みけねこがVTuberとして復活&メンヘラキャラで転生。スパチャが飛び交う大反響、アンチとは徹底的に戦う宣言

2022.04.25
by たいらひとし
mikeneko
 

今年2月、重大な契約違反を理由に所属事務所ホロライブから契約解除された、人気Vtuberの潤羽るしあ。“中の人”とされる人物が「みけねこ」として配信活動していたが今月24日、VTuberとして復活し、新しい皮(キャラクターデザイン)を披露。ライブ生配信は82万回再生を突破し、2時間の間にはスパチャが飛び交うなど完全な転生を証明した。

転生した姿は本人の中身を反映したメンヘラキャラ

みけねこは20日、自身のTwitterで「Coming soon…!! Suprise Thanks」のメッセージと共にキャラクターのシルエット画像を投稿した。

猫耳と長いしっぽ、長い髪にヒラヒラスカート。あきらかに現在の配信名みけねこがキャラクター化されたもので、「いよいよみけねこがVtuberとして活動を再開するのでは?」と期待が高まった。

その日以来、身体の一部を切り取った画像で期待感を煽り、ついに24日のライブ配信で全てが披露されることとなった。

シルエットを見たファンから寄せられた予想図はおおむねパステルカラー調のファンタジックなイメージだったが、実際のビジュアルは予想に反するもの。

ゴスロリ風の衣装、片目は眼帯、右手首には包帯、頬には返り血が付着し、眼帯を外した片方の瞳は赤、もう1つの瞳は紫のオッドアイでその瞳は憂いを含んでいた。

一言で言えばメンヘラキャラで、陰キャを自称するみけねこ本人を投影しているようだ。

片腕に抱くマスコット「ポンちゃん」は耳にツギハギに頭に包帯をしており、「ポンコツ」から名付けられたという。

これらのキャラ、マスコット、背景のデザイン、2Dモデリングは海外在住のクリエーターが共同で提案したサプライズだったようだ。

提案前にデザインはほぼ完成しており、細かな修正だけでわずか1週間で現在の形になったとのこと。

一見すると、みけねこの性格をディスっているように見えるが、みけねこ本人のキャラを活かしながら、動き、表情、デザインが細部にわたってきめ細やかに作られているのが分かる。

みけねこ本人もその出来栄えに満足している様子がうかがえた。

転生の真の目的を吐露!アンチと徹底的に戦う宣言

2Dキャラの動きはなめらかで、立ったり座ったり足を組むこともできる。なかでも、高らかに笑いながら赤い瞳から光線を出す動きは本人もお気に入りのようだった。

ファンからはその見た目で「邪悪な感じ?」と指摘されると、「邪悪ではない。私を邪悪に仕向けたい輩がいるだけ」と声を荒げた。

さらに「かわいいだけで配信すると思ってんじゃねえぞ」とすごみ、「私は素直だから、ハッキリと本当のことを話しながら配信していくから」と宣言した。

自らの内面に近いビジュアルを選んだのはアンチと戦う姿勢をはっきり示すためでもあったようだ。

みけねこがネットゲーム「原神」のゲーム実況をはじめたことで、一部のみけねこファンが既存プレイヤーに迷惑行為を行い、結果的に既存プレイヤーがゲームから離脱する騒動に発展した。

そもそも騒動の火だねは自らの影響力に無自覚なみけねこの不用意な言動にあったのだが、反省する様子はみじんもなく、批難した者に対する深い憎悪だけが根深く残ったようだ。

さらに「警告しておく」と前置きしてから、みけねこの原神騒動をネタにしたVtuberに向けて、「動画を消して済むと思ってんじゃねえぞ」「私の名前を好き勝手使って、分かったような顔してネタにしてんじゃねえ。自らのネタで勝負しろ!」とアンチだけでなく、炎上をネタにして情報発信する者も否定した。

自らを否定する者の耳をかさず、自分を手放しで支持して、スパチャをくれるファンだけを相手にすればいいと考えているように見える。

「みけねこ」という配信名も変更し、爆裂系、あるいは破天荒系Vtuberとして活動するという。

ファンから「破滅系では?」と提案されると大爆笑していたが、本当に破滅系にならなければよいと多くの人が思っているだろう。

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