中川大志と橋本環奈に“偽装カップル”説。「まるで熟年夫婦」冷静すぎる二人…熱愛報道後の初共演に記者が抱いた違和感とは

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「愛犬同伴お泊まりデート」を10月下旬にスクープされた中川大志さん(24)と橋本環奈さん(23)が4日、映画『ブラックナイトパレード』のPRイベントに出席。熱愛報道後初の“カップル共演”とあって、会場には多くのマスコミが詰めかけました。ところが出席したあるベテラン芸能記者は「とても熱愛中のカップルには見えない」と感じたと言います。ひょっとすると2人は偽カップル?それともすでに長年連れ添った「熟年夫婦」の域に達している?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。

橋本環奈♡中川大志の“熱愛”お披露目に残った謎

週刊誌記者を卒業した今でも、就寝中に嫌な汗をかき、度々うなされることがあります。

それは人気タレントの、公のイベント後に行う追跡取材の現場を夢に見るからです。

週刊誌の芸能記者には色々な仕事がありますが、“成功して当り前、失敗すれば袋叩き”の最たるものがこの追跡取材だと言えるのかもしれません。

こんなイントロで始めた今日のブログのきっかけは、昨夜行われた『ブラックナイトパレード』のレッドカーペットパレードです。

登壇しているのが吉沢亮、橋本環奈、中川大志とくれば、休日の夜とはいえ“パパラッチ軍団”は大集結、クリスマス気分もどこかに吹き飛び、手ぐすねを引いてイベント終わりを待っていたはずです。

特に橋本と中川は熱愛報道後、初めてふたり揃っての登場になったわけですから、このチャンスをスルーする理由が見つかりません。

ブログを書きながら、イベント開始前に『東宝』スタッフからの「映画に関する質問以外は御遠慮下さい。もし違う質問をされた場合、今後御社はウチの会見にはお呼びできなくなりますので…よろしくお願いします」という声が耳の奥で木霊したような錯覚に囚われました。

記者とカメラマンは会場で何を見たか…

このようなイベントでは、ターゲットのタレントがファンが辛抱強く待っている決められた出口から出てくることはほぼほぼありません。

特にまだ記憶に新しいようなスキャンダルや交際発覚報道があったタレントが出てくるなんてことは有り得ないと言っても過言ではないでしょう。

このような場合、タレントの会場からの脱出術は、常用の移動車輛はダミーに使い、時間差で別の車輛で移動するか、または会場のスタッフや関係者が利用するような地味な出入口からこっそり抜け出すのがそのパターンになります。

このため、取材の張り込みや追跡には大量の記者やカメラマンの投入が必要になります。

私が痛い目に合ったケースのひとつに、タレントが乗っていない移動車輛を延々と追いかけ続けたという悲惨なパターンがありました。

車が停まり、“早く出てこいや…いつまで乗ってるんだ…あれぇ…え~っ、いないじゃん!”となったときのショックは何と言えばいいのか…高熱が出て寝込んでしまいそうになります。

ターゲットが正々堂々と大手を振って姿を現し車に乗り込むこともありますが、こういったケースだと全く仕事にはならなくなってしまいます。

タレントの移動車輛の後に、10数台のマスコミ追跡車輛が金魚のフンのように連なっていれば、タレントも迂闊な行動を取れなくなりますから。

兎にも角にも、この手のイベントのバックヤードでは、たくさんのパパラッチたちの熾烈なスクープ戦争が展開されていると想像してみて下さい…実に面白くなりませんか?

そして冒頭の私の悪夢は、もちろんこの取材に失敗して気持ちだけ焦り、呆然とする様の結果です。

中川とハシカンは熟年夫婦の域?それとも交際はフェイクニュース?

さて、熱愛報道後初めて揃っての登場となったハシカンと中川ですが、芸能マスコミの熱い視線を知ってか知らずか、ふたりは緊張することもなく普通に軽口を叩き合っていたようでした。

ベテラン芸能記者は“とても熱愛中のカップルには見えなかった”と昨夜のふたりの様子を説明してくれました。

“だって23歳と24歳だっけ、本当に交際していたとしてもお互いにこの先どうするのかなんて決められないんじゃないかと思うョ”と。

アツアツ♡ラブラブの“熱量”が現場からは全く感じられなかった…これはどういう意味を持つのでしょうね。

既に両者の間で“和平交渉”が成立しているのか、もう熟練した夫婦の域に達しているのか。

それともふたりとも“今は芸能人・中川大志、橋本環奈”としっかりと棲み分けが出来る役者なのか。

愛するペットを抱え中川のマンションから出てきた橋本という構図が、まさかこの映画のプロモーションのためのフェイク・ニュースなのか…。

この4択、皆さんはどう捉えますか?

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by : 福博中 / CC BY-SA , Ogiyoshisan, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

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