「ジャニーズ御用達女優」広瀬すず、人気下降の原因は女性の拒否反応?奔放な私生活の代償

 

話題作に数多く出演し、第46回日本アカデミー賞では優秀主演女優賞を受賞と今や日本を代表する女優の一人と言ってもいい広瀬すずさん。しかし、どうやら「芸能活動が順調とは言えない状況」だとか……。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。

櫻井翔、広瀬すず、橋本環奈…のキャスティングでも人が呼べないのか

『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』が公開されたので、偵察目的を兼ねて某劇場に足を運んでみることにしました。

場内に入り、余りの観客の少なさに思わず息を呑んでしまいました。

『嵐』櫻井翔、広瀬すず、橋本環奈…のキャスティングでも人を呼べない作品なのか…と。後ろの方の席に座った私が、目視だけで観客の数を確認できるほどです。

公開から3日間の全国映画動員ランキングで初登場3位、興行収入は2億円超えとまずまずのスタートを切ったと報道されていますが、別にワーナー・ブラザースのスタッフでも出演役者のマネージャーでもない私でも思わず溜め息を漏らしてしまいました。

『映画ネメシス~』がいつまで上映されるのかは定かではありませんが、映画関係者に聞けば最終興行収入は“良く見積もって8億円前後かな…”といいます。

5年前の、同じく櫻井翔と広瀬すず出演『ラプラスの魔女』の興収は14億円でしたから、ふたりの共演が“賞味期限切れ”なのか、SNSで溢れているような“わざわざ映画にする必要があるの? スペシャルドラマで十分”がその理由なのか…。

興収だけで判断すれば、この2人のコンビ解消はやむを得ないところでしょう。

最近の広瀬には、何故か“視聴率が獲れない”とか“興収の伸び悩み”が囁かれています。

『King & Prince』永瀬廉との『夕暮れに、手をつなぐ』も、『逃げるは恥だが役に立つ』や『私の家政夫ナギサさん』の『TBS』“火曜ドラマ”枠で平均視聴率6%を少し超えただけで終わってしまいました。

ドラマや本編がヒットするのもしないのにも、制作側や共演者等の様々な要因があるものですが、最近の広瀬は“ついてない”というか、残念な仕事ばかりに巡り会っているように思えてしまいます。『怒り』の頃のような、何とか輝きを取り戻してもらいたいものです。

山﨑賢人との“文春砲”から雲行きが怪しく?

個人的に思うのは、昨年夏の山﨑賢人との“文春砲”あたりから雲行きが怪しくなってきたという事。この報道は一般人…特に同世代から若年層の女性たちに強く拒否反応が出たように思えてならないのです。

数少ない“ジャニーズ事務所御用達”女優は“男女交際”にはクリーンな存在であってほしかったものですが、特に相手が爽やかで誠実そうな山﨑で、しかも“半同棲”ですから…女性たちの拒否反応が更にパワーアップしたことは容易く想像がつきます。

山﨑も山﨑で、“文春砲”のあとに主演した『アトムの童』は“日曜劇場”枠で平均視聴率は2桁に届かない大惨敗でしたし…。

奔放な私生活の代償は余りにも大き過ぎた…といったところでしょうか。

それでなくても、年齢とともに誰もが経験する“若くて可愛い”だけでは生き残れない女優としての過渡期がもうすぐやってくるだけに、このままだと広瀬のこれからがとても心配…なんて勝手に思っている私です。

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: Matteo Chinellato/Shutterstock.com

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