嫌な仕事を断れない「いい人」はいずれ詰む。うまく断るための「コツ」はコレだ

 

さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

「その仕事は嫌なのでやりません」という言い方はあまりスマートではありません。それでは確実に波風が立ちます

自分がその仕事を嫌だと思っているかどうかではなく、その仕事をするだけの力がないと伝えればいい

能力的にできない、または、時間的にできない。これが、嫌な仕事を断るときの最強の言い訳です

あなたも上司の側に立ちます。あくまで、気持ちの問題です。まずは「私もこの仕事を私にやらせたい」という立場に立つのです

大事なのはまず、本当はやりたいという意思を伝え、その上で、できないという事実よりもその理由を伝えることです。理由がわかれば、人は納得するのです

あなた自身のこと、そして仕事状況を上司に把握しておいてもらう必要がある

したいことをして、したくないことはしない、そういう人間なのだということを、隠さないこと

挨拶には現状報告をプラスする

同僚や部下のことをよく知っていれば、推薦すべき人のことがすぐに思い浮かぶ

その仕事をする理由が明確になれば、その仕事は嫌な仕事ではなくなる

AIが人間の仕事を奪っていくのは確実です。そうであるならば、AIによって奪われそうな仕事より、【AIにされたら嫌な仕事】に着目すべきです

それまでの自分の得意分野とは少しずれた、誰かから提案されないとやってみようとも思わない仕事については、やってみると、それが将来の大きな武器になる可能性があります

「食わず嫌い」は損をする

100人中で1番では、私よりできる人がいる可能性が高いです。1万人中1番になるには、1000人中1番になるのに比べて10倍以上、努力が必要です。
なので、1000人中1番がちょうどいい

これからの社会人は8社を経験する

途中から、『嫌な仕事のうまい断り方』を超えて、キャリア開発の話になりますが、多様なキャリアを持っている著者の話だけに、説得力があります。

『嫌な仕事のうまい断り方』から始まって、嫌な仕事がキャリアの可能性を拓くという話になるあたり、上手いと思いました。

ぜひ読んでみてください。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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