ちゃんも悪い!今度こんな風に刀を使ってケンカしたら捨てちゃうからね!」
と言ったのですが、後々「この叱り方でよかったんだろうか?」
プラスチックとはいえ、ケンカに刀を持ち出すなんて、これは卑怯なやり方で「卑怯はダメな事」をしっかり教えるチャンスだったのではないか?「卑怯」を教えるとしたら武器を持つ以外にも、自分より小さい子や弱い子をいじめたり、複数で一人を攻撃したり、今のSNS問題のように、自分の名前を伏せて相手の傷つく言葉を発したり、子供にやめさせたい「卑怯」を考えるとたくさんあります。
一応、「卑怯」を教える為にはどう説明したらいいんだろう?とネットで調べてみたのですが見当たりませんでした。そこでパピーさんならどう説明されるだろう?と思ってメールさせて頂きました。よろしければご意見をお伺いしたいと思います。
という内容でした。