都市伝説の始まりが今明かされた。「人面犬」生みの親が語ったコト

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信じるも信じないもあなた次第です─。人から人へ伝わる都市伝説はどのようにして始まり、伝わっていったのでしょうか。実は、今回のメルマガ『見ル野栄司のシブすぎ技術秘話』の中で、著者の元エンジニア漫画家の見ル野栄司さんが「人面犬」が都市伝説になったトリックを教えてもらったそうで、こっそりとその事実を共有してくれています。

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ものづくり秘話

モノづくり秘話というよりは以前会ったことのある人のお話。

みなさん人面犬って知ってますか?たしか1990年代に流行った都市伝説もので、顔が人間で身体が犬という妖怪?です。

じつはこれ、とんだトリックがあったのです。

15年ほど前、ある芸能プロダクションの作家さんと飲む機会があったのですが。そこで都市伝説の話題になり、口裂け女や人面魚の話でもりあがったのです。

そしたらある芸人さんが言いました。

「ここにいる作家の○○さんは実は人面犬の産みの親なんです」

と。

たまげてその経緯を聞くと、なんと彼は大学生の時に友人と二人で、白衣とスケッチブックを持って小学校の近くで子供たちを待ち受けていて「この動物知らない?」と言って人面犬の描かれたスケッチブックを見せて回ったそうなんです!

それが瞬く間に町の噂になり全国に飛び火していったという。

なんちゅうことすんねん!

ですよね。でも犯罪ではないのでいいのかな?

すごいですよね。それを仕掛けてうまくいけた!なんて。

今ですと、SNSで出てきた未来人(笑)とかがその手かもしれません。オリンピック前にピタリと日本の金メダルの数を当てている…とか。

これもツイッターのトリックを使った技だと言われていますが、それにしてもどんどんハイレベルな仕掛けを用意しなくてはならないという。

なんの得にもならないけど、世間が騒いでいて、実はこれは俺が仕掛けたものなんだぜ~という気持ちわからないでもないです(笑)。

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image by: Shutterstock.com

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漫画家 半導体製造装置やアミューズメントゲーム機などの会社で、設計・開発に10年携わりその後漫画家としてデビュー。ものづくりエンジニアの取材漫画「シブすぎ技術に男泣き!」がベストセラーに。現在でもフライス旋盤、3Dプリンター、マイコンボードを使いものづくりをして漫画にしている。週刊プレイボーイ(集英社)、インターフェース(CQ出版)などで連載中。代表作に「シブすぎ技術シリーズ」「ロッカク」(KADOKAWA)「東京フローチャート」「ヤバすぎ技術にむせび泣き!」(小学館)「スナック鳥男」(コアマガジン)他多数。

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【著者】 見ル野栄司 【月額】 ¥880/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 火曜日(祝祭日を除く)

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