LINEの「既読スルー」を好きな人にされてしまうと、いてもたってもいられなくなる…なんてことありませんか? 今回は1万人を超える恋愛相談実績を持つマーチン先生が自身のメルマガ『マーチン先生の恋愛教室/180°前向きになれる恋愛術』で「既読スルー」問題について言及。実はそれ、既読スルーじゃないかも!?
それは既読スルーじゃないよ!
今回は、同じ会社で曖昧な関係にあるお二人の話です。女性が夜23時頃に、何となく寂しくなって「今、何してるの?」とLINEしたそうなのです。でも、それが既読にならず、そのまま寝てしまいました。そして朝になり既読が付くけれどそのままスルー。
会社に行くと彼がいて、朝の休憩室で他の人も含めて、彼と話ができたそうなのです。そして、二人はそのまま業務に取りかかかりました。そしてその夜、こんな質問が届くのです。
「それで結局、LINEは既読スルーのままなんです……。どうしたらいいんでしょう?」
ええええ!!それは、既読スルーとは言わないです~(>_<)
この話をリアル教室でも取り上げたところ、「うん、それは既読スルーだ」という認識の方が他にもいらっしゃいましたが違いますよー(^^; 理由は、二人はもう「コミュニケーションを取っているから」です。
だって、じゃあLINE(文字)はスルーしたままで、電話で話しても「既読スルー」なのでしょうか!? そんなわけないですよね。
スルーとは「無視」という意味で、「コミュニケーションが取れない」という意味あいです。そして、LINEはコミュニケーションツールのひとつに過ぎません。つまり、LINEでコミュニケーションが取れなくても、他の方法でコミュニケーションが取れていたらいいのです。
「昨日の話題に触れていないなら既読スルー」だという意見もありましたが、これまた、そんなわけありません。メールやチャットの時代から「全ての内容に返答することはない」のが、上手なコミュニケーション方法です。
思い当たる人も多いと思います。長文メールをくれるお相手の場合、話題が3つも4つもあったりします。それに全て返事をしようとすると返信が大変で、窮屈になるわけです。だから、どうでもいい話題(というと失礼ですが・笑)はスルーするのが、上手なやりとりでした。
これを今回に当てはめると、昨夜23時に「今、何してるの?」を言われたことに、翌日になって答える意味は、まっっったくないのです!!(心情的にではなく、実務的に答える意味がない)メールの例で言うなら、「まさにスルーすべき」という内容です。そんな返答をいつまでも求めていると、「面倒くさい」と言われてしまう原因となるわけです。
……という説明をしたところ、
「じゃあ、私が連投する形になって、いいんでしょうか?」
……もちろんです(^^;
ノー・プロブレムッ! もーまんたいっ!!
ツールは便利に活用するものです。ツールに振り回されず、健康な交際をしていきましょう(^^)
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