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伊藤英明のTikTokは面白い?それとも危ない!? 芸能記者が考える50歳目前の現在地と『海猿』騒動の先に見えるもの

けだるそうな表情で、コンタクトレンズを自分の眼にはめ込む――のかと思いきや、そのままレンズを鼻の穴に挿入!? 俳優・伊藤英明(49)がTikTokに投稿した、そんな動画が話題になっています。ネットでは、思わず爆笑してしまったという素直な感想がある一方、あまりに意味不明すぎて過去のマジックマッシュルーム騒動を思い出したという人も…!? 芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、この8月に50歳の節目を迎える伊藤という役者をどう見ているのでしょうか?

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伊藤英明に“キノコ疑惑”再燃!? TikTok投稿が話題

伊藤英明のシュールすぎるTikTokが話題になっています。

ボサボサの髪に無精ひげを蓄えた伊藤が、コンタクトレンズを眼に装着するとみせて鼻の穴へ…という動画です。

コメント欄の感想をみると、「死ぬほど笑ったwww」「こんなキャラでしたっけ? 海猿イメージ裏切られた…笑」といったものから、「またキノコ食った?」「またやってんのか、懲りねぇなマッシュ…」といった、少々物騒なものまで。

@the_hideakiito

ヨイショっと I can see sounds and smell colors #jokes #expecttheunexpected

♬ edamame – bbno$

これまでも何度かシュールな動画をアップしている伊藤ですから、別に何か意味があっての投稿ではないように思えます。彼の眼の動きを見るかぎり、警察沙汰になるようなことはしていないのは明らかでしょう。

落ち着かない眼の動きや充血、眼の奥の鈍い光…といった私の知る限りでの“兆候”、一般的な健康人との明らかな“違い”は見受けられませんでした。

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なぜ伊藤はあの時、『海猿』原作者と揉めたのか?

さて、伊藤という役者を語る上で特に印象的なのが、2年ほど前になるでしょうか、『海猿』原作者とのいざこざです。

伊藤と言えば『海猿』…彼のフィルモグラフィに欠かせない作品だと思いますが、この原作者が実名を出してはいないものの、“海猿主演俳優”を「嫌なヤツだと思いました」とnoteに投稿したのです。

最初の劇場版『海猿 -ウミザル-』は2004年6月公開でしたから、伊藤と原作者と『海猿』は20年以上の“ウインウイン”関係を続けていると、私は勝手に思っていたのです。ところが…。

それは2012年に公開された『BRAVE HEARTS 海猿』の収録現場での出来事だったようです。

原作者いわく、プロデューサーから主演俳優を紹介すると言われて挨拶に出向いた現場で、「原作者?喋んなきゃダメ!?」と吐き捨てられたというのです。

原作者は「撮影前だったらしく、“主演俳優”はピリピリしていました」とも言っています。

別に“主演俳優”の肩を持つわけではありませんが、東宝の大作映画の主演を張ることは、役者にとってプレッシャーがないといったらウソになるでしょう。

動線の確認や、セリフがちゃんと入っているか、撮影前は不安定な面持ちになるのは当然です。

そんな緊張MAX時に、プロデューサーからとはいえ、芝居とはまったく関係のない話をされたら…芝居をすること以外に構っている暇はない!というのが本音だと思います。(次ページに続く)

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憑依型俳優、伊藤英明の強みと弱み

ただこの原作者の投稿の後、伊藤がこれに返す形で、原作者のサイン入り原画をさらしたことが、別のトラブルを生む原因となったのです。

「先生に頂いた原画を今も大切にしています」とのコメントと一緒に披露された原画には、“2005·夏”と原作者のサインが記されていましたが、この投稿に原作者は「僕が現場を訪れたのは2012年(もしくは2011年?)の一度きりです。伊藤さんが会ったのは誰だったのでしょうか」と投稿したのです。

SNSでは、原作者が本物だとするサインと、伊藤が投稿した原画のサインの“筆跡鑑定”まで行われる騒ぎになり、もつれにもつれた両者の関係はこれでプッツリと切れたようでした…。

おまけに劇場版制作のフジテレビの無礼もあり、合計で242億円超という興行収入成績を残した劇場版『海猿』シリーズは永久に封印されてしまったのです。

もう少し伊藤が体裁を繕っていたら…もう少し大人の対応をしていたら…なんて思ってしまいますが、役にのめり込むあまり、普段の生活もままならなくなってしまうのが、当時の伊藤英明という役者だったのではないでしょうか。

特に海上保安官の機動救難隊、機動救難士、潜水士という命にかかわる役柄設定ですから、“憑依型”の伊藤には余裕がなかったこともあるのではないでしょうか。

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歳も重ね、仕事やプライベートといった周辺の環境も変わった今、当時の“棘”は丸くなったのかもしれませんが、『TOKYO VICE』などを観る限り、時々その棘が頭をもたげてくる時もあるようです。

ふっと、役作りから離れた時の、たまたま思いついたシュールな投稿を、また期待して待ちたいと思います…。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

image by: the_hideakiito (@the_hideakiito) | TikTok

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