美徳のはずだった「謙遜」が、逆に日本人からチャンスを奪っているワケ

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そしてその広告なり、お誘いなり、案内なりがあなたのところにやって来たということは、あなたにとって、何らかの引っかかりがあるということです。

それを手にして、あなたが興味を持ったのなら、そしてその対価が納得できて、且つ、支払うだけの経済力があるのなら、あとはあなたの胸先三寸なんです。

これは変なモノや怪しいモノにも手を出せと言ってるんじゃありませんよ。あなたが自らを振り返って、忖度したり、遠慮したり、謙遜したり、慮ったりして、自分から身を引くような態度を取るのは間違いですよ、と言っているわけです。

「チャンスに後ろ髪はない」という格言は何度も紹介していますが、手を出すことを躊躇するということは、チャンスの前髪を掴もうとしないということなんですよ。

また、世の中のあらゆるサービスは自分のために作られたのだと考えると、世間のあらゆるモノに感謝する気持ちになれます。新幹線とか飛行機ってスゴいですよ。私は何もしていないのに、安全に快適に目的地まで運んでくれるんですから。あんなのをイチから自分で作れって言われたらムリですから。あれをたったの数万円で、好きな時に使わせてもらえるのって、非常にありがたいですよね。

インターネットなんてスゴいサービスを発明した人にも、私は個人的に食事を奢りたいくらいです。あれを作ってくれた人がいなければ、私は未だに非正規雇用で、底辺の生活をしていたはずなんですから。

一事が万事こんな感じで考えると、手を出すことに躊躇することがなくなりますし、同時にこのようなサービスに感謝と畏敬の念を持てると思うんですよね。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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