イチロー選手といえば、歴史的偉業をなしとげたメジャーリーガー。彼の名言から学ぶことは多くあります。今回のメルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、その一部を紹介しています。
8000回以上は悔しい思いをしている~イチローの金言に学ぶ~
メジャーリーグ通算3089安打という、歴史的偉業を成し遂げたイチロー選手。2019年に引退した後も、稀代のプロフェッショナルとして残した言葉はなお輝きを放っています。
月刊『致知』で紹介されたその金言の数々から、「超一流」と「一流」を分けるものとは何か、そのヒントを探ります。
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(イチローの金言集)
●「高校の時に寮に入っていた3年間、僕は寝る前の10分間素振りをしていました。そしてそれを1年365日、3年間欠かさず続けました。それが僕の誰にも負けないと思える努力です」(『致知』2015年3月号)
●「目標が高すぎて手に届かなかったら、どうするんですか。そこで諦めてしまうでしょう。それは目標としておかしいんじゃないですか。
まず自分がクリアできるところに目標を設定して、それをクリアできたら次の目標を立てればいい。目標をクリアするたびに達成感を味わうことで、さらにプラスに物事が考えられるようになっていくんですよ。逆に達成できない目標だったら、追い込まれるばかりで何が楽しいんですか」(『致知』2015年3月号)
●「心が折れそうになった時、自分が続けてきたことをやめてしまおうと思ったこともあった。しかし、もし仮にやめてしまったら自分が自分ではなくなってしまう」(『致知』2015年3月号)
●「4000本のヒットを打つために8000回以上は悔しい思いをしてきている。その苦しみと自分なりに向き合ってきた。誇れるとしたらそこじゃないかと思います」(『致知』2015年3月号)
●「大人になった私たちが、子供の頃のように野球がしたい、ヒットを打ちたい、少しでもうまくなりたいという思いをキープすることができたらずっと向上し続けることができます」(『致知』2015年3月号)
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