不倫騒動の渦中にいる女優の永野芽郁(25)の近影を週刊誌がキャッチ。“普通の不倫”ではなく、田中圭(40)&キム・ムジュン(26)との“二股不倫”で清純派イメージが崩壊した直後とあって、“ゲッソリ”“憔悴”“目元が腫れる”などと永野の様子が紹介されています。ところが、実際に掲載された写真を見るかぎり、永野はほとんどめげていない印象も?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは「ずいぶんと元気そうだな…」と感じたと言います。
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永野芽郁の写真を撮るなら「ニッポン放送しかない」理由
永野芽郁の近影を『NEWSポストセブン』が捉えていました。
私が駆け出しの週刊誌記者だった頃、先輩によく言われていた言葉を思い出します。
「10本のどうしようもないクズ記事よりも、1枚の写真!」
スキャンダルを報じる際、靴のカカトが磨り減るほど歩き回って掴んだ“あまり驚くようなネタではないけれど、ターゲットの日常が垣間見られる話”を何本も読まされるより、読者は渦中の人物の近影写真のほうによっぽど興味を持つ、ということです。
足を使ってせっかく取材したのだから、話自体は大して面白くないかもしれないけれど…と掲載する10本の記事より、少々ピントがボヤけていようが、たった1枚のターゲットの近影写真のほうに読者ははるかに強いリアリティを感じるものです。文字だけで状況説明するような記事よりも、想像も妄想もダイレクトに膨らみますから。
今回の永野の近影は、有楽町駅にほど近いニッポン放送で『オールナイトニッポン(以下ANN)X』の放送を終えて出てきたタイミングで撮られたようですね。
実はこの放送局、私たちの間では、タレントの近影や直撃、放送終わりからの追跡取材では重宝されているスポットでもあります。生放送が多いANNは、夜中3時すぎ以降に出てくるタレントを待つファンの“出待ち”ももちろんありますが、ターゲットをひっそりと待ち構えるマスコミの姿もしばしば目撃される場所なのです。
ただ同誌によれば、この日の建物周辺は東南アジア某国のように厳戒態勢が敷かれていたようですね。
永野の出演前には複数のスタッフが警備にあたり、放送後も同様に周囲を警戒。数人は駅までの道を様子を伺いながら行ったり来たりしていた…そうです。
ドラマ・映画のロケ現場や、スキャンダル渦中の芸能人の自宅周辺ではよくあることですが、現場周辺で“普段は見慣れない車”や“長時間停まっている怪しげな車”を見つけると、スタッフが容赦なく窓を叩いて移動を促すのが通例になっています。
中には私たちの車のナンバーを控えている強者もいて、窓越しに「おたく、〇〇さんでしょ?わかってるよ。後で痛い目に遭うよ…」なんて言われたことも…。
こっちが「何?急に眠気が襲ってきて休憩してただけ」とか「道に迷って、今調べているから…」と言っても、彼らは聞く耳を持ちません。
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“憔悴”しているはずの永野、実はまったくめげていない可能性!?
さて、永野の近影に関して『ポストセブンは』――
“ゲッソリ”
“憔悴”
“目元が腫れる”
といった表現で彼女の心身を心配してみせています。
ただ、私の個人的な、正直な感想としては、ダメージが大きいスキャンダル渦中にしては、“ずいぶんと元気そうだな…”と思いました。
女優さんであれば、体の細さは“痩せすぎ”くらいが普通ですし、何より彼女がカメラマンに送った“強力な目力”に溢れた写真から「勝手に撮ってんじゃないョ!」という強い心の叫びが伝わってくるからです。
自分たちで散々報道をしておいて、心配するのも変な話ですが、私はこの写真を見て、“永野本人はそんなにめげていないのかも…”なんて思ってしまいました。
本当にこのスキャンダルで“憔悴”しているのなら、深夜のANNにも出演できず、ラジオ局にさえ来れないのでは…なんて、彼女の佇まいをしばらくボーっと眺めながら考えていました。(次ページに続く)
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