無料サービスを見直せ。人時売上を1.6倍に改善した飲食店の巧みな戦略

 

■店舗でやる仕事を絞り込む

店舗ビジネスは店舗の拡大と共に、どんどん生産性は下がってしまいます。

最初の1店舗で型を作れたと思っても、その延長だと10店舗くらいになると完了が遅くなり、それ以上になるとやり切れないなんて問題も。

それをマンパワーで乗り切ろう!なんて難しく、

  • 店舗でやるべき仕事
  • バックオフィスでやるべき仕事

これを明確に分けました。

バックオフィスでやるべき仕事

  • 集客の管理(SNS、食べログ、Googleなど)
  • データ管理(日次決算以外の業務を本部化)
  • 電話の一元管理(仕出し事業のみ)

この辺りを店舗の仕事から減らしました。つまり店舗は

  • 目の前のお客様にご満足いただくこと
  • 発注
  • シフト作成

この辺りの業務に集中できるようにしました。

これのデメリットは「固定費」が上がるので全社売上が低いと無理ということ。

  • 本部固定費<店舗生産性悪化の人件費

この構造のポイントはいつか?を明確にし、それを落とし込んでいった感じです。

■セントラルキッチンを意味あるものに

セントラルキッチンは導入されていましたが、全く意味をなしていませんでした。

店舗側

移行しやすいメニューをCKに依頼。しかしそれをやっても店舗の時間は特に減らず。

店舗はちょっとの業務は減っても、時間が減らないので生産性は改善せず。

CK側

店舗側からちょこちょこメニューばかりなので、大量調理ができず生産効率は改善せず。

しかも家賃・そこでの人件費が追加されるので、むしろ収益を悪化させる部門に──(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2023年8月28日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

初月無料で読む

image by: Shutterstock.com

堀部太一この著者の記事一覧

関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ 』

【著者】 堀部太一 【月額】 ¥880/月(税込) 初月無料 【発行周期】

print
いま読まれてます

  • 無料サービスを見直せ。人時売上を1.6倍に改善した飲食店の巧みな戦略
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け