バッシングを受ける理由は“企業の顔”として契約してしまった判断の甘さ
こんな時代ですから、芸能プロダクションはできれば“断りたくない仕事”が大きなお金が動くCM契約です。
タレントの事務所は何年前からでしょうか、クライアントと事務所の契約書に“スポンサー側の不祥事により契約解除の場合”という文言を入れるようになりました。
佐藤が保険金不正請求の仕組みや、広瀬が建築基準法の細かい中身まで知っていたとは到底思えませんが、バッシングを受けるのは“企業の顔”として契約してしまった判断の甘さから。
タレント側も企業側も、不祥事の余波がどこまで世間一般に不快な思いをさせるのかを、改めて胸に手を当てて考えて欲しいと思います。
プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」
image by:ケイファクトリー公式サイト
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