キンプリ永瀬廉推しティアラが激怒!なぜ北川悦吏子の暴言をTV局は許すのか?『夕暮れに、手をつなぐ』視聴率低迷の裏

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恋愛ドラマの神様こと北川悦吏子さん(61)がオリジナル脚本を手がけるドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系 火曜22:00~)の視聴率が低迷しています。「King&Prince」の永瀬廉さん(24)と広瀬すずさん(24)が初共演ということで期待された本作ですが、ここにきて脚本の北川さんが「本当は仕事を受けたくなかった」とも取れるツイートを投稿して、永瀬廉推しのファン(ティアラ)たちは猛反発。いったい何が起こっているのでしょうか?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが分析します。

本当はやりたくなかった?脚本北川の発言が物議

『ロングバケーション』『あすなろ白書』『ビューティフルライフ』などの作品から“恋愛の神様”とも呼ばれている人気脚本家・北川悦吏子のツイッターが波紋を呼んでいます。

現在オンエア中の『夕暮れに、手をつなぐ』を脱稿したことと、その舞台裏を暴露したからです。

“そもそも、この体調で連ドラは無理、と一度お断りしたのですが、なんとか頑張りませんか?と…”

乳酸菌飲料を2口飲むだけで気持ちが悪くなり、それでもチーフプロデューサーに説得、励まされて書いていた…ことを呟いたのです。

これに激しく反応したのはドラマに出演中の『King & Prince』永瀬廉推しのティアラたちと、アンチ北川の視聴者でした。

意地悪な受け取り方をすれば“本当は引き受けたくなかったのにゴリ押しで決められた”、“具合が悪いんだから視聴率が低くても許してね”…なんて解釈もできるこの呟きに、SNSでは“展開が唐突すぎるのは具合が悪くて早く終わらせたかったから?”とか“世界一美しいラブストーリーという触れ込みに騙されました”という辛辣な声が溢れてしまったのです。

“神様”北川悦吏子にテレビ局は頭上がらず

“名前だけで視聴者を獲得できる数少ない脚本家のひとりではありますが、こんな呟きを野放しにしているのにはテレビ局側にも問題があるのでは…”という芸能関係者の声もあります。

このチーフプロデューサーとのコンビで作られた『ビューティフル~』は平均視聴率が32.3%、最終回には41.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という『NHK紅白歌合戦』を凌ぐ数字を残していますし、『ロンバケ』の平均視聴率も29.6%…テレビ局としても北川には足を向けて眠れないという存在なのは確かでしょう。

それだけに永瀬と広瀬すずを起用した『夕暮れに~』の、初回8.0%→6.6%→5.9%という視聴率推移は北川にとって簡単に受け入れられるものではなかったのでしょう、それが呟かせてしまった理由なのかもしれません。

個人的な意見としては、どうにも言い訳をしているようで、どうせなら沈黙を貫いていた方が良かったんじゃないかと思ってしまいます。

実は3年半程前、北川はやはりツイッターで永瀬と思われる役者を“声の高さが微妙。落ち着かない…”と評していたことがありました。

これにSNS上ではたくさんの憶測・指摘を呼ぶことになり、後に“永瀬廉さん(を指したわけ)ではないです”と呟き返しています。

ドラマ後半も期待薄?巻き返しはあるか

脚本家という仕事が架空の人物に少しづつ感情移入しながらストーリーを作り上げていく作業だとしたら、もしその中に“落ち着かない”人物がキャスティングされていたら筆が進まなかったり、人間ですから気持ちが乗らないということにもなっていくでしょう。

脚本家が書いていてあまり気が乗らないのであれば、視聴者側は尚更に物語に感情移入することは困難になると思います。

私は『ビューティフル~』や『ロンバケ』には強い“キムタクLOVE”を感じましたし、それがドラマの面白さ…成功に繋がっていったような気もします。

製作発表会見では「キンプリが出たときから永瀬廉くんのことがいいなと狙っていました」「広瀬さんとのカップリングもすごくいいんじゃないかと…」と発言していた北川です。

しかしSNS上では――
“空豆(広瀬の役名)の九州弁がどこの方言なのか、何を言っているかわからない”
“『逃げ恥』はキャスティングの関係性がよく見えたエンディングの恋ダンスだったけど、『夕暮れ~』の二番煎じは失敗。何で踊るシーンをエンディングに入れるのか意味がわからない”
と、スタッフや出演者には遠慮のない感想が飛び交っています。

後半に向けてしり上がりに“世界一美しいラブストーリー”が展開されることを期待しましょうか…。

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: King & Prince 公式プロフィール

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