沢尻エリカ“結婚”報道の真相は?執行猶予明け新恋人と入籍なら薬物不安再び…

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女優の沢尻エリカさん(36)に突然の“結婚”観測が持ち上がり、芸能マスコミがざわついています。報じられたお相手の男性は、よりによって過去に薬物使用歴や逮捕歴があるとされる有名ラッパー。沢尻さんは2019年11月に麻薬取締法違反で逮捕され、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けて休業中。その執行猶予期間が終了するこの2月にも芸能界復帰か?と噂されていましたが、「仮に結婚報道が事実なら薬物依存を克服するのは難しくなる」との見方も。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。

沢尻の新恋人?有名ラッパーに薬物と暴力の過去

“沢尻エリカ 結婚!”

週末、芸能記者たちを大いに驚かせたのがこのニュースでした。

1月13日付けのこのブログで触れたばかりの沢尻のニュースに、思わず『週刊女性PRIME』をチェックしてみました。

この記事からは“結婚”以外に、2つの真実が透けて見えてきます。

ひとつは、専門の治療期間を通じて薬物依存から少しづつ抜け出そうとしているという報道の信憑性に疑問が生じてきたことです。

記事で“とあるラッパーのYouTubeで突如交際宣言が飛び出した”とされている人物の言葉を真に受ければ、その新恋人は6年前に麻薬取締法違反で逮捕された過去があります。

専門医に聞くまでもありませんが、薬物依存治療は同じ病歴のある人物との交流は非常にリスクが高いとされ、再発防止のためにも関係は断つべきもの。

更にこのラッパーは“お互いヘタ打てない同士一緒にね”、“最近いい感じで遊んでくれるからさ、結婚しようと思って”とも語り、もしこれが本当なら2人の親密な関係を伺い知ることができます。

沢尻エリカはエイベックス松浦会長を裏切ったのか?

ふたつ目は、沢尻がもはや『エイベックス』松浦勝人代表取締役会長の管理下にはない、という非常に衝撃的な事実です。

少し前、沢尻の復帰に何とも含みを持たせた曖昧な答えをしていた松浦会長ですが、もし沢尻の面倒をみていたのならさすがに薬物で逮捕歴のあるラッパーと接点を持つことを許すはずはないと思いますし、仮に交際を認めたとしても、カレシにYouTubeで交際宣言させるなんて暴走は、沢尻の復帰に何のプラスにもならないはず。

ということは…沢尻の裏切りがあったと考えるのが全てが腑に落ちる答えかもしれませんね。

ただ、松浦会長が沢尻の面倒をみていたこと、沢尻が薬物依存を克服しようとしていること、そしてこのラッパーが結婚まで考える交際を沢尻としているのかという全てにおいて、何の確証も今の時点ではないことも事実です。

週末のこのニュースを、週が明けた今日、報じている媒体はひとつもありませんでした。

これは沢尻の所属事務所が、マスコミ各社に箝口令を敷いているからで間違いないでしょう。

所属事務所にとって“好ましくないニュース”というわけです。

もしこのラッパーとの交際が事実で、彼がYouTubeで暴走してしまったのだとしたら、これからはあの手この手を使った2人の”引きはがし”工作が始まるでしょうね。

“結婚したいのなら、立て替えた損害賠償金を耳を揃えて返済してからにしろ…”なんて怒号が聞こえてきそうです。

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執行猶予明けの第一声に注目

このブログでも何度か書きましたが、私が薬物依存と聞いてすぐに思い出すのが新宿・職安通り沿いにあったクリニックのことです。

芸能人の間で“尿検査されてもスルーできる”治療が有名で、スネに傷持つ芸能人がお忍びで足繁く通っていたクリニックに、私も潜入取材したことがありました…ちなみに私は薬物依存ではありませんけれど。

もちろん保険対象外の治療ですから、1回で約2万円の治療費がかかったことを思い出します。

日本武道館でライブを終えたばかりのアイドル・グループのメンバーが、大量に汗をかきながら飛び込んできたこともありました。

治療は2時間近くベッドで点滴を受けるのですが、白いカーテン越しに聞こえてくる隣の患者さんの会話に、耳をダンボに聞き入ったものです。

はたして誰が本当のことを言っていて、芸能界への復帰、結婚はどうなるのか…来月にも明けるという執行猶予後の沢尻の動向から目が離せなくなりそうです。

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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: エイベックス・マネジメント公式Webサイト

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