日本の政治家は恐れずに原発処理水を飲んでみせよ
本当なら戦後レジームをなんとかするという点で、サンフランシスコ平和条約をいったん破棄して、面倒でも48か国と、11条をカットして、新平和条約を結ぶという方法はあり得る。
これをビビッてできないくせに、分祀もしたくない、靖國には行きたいというのは魂胆が卑しい。
そういう意味で、高市という人が首相にならなくて本当によかったのだが、石破という人に何ができるのかもよくわからない。
ところで、中国が突然、海産物の輸入再開を言いだしてきた。
これは中国が日本を少し近づけるための作戦らしいが、結局、石破だってごりごりの親米で、中国と仲良くする気はないだろう。
ただ、この水産物の禁輸に関して、日本ではいいがかりというし、汚染水でなく、処理水だと強弁するが、いちばんの問題は、だったら何重にも濾過しているんだから飲めよということだ。

原発処理水の一杯も飲めない政治家が習近平に勝てるのか(出典:plavi011 / Shutterstock.com | 画像引用・キャプションは編集部)
ひろゆき氏は下水を飲めというのと同じことだと言っているようだが、処理水はきちんと処理はされているし、私なら飲める。
政治家のくせにビビッて飲める人が誰もいない国は戦争などできないのだから、いい加減武器に無駄金を使うなと言いたい。
(本記事は有料メルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』2024年9月28日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。10月分のすべてのメルマガが届きます)
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image by: 首相官邸ホームページ








