「アワビにバナナ」黒岩祐治知事の当選に神奈川県民から「恥ずかしい」の声。同じ不倫なら“セクシー進次郎知事”待望論も

2023.04.11
 

9日に投開票された神奈川県知事選挙で、黒岩祐治氏が4回目の当選を果たした。選挙期間中に不倫報道があったこともあり、当選後に万歳は行わず「マイナスからのスタートだと思っている」などと暗い表情で語っていたのが印象的だった。

神奈川県民に批判の声も……「選択肢がなさすぎる」と嘆き

4月5日に文春オンラインが報じた、黒岩氏と年下女性との11年にわたる不倫関係。ただでさえ不倫に嫌悪感を示す人が多い昨今、同氏の場合、相手に送った気持ち悪すぎるメールまで公開されてしまい、批判が殺到した。あまり見たくないかもしれないが、念のためキモメールの一部を紹介する。

A子の料理ってどんなかな?アワビにバナナをさしたやつ…

エックス線でもあてたろか? なに~、セックス線だって!

本番前のホンバン?バッカァ~!!生放送前のナマだよ~!!ニュルニュル~~~…

長年、フジテレビの『報道2001』のキャスターを務めていた黒岩氏。クリーンなイメージを持たれていただけに、「アワビにバナナ」などの下ネタを連発する裏の顔は衝撃的だった。これらの文言の影響力は当選後も続いており、彼のTwitterには「頑張ってくださいニュルニュル」「アワビ料理でお祝いされたのでしょうか? デザートはバナナですか?」といったリプが飛び交っている。また、不倫下ネタオヤジを再び知事にした神奈川県民に対して「クソ」という声まで上がる始末だ。

だが、神奈川県民を責めるのは酷だろう。

今回の知事選には黒岩氏のほかに、共産党推薦で市民団体代表・岸牧子氏(66)、政治家女子48党の大津綾香氏(30)、無所属新人の加藤健一郎氏(73)が立候補していたが、「はっきり言って選択肢は一つしかなかった」と40代男性は言う。

「今回は投票に行くかどうか迷いましたが、一応行って黒岩に入れました。けど、あんな人に票を入れなくちゃならない現実が県民として辛いです。でも、年齢の割に実績がない岸さんと加藤さんが知事になっても困るし、もう一人の人だとさらに困ったことになる。選択肢がなさすぎますよ」

また、普段は「投票に行かない人が信じられない」という考えを持つも、「今回は行かなかった」と語った女性もいる。

「無言の怒りと言いますか…どうせ当選するとは思っていましたが『私は認めませんよ』の意思表示のつもりです」(横浜市・40代女性)

知事選の投票率は40.35パーセントと、前回とほぼ横ばいだったものの、驚くのは白紙などの無効投票数が21万2482票にのぼったこと。黒岩氏も「私に対する批判の票と受け止める」と発言していたが、前出の女性のような考えを持った人が多かったのかもしれない。そのほか、

「会社でオッサン上司に『アワビ県の人』といじられました。クソつまんなかったですが、こんなことを言われるのは黒岩のせいですから、マジで腹が立ちます。あんな人が知事で本当に恥ずかしい。でも、自分は黒岩に票を入れたんですよね…情けない」(川崎市・20代男性)

「月曜日、同僚から『ニュルニュル~って神奈川の方言?』と聞かれて●したくなった。僕は政治家女子48党に入れましたよ、どうせ落ちるから影響ないと思って」(川崎市・30代男性)

「間違いなく県の品位が下がりました。これならまだ埼玉か千葉に住んだ方がマシ。投票には行ってないです」(横浜市・30代女性)

の声が聞けた。埼玉県と千葉県を下に見る女性以外は「実害」があったようで同情してしまう。

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