前山剛久「トントン拍子で芸能界復帰」のウラ事情。故・神田沙也加さんへの「死ねよ」暴言すら「コスパのいい宣伝」感覚か…!?

2024.09.17
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神田正輝さんと松田聖子さんの娘で女優の神田沙也加さん(享年35)が、札幌市内のホテル高層階から転落し亡くなったのは2021年12月18日のこと。元恋人の前山剛久(まえやまたかひさ)は訃報の直前、沙也加さんに「死ねよ」など暴言を吐いていたことから“自殺教唆”の批判を浴びて芸能界を引退することになりました。ところがあれからわずか3年、ここにきて前山剛久“芸能界復帰”の動きが加速しています。一体どういうことなのでしょうか?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。

神田沙也加さん元恋人、前山剛久の舞台復帰に共演女優2人が「ノー」

2022年6月末日で芸能界を引退していた前山剛久が、9月8日付けの自身のインスタグラムで、約3年ぶりとなる舞台への出演を発表しました。

しかしその5日後、共演者として予定されていた女優2人が所属事務所の判断で突然降板を発表したことで、11月7日~11日の、294席を有するシアターサンモールの予定公演『ある日の通り雨と共に』が芸能マスコミ注目の的となっています。

復帰舞台出演発表の前には、『週刊女性』のインタビューや、『週刊文春』からの質問項目にメールで答えていたりしていましたから、何らかの復帰作が決まったのだろうとは思っていましたが…。

長年、芸能記者の現場にいれば、たびたびこのような“すねに傷持つ”輩が、再起をかけて擦り寄ってくることがあるのを目にします。

「復帰は簡単じゃないとは思うけど、1度アドバルーンを打ちあげて、世間の反応を確かめてみたい」というわけです。

特に女性誌の読者は、かつての人気者の“あの人は今”企画が大好きですから、編集部も合併号等の企画物として、よくワイド記事のテーマにするのです。

「もう死ねば。みんな喜ぶんじゃない?」故・神田沙也加さんへの暴言で引退

ここで少し、前山剛久なる役者を振り返ってみましょう。

大学在籍時にオーディションのファイナリストとなり、2011年の舞台『ミュージカル 忍たま乱太郎』でデビュー、2012年9月から始まった『仮面ライダーウイザード』(テレビ朝日系)には第18話から参加します。

一気に名前が一般的に広まったといえば、2021年、神田正輝と松田聖子の愛娘・神田沙也加さんの訃報でしょう。

沙也加さんとの交際を認め、追悼コメントも発表していました。

最愛の恋人を亡くしたことで悲劇のヒーロー扱いも束の間、数日後には『週刊文春』が、ケンカ時に沙也加さんに暴言を吐く前山の音声データを誌上公開し、決まっていた舞台を降板、大手芸能プロダクションから退所が発表されたという経緯を持つ人物です。

私個人の推測ですが、おそらく、復帰に向けての週刊誌の記事に対する反応が悪くなかったのでしょう、周囲は一気に復帰に向けて動き始めたわけです。

舞台の主催側も、宣伝費を一切かけずに、前山の名前だけでこんなに話題になるのは、いやらしく考えればいいプロモーションになったわけですから“ホクホク”ですよね。

もしかしたら2人の女優の突然の降板も演出のひとつだったりして…なんて考えてしまいます。

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