ペンギン池落下問題で炎上の加藤浩次。水卜アナ祝福ムードに「水を差した」デカすぎる代償

2023.03.27
 

27日に放送された「スッキリ」(日本テレビ系)にて、MCを務めるお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次(53)が、24日の番組放送中に発生した騒動について謝罪した。発端となったのは、栃木県の「那須どうぶつ王国」からペンギンの餌づけ体験をリポートしていたお笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰(44)に対し、加藤が「池に落ちんなよ」「春日、足元気をつけろ」などと煽り発言をしたところ、春日が合計3度、池に落ちた場面。池にいたペンギンを危険にさらす行為に批判が止まないだけでなく、25日に結婚を発表した水卜麻美アナウンサー(35)に水を差す行為だとの指摘を受けている。

水卜アナと中村倫也の幸せを台無しにした男

27日、水卜アナが総合司会を務める「ZIP!」(日本テレビ系)にサプライズ出演をしたのは、水卜の結婚相手である俳優の中村倫也(36)だ。番組内で、2人は仲睦まじい様子で結婚を報告し、祝福を受けた。

しかしその矢先、後番組である「スッキリ」が放送されるとお祝いムードは一変。番組冒頭のお通夜ムードの謝罪場面に、「加藤が水卜アナの幸せに水を差した」との声も上がった。

週刊誌などで活動する芸能ライターはこう語る。

「水卜さんの好感度は全局のアナウンサーの中でもトップクラス。お相手の中村さんも、長い下積みを経てブレイクした実力派俳優ということもあり、この結婚にケチをつける人は皆無です。その祝福ムードを一瞬にして壊した加藤さんに批判が集まるのも無理はない。タイミングが最悪でしたね」

今回の騒動は当初、煽った加藤と池に落ちた春日の両者が攻撃されていたようだが、今は加藤1人を責める声が強くなってきている。

「春日さんも悪いけど、芸人の先輩である加藤さんの“フリ”を無視することはできなかったんじゃないかと思います。今日の謝罪の場での加藤さんの発言は『打ち合わせを怠った』など、どこか言い訳めいたものもあってか、私の周囲では春日さんに同情する声が多数を占めています」

最後の最後にやらかした“時代遅れの狂犬”

3月末で終了することが決まっている同番組。2006年に放送を開始した当初からMCを務める加藤は、最後の最後、ド派手にやらかしてしまったことになる。

ちなみに加藤は、番組が始まった2006年7月、相方の山本圭壱(55)が起こした不祥事の際も謝罪している。当時、涙を流しながら相方について詫びる男気に好感度は急上昇した。それだけに、「同じ謝罪で世間の反応がここまで違うなんて」と比較してしまう。

今後、加藤はどうなるのだろう。「『狂犬』の異名をとる彼のキャラクターが今の時代にそぐうかと聞かれると、Noでしょうね」と言うのは前出のライターだ。

「コンプライアンスが厳しい時代ですから、視聴者に対して『何かやりそう』と不安を抱かせるキャラは歓迎されないのは事実です。随分と前にはなりますが、加藤さんはバラエティ番組で、今は引退した元AKB48のアイドルの顔面を踏みつけて殺害予告を受けたりしていましたよね。もちろんそれは番組上の台本だと思うのですが、今回のペンギン騒動も芸人のお約束なノリでした。そういった古い笑いしか取れないとなると、需要は減っていくでしょうね」

また、「加藤さんの場合、相方の問題もあります」と続ける。

「2006年に未成年の少女に暴行した罪で書類送検(後に不起訴)された山本圭壱さんは去年、元AKB48の西野未姫さんと結婚し少し話題になりましたが、過去にやったことが重すぎですからね……。視聴者受けを重視するテレビの需要はほとんどないのが現状です。今後、加藤さんもそのイメージに引っ張られる可能性はゼロではないかと。2019年の闇営業問題をきっかけに吉本興業の後ろ盾がなくなってしまっていますし、あれだけのタレントでも、今後の活躍は約束されないのではと感じます」

「春日、足元気をつけろ!」と悪ノリした加藤。今後は、自らの足元に注意する必要がありそうだ。

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