正月ボケでやる気が出ない人にオススメしたい「仕事スイッチ」の入れ方

 

少しでも作業を始めたら、止まらなくなるのには理由があります

スイッチをいれ、仕事モードに切り替えたあなた。

さらに仕事モードを加速させましょう!

そのために、この言葉を頭に思い浮かべましょう。

その言葉とは、「かっぱえびせん」。

ドイツの心理学者エミール・クレペリンが発見した作業興奮。

簡単にいえば「作業をやることで脳が興奮し、その作業をやり続けたくなる」という心理的効果のことです。

例えば、「縄跳びを毎日100回跳ぶ」という目標を立てて、実行するとしましょう。最初の数日はなんとなく100回跳べるはずです。

しかし、何日か経つと「今日は寒いな」などと、言い訳を考えはじめてサボってしまいます。

そして三日坊主の道にまっしぐら。

では、どうやって三日坊主を回避するのか?

答えは、「1回でも、跳ぶ」です。

「今日はサボりたいな」と思ったとき「また明日からやろう」ではなく「1回だけ跳んだら終わりにしよう」と考え、行動するのです。

1回でも跳んでしまえば、こっちのもの。

せっかくだからと2回、3回……10回と跳び続け、勢いづいて結局100回ぐらい跳べてしまうのです。

1回でも跳べば、作業興奮が脳内に発生し跳び続けようと無意識のうちに思うのです。

仕事も同様に、面倒なのは「はじめていないから」なのです。

一度火がついたら止まりません。

「やめられない。止まらない~♪」と、かっぱえびせんを思い浮かべながら、作業興奮を発動し、仕事に取り掛かりましょう。

朝イチに取り組んではいけない仕事とは?実は、優先順位の高い仕事

スイッチをオンに切り替え、仕事モードに入ってから注意すること。

それは、「優先順位の高い仕事から取り掛からない」ということです。

ビジネス書にはよく「優先順位の高い仕事からやりなさい」と書いてありますよね。

午前中の集中力がある時間帯に優先順位の高い仕事を行い、集中力が切れてくる午後に簡単な仕事をする。

実際、私もそうしていますし、部下にもそう伝えています。しかし、注意するのは、決して朝イチからではないということです。

優先順位の高い仕事は、難易度が高くて大変な仕事の場合が多く、仕事のリズムも崩れがちです。

締め切り間近だったり、今日はやるぞと燃えている日は別ですが、気合いが入らない朝だと、つい挫折してしまう可能性もあります。

挫折してしまうと仕事が進まなくなってしまうのです。

仕事も運動も、ウォーミングアップが必要です。

私は、会社に着いたら「昨日あったことを手帳に書きとめる」、「田舎に住む母へメールをする」など4つのルーティーンを行ってから、優先順位の高い仕事に取り掛かります。

ルーティーンの所要時間はたったの5分。この時間があるかどうかで生産性は、がらりと変わります。

アクセルをゆっくり踏み込む気持ちで、快適に仕事をしてみてください。

時間の長さは常に平等です。

しかし、濃さは違います。

ダラダラしてすごすか、テキパキ仕事を片づけるか。

スイッチを入れ、気持ちを切り替え、サクサクと仕事をこなし有意義な時間を過ごしていきましょう。

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