子どもが小さいうちはゲームを禁止にしているという家庭も多いのではないでしょうか。そこで問題となるのが、いつ許可したらいいのかということ。まったくゲームをしないという50代の父親からの相談に答えるのは『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』著者で人気コンサルの永江一石さん。いつまでもゲームを禁止にしておくのは難しいとしたうえで、年齢や学年ではなく子どもの性格を見極めることが大切と伝えています。
子どもにゲームを許可するのに適切な時期は
Question
50代外科医です。小学生~中学生の子どもがいて、ゲーム禁止にしており、ゲーム機を買っていません。私はゲームは全くしませんが、ゲームはさせて良いのでしょうか?許可するとしたら、いつからが良いのでしょうか?よろしくお願いします。
永江さんからの回答
これはお子さんの性格によると思いますね。ゲーム機を買ったからといって、その子が自分で制御できない程ゲームにのめり込んでしまうかというと必ずしもそうではないでしょう。一方で、抑制できずゲームだけしてしまう子もいるし、大きくなっても(大人でも)勉強や人との交流も避けてゲームに逃避する子もいるのも事実です。
また、親がゲーム機を買わなくても、いずれスマホやPCを持てばゲームができるし、お小遣いでこっそりゲーム機を買うこともできるので、子どもたちは遅かれ早かれ自分でゲームができる環境に置かれます。
これってつまり、ゲーム機を与えるかどうかよりも、その子が克己心を持っているかや、ゲームにハマりやすいかの方が考えるべき要素として重要だということだと思います。
もしお子さんが、意志力が弱い傾向があるなど、他のことができなくなる程ゲームに中毒性を持ってハマってしまいそうならば、出来るだけ時期を遅くするために買い与えない方が良いでしょう。逆に、1日30分など抑制しながらゲームを楽しめるなら、今から買っても何も問題はないんじゃないでしょうか。
ちなみに、わたしの身内はゲームをしてもあまり関心を持ちませんでしたが、わたし自身は過去に何度かソシャゲで大量に課金したことがありますw。やはり人それぞれですので、お子さんを見て判断していくのが良いと思います。
この記事の著者・永江一石さんのメルマガ
image by: imtmphoto / shutterstock.com