今ブームの「麻辣湯」は儲かるのか?外食のプロが原価・人件費・初期投資から読み解く!

 

■原価率の構造

麻辣湯は原価率が非常に低い業態です。麻辣湯は20~25%程度。直営なら20%ちょいくらい。

理由は明確で、

・主原料が野菜・春雨・冷凍練り物で安い。

・動物性タンパク(肉類)比率が低め

・スープベースは仕入れ

・ロスが出にくい

・麺の保存が効くので在庫管理が楽

ラーメンと比べると本当に楽ですよね。

オペレーションが物凄く楽で粗利率が高い。これもスピード出店の一つになっています。

■人件費率の構造

人件費も抑えやすい業態です。

・調理工程がシンプル(スープで煮込むだけ)

・セルフ方式の省人化

・一人鍋スタイルなので準備が楽

などなど。人件費率は売上次第なので変わりますが、ツーオペで十分成り立ちやすいです。

■初期投資と業態転換

めちゃくちゃ安いです。

基本は居抜き物件。それだと300万円台程度の立ち上げ。業態転換ならより圧縮できます。

儲かっていないラーメンや中華業態だと本当に軽く変えてしまうことができます。

■これは続くのか?

続かーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』 2025年8月4日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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