週刊誌が、俳優・織田裕二の3年ぶり地上波連続ドラマ出演を報じました。過去、織田の取材で海外に飛んだ経験を持つ芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、織田が米倉涼子や水谷豊に代わって“テレビ朝日の顔になること”に期待。そしてアメリカで取材した織田所有の数十億円もの資産価値があるという不動産物件をめぐった思い出を明かしています。
過去のタレコミを思い出す
『FRIDAYデジタル』が織田裕二の3年ぶり地上波連続ドラマ出演を報じています。
注目は30年ぶりの脇役での出演ということ…今売り出し中で来年前期、朝の連続テレビ小説『虎に翼』ヒロインの伊藤沙莉の“番手”出演です。
掲載された写真からは、“どうしても地上波で役者をやりたい!”感がダイレクトに伝わってきます。水を得た魚のように“役者・織田裕二”を満喫しているかのようです。
『FRIDAY~』は触れていませんでしたが、織田が『テレビ朝日』系の連ドラに出演するのは初めてになるのですね…これにはちょっと驚きました。
織田といえば芝居に対する情熱の深さと熱さが有名で、その熱き思いは時に共演者やスタッフから煙たがれることもしばしばですが、今回の『シッコウ!!~犬と私と執行官~』は大丈夫でしょうか…現場で台本の書き直しを提案なんてことがトラブルに発展しないことを祈るばかりです。
私が織田の名前に真っ先に思い出すのは、10数年前に現職の国会議員から聞いた、“ある疑惑”を裏付ける織田のツーショットの話です。
当時の自宅マンションのエレベーターから、毛深い小太りのワイルドな男性と手を繋いで降りてきた織田を見た!と、その国会議員は言うのです。思わず卒倒しそうになった…と。
私の聞き込み取材はその話を聞いた翌日から始まりました。
芸能記者という生き物は、何か真新しいテーマに直面したときに足取りが軽くなるものなのですが、その時も近所のスーパーやコンビニ、ファーストフード店等を意気揚々と、次から次に尋ね歩いたことを思い出します。
結局それは、私の靴の裏を擦り減らすだけで何の成果も上げられなかったのですけれど、今テレビで国会中継で居眠りする先生を見る度“あのタレこみは見間違いじゃなかったですか?”と聞いてみたい衝動に駆られてしまいます。