日ハム新庄監督「ビッグボスって呼んで」に会場大爆笑。「優勝は目指さない」持論にネット共感も

2021.11.04
by gyouza(まぐまぐ編集部)
SHINJO
 

札幌市内で4日、北海道日本ハムファイターズの新監督に就任した新庄剛志氏(49)が就任会見をおこない、さっそく独壇場の“新庄劇場”が開幕した。謎の襟高シャツとえんじ色スーツといういでたちで登場した新庄氏、トークは早くも“絶口調”のようだ。

新庄氏は会見で「監督って呼ばないでほしい」と、マスコミ相手に早くも不思議な要求を出し、「ビッグボスでお願いします」「監督、って言われるのは好きじゃない」と、報道陣だけでなく選手にも「ビッグボス」と呼ぶよう要請。ちなみに、2006年の現役引退後に住んでいたバリ島でもビッグボスと呼ばれてきたから、と理由を説明し会場を笑わせた。

さらに「優勝は目指しません」と、新監督就任したばかりにもかかわらず独特の持論を展開。その理由として新庄氏は「何気ない試合を勝ちました、勝った、勝った、勝った、で9月あたりで優勝争いしてたら、さあ優勝を目指そうとなる」と優勝への「作戦」を語り、報道陣を沸かせた。

新庄氏は「高い目標を持ちすぎると選手はうまくいかない」「地味な練習を積み重ねて何気ない1日を過ごしていきたい」と、優勝を目指さないと宣言した理由をわかりやすく説明した。

この「優勝は目指しません」宣言は、ジャイアンツの長嶋茂雄終身名誉監督(85)の「迷言」を想起させるが、今回の会見で自身を「カンピューターで突き進んでいるだけなんで」と分析した新庄氏だけに迷言の「自覚」はあるようだ。

このミスリードを呼びそうな「優勝理論」だが、ネット上では共感の声が多くあがっているようだ。

バリ島を拠点にしたり、エアブラシアートの画家宣言をしたり、47歳でトライアウトに参加したりと常にお騒がせの新庄氏だが、早くも来年の“新庄ビッグボス劇場”から目が離せなくなってきた。

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