選挙だけじゃない。元明石市長の泉房穂さんが教える「一般庶民が政治を動かす方法」

 

政治家に転身する前に準備しておくべきこととは?

Question

shitumon

僕は阪大工学部の3回生です。2週間前のこと、泉さんの『社会の変え方』がAudibleで配信されていたので、暇つぶしになればと思って聴いてみたのですが、大変なことに、泉さんの弱者を想う気持ちにすっかり心を打たれてしまいました。

元々はエンジニアとして人生を全うするつもりでしたが、それだけでなく、弱い人にやさしい泉さんのような政治家になりたいとも強く思うようになりました。40歳ごろで政治家に転身しようと考えているのですが、それまでに準備しておくべきことがあれば教えてほしいです。司法試験の勉強はすでに始めています。

泉房穂さんからの回答

私の場合、20代の半ばの頃に、石井紘基さんから、政治家になる前に、まずは弁護士になることを強く勧められ、その道を歩むことになりました。

「急いで政治家になってはいけない。まずは世の中を知ることだ。弁護士として本気で人助けをしなさい。そうすれば様々なことが見えてくるはずだ。その経験をしたうえで、政治家になった方が、いい政治家になれるから」というのが、そのときの石井紘基さんの言葉でした。「弁護士になっていれば、選挙での落選を恐れず、胸を張った仕事のできる政治家になれるから」とも言われました。

その当時はピンときませんでしたが、今となっては、石井紘基さんのそのときの言葉の意味がよくわかります。

  1. 世の中を知ることと
  2. 生活の糧があることの重要性

と言ってもいいかもしれません。心ある政治家になってくださいね。応援しています。

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image by: 農林水産省, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons

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1963年 明石の漁師町の生まれ。明石西高校、東大(教育学部)卒業後、NHKディレクター、石井紘基氏の秘書などを経て、弁護士。衆議院議員を経て、社会福祉士の資格取得。2011年より12年間、明石市長。柔道三段、手話検定2級、タコ検定達人。

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【著者】 泉房穂 【月額】 ¥550/月(税込) 【発行周期】 毎週 金曜日

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