それにスッキリママさんの今回の叱り方。
「男の子だからケンカになっちゃうこともある。ケンカをするなとは言わないけど、武器や物を使ったらダメだ!って言ってるよね」
「その理由はもう解ったと思うけど、こんな風に怪我したり、もしこれが鼻じゃなくて目に当たっていたら、目が見えなくなってしまうこともあるからなんだよ」
と言われていましたね。これでかなり「ケンカした時、物を使ったらダメなんだ」という印象は深く刻み付ける事が出来たと思いますし、私は必要にして十分だったと感じました。
それでももし「もう少し話したい」と思われるのなら「卑怯」を説明するのではなく、その反対である「正々堂々」を教えてあげたらどうかな?と思います。
それもあまりこまごま言わずに「“正々堂々”って言葉知ってる?これはね、インチキしない、ズルもしないでルールを守るっ、てことだよ。その方がずっとかっこいいよね」など短い言葉で簡単に説明してあげればいいと思います。
今回は「卑怯な事をやめさせたい」とのご相談だったのですが、これは一度言ってすべてを網羅することはできません。それこそ時間を掛けて子供に教えていくことだと私は思うのです。
子供達はまだ2年生と1年生ですね。だとしたらきっとこの先、運動会や何らかのスポーツをする時に「スポーツマンシップ」を学ぶこともあるでしょうし、様々な場面で「正々堂々」を体感していくと思います。
もちろん、その機会だけではなく、家庭の中で気づいた都度教えていく、そんな風にしていってほしいと思いますがいかがでしょうか?
とこんな風にお返事しました。