ススキノ“首切断”事件で精神科医一家3人逮捕、動機は「怨恨」が濃厚?あえて首を持ち帰った訳は…関係者が証言

2023.07.26
Spectaculars_of_Susukino-Sapporo
 

札幌市・ススキノのホテルで62歳の男性が殺害され、頭の部分が持ち去られた事件が急展開を迎えた。北海道警は25日までに、札幌市の職業不詳・田村瑠奈容疑者(29)と、父親で精神科医の修容疑者(59)、母親の浩子容疑者(60)の3人を死体損壊などの疑いで逮捕した。頭を切断し持ち帰るといった残虐性に加えて、一家全員の関与が疑われているという衝撃的な展開に世間の関心は高い。一体、容疑者一家に何があったのだろうか?関係者を取材した。

動機は“怨恨説”が濃厚

この事件を取材する夕刊紙の記者は以下のように話す。

「人間の首を切断し持ち帰るといった残虐性、そして犯人の性別も判然としていなかったこともあり、関係者内でも情報が錯綜していましたが、警察は早い段階から容疑者を絞っていたと聞いています。容疑者が複数のため、慎重に捜査を進めていたのでしょう」

25日、集英社オンラインが犯行動機として被害者の「不同意性交疑惑」を報じた。これについて、前出の記者は言う。

「不同意性交について、私はまだ聞いていませんが、ほぼ間違いなく動機は“怨恨”。犯行の過激さから猟奇殺人説もありますが、娘の快楽殺人を親が手助けする必要がありません。そして、快楽で人間の首を切り落とすような人間が、30歳近くまで何も起こさなかったとは考えにくいです。被害者と瑠奈容疑者の間に起きたトラブルが、容疑者家族も巻き込む相当大きなものだったと考えるのが自然でしょう」

首を持ち帰った理由は?

動機は“怨恨”。だが、切断した首を持ち帰るという異常行動についてはどう考えているのだろう?

「これについてはシンプルで、被害者の身元特定を遅らせる、といった理由が濃厚です。犯行動機が怨恨の場合、それが当事者に近しい外部に漏れないということは通常、あり得ません。噂程度であっても、トラブルは耳に入るものなのです。少しでも身元発覚を伸ばす意味で首を切断、持ち帰ったと考えられます」(社会部記者)

別の記者は、怨恨の根深さを指摘する。

「事前にノコギリを購入し、修容疑者が送迎を担うなど計画性の高さがうかがえる事件です。精神科医である修容疑者がどこまで“レクチャー”したのかは不明なものの、女性が成人男性の首を短時間で切り落とし、浴槽も綺麗な状態にしている。これはかなりの練習が必要になります。容疑者一家が“綿密なプラン”を立てて実行したことは想像に難くありません」(週刊誌記者)

衝撃度の高い事件の真相解明が待たれる。

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