2.未経験の販売員用動画教材
販売員教育の効果を高めるために、動画教材を制作することが有効です。
販売未経験者の初期研修として動画教材を作成する場合、以下のような要素を考慮して構成を考えましょう。
(1)はじめに
会社やブランドの特徴、ミッション、価値観の紹介から始め、ビデオ研修の目的を紹介します。これにより、研修のトーンを整え、文脈を作ることができます。
(2)トピックの提示
動画教材毎に、「コミュニケーションスキル」や「商品知識」など、特定のトピックを扱う必要があります。それらの内容と流れについて解説します。重要なポイントを説明するためのビジュアルエイド(図、グラフ、イラスト、写真等)や具体的な事例を用いて、明確で簡潔な方法で提示する必要があります。
(3)デモンストレーション
トピックを紹介した後、そのスキルや知識を実際のシナリオでどのように適用するかを示すデモを行います。
ロールプレイングやシミュレーション、顧客とのやりとりの成功例などを通じて理解を深めましょう。
(4)フィードバックとフォローアップ
各ビデオの後、販売員が内容を理解し、業務に活用できているかどうかを確認するために、フィードバックとフォローアップを行うことが重要です。クイズやアセスメント(評価を定めること)、インタラクティブなエクササイズで、知識やスキルをテストすることができます。
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