マルチタスクのするときの条件
ただし、いっさいマルチタスクをしないわけではありません。2つのことを同時にある場合があります。
さんざん、シングルタスクと言っていたのに、いったい、どんなときにマルチタスクをするのかと言うと、例えば
・ジムへ行ってエアロバイクに乗りながらビジネス系のYouTubeを観る
・歯を磨きながら、ほかのセミナー講師のDVDを見る
・シャワーを浴びながら、今後の計画を立てる
・散歩をしながら、仕事の段取り企画を考える
など。そんなときは、マルチタスク、つまり同時に2つのことをやっています。これらは、脳を使うことと、脳を使わないことを同時にやっているだけです。
・音楽を聴きながら勉強する
・ラジオを聴きながら仕事をする
・部下の話を聞きながら、企画書を書く
これらのように、脳と脳を同時に使ったマルチタスクをやりません。
脳科学的には、そもそも、脳は同時に2つのことは考えられないそうです。「自分がマルチタスク人間だよ」と言っている方もいますが、そのような方は1つの仕事ともう1つの仕事のスイッチを瞬時に切り替えて、行っているのです。
厳密に言えば、同時に行っているわけではないのです――(メルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』2023年9月28日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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