2022年11月の登場以来、私たちの生活に大変革を起こしたと言っても過言ではないChatGPT。しかしながら未だ仕事上での活用に二の足を踏んでいる、もしくは必要性を感じていないとうビジネスパーソンも少なくないようです。そんな人々に対して警鐘を鳴らしているのは、フューチャリスト（未来予測士）で16万人超のフォロワーを誇る公式YouTube「2030年の未来予測チャンネル」を運営する友村晋さん。木村さんは7月に新創刊したメールマガジン『友村晋の「読むだけで年収が変わる!?」週刊メルマガ』の最新号で、ChatGPTにコピペするだけでその恐ろしいほどの実力を体感できる上に、生成AIを使わないことに危機感を抱かざるを得ない「2つのプロンプト」を紹介しています。。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです／原題：生成AIを使わないビジネスマンに訪れる地獄の未来
LINEヤフー社は社員に生成AIの活用を義務化。ChatGPTを使わないビジネスマンに訪れる地獄の未来
僕は全国でチャットGPT活用セミナーの講師を行っています。
地方の講演で「チャットGPTを仕事でバリバリ活用している人は手を挙げてください！」と質問すると、いまだに手が挙がるのは1割ぐらいです。
チャットGPTは2022年にリリースしました。
もうすぐ3年になりますし、世間でこれだけ騒がれているのに、なぜ未だに使いこなせていない（または使ってさえいない人）が多いのか、今日は真剣に考えてみました。
今日の内容はこんな方向け
- チャットGPTをまだ使ったことがない人
- 使ったことはあるが、ピンとこない人
- 自分の仕事が奪われない自信があるので、危機感は感じていない人
- 社員に使いこなしてほしいけど、まだ何も行動していない役員・経営者
今日の内容を読んだらどうなる？
- 今すぐチャットGPTを使わなくちゃ！というやる気が出ます
- 人生でどれだけ損をしているか、目を覚ますことができます
ゾっとするぐらい実際に体験してください
今から、皆さんがどれだけ人生で損をしているかを2項目にわたって体験してもらいます。
ただ僕が説明したこの記事を読んだだけだと、「ふ～ん、それぐらい知ってるよ！」で終わってしまうので、今日は目を覚ましてもらうために、体験してもらいます!!
体験してもらうために、2項目にわたって、実際にコピペしてチャットGPTに張り付けてみてほしい内容を用意しました。
ただコピペするだけで、チャットGPTの破壊力を知ることができて、皆さんは目を覚ますことができます。
人生どれだけ損をしていたか、ゾっとするぐらい実際に体験することができます。
そして今日からすぐに生成AIを仕事に活用しよう!!
と気持ちが焦るはずです。それこそが今日のねらいです。
それでは以下の2項目をご覧になって、そのままコピペしチャットGPTに張り付けてみてください。
この記事の著者・友村晋さんのメルマガ
1：あなたは時間をドブに捨てている
チャットGPTは、調査、要約、資料作成など、通常なら2、3時間かかる作業を2、3分で終わらせます。
――ここからコピ――
岡山県倉敷市で空き家を活用して、外国人向けの古民家宿泊体験ビジネスを始めようと思います。Airbnbで集客しようと思っています。
銀行から融資を受けるための事業計画書の提出が必要なので、倉敷市の空き家数や、観光客数、競合ホテルなど必要な項目を加味して、A4で4枚ぐらいで作成してください。
文章は金融機関の担当者が安心感を持つよう、根拠と数値を多用し、論理的かつ説得力ある構成にしてください。
――ここまで――
事業計画書は結構面倒なので、実際は代行業まで存在しています（融資がおりたら融資額の5％ぐらいの手数料が相場）。
代行業が存在するぐらい面倒な作業が、10秒ほどでたたき台として十分慣レベルまで完成します。僕はこの方法で細かいチューニングを入れて5分で完璧な事業計画書をさせました。
出来上がったら、「これを見た目もデザイン重視で整形して、ワードファイルではきだしてください」と打ち込むだけです。
2：あなたのアイデアの量と質が桁違いになる
CEOのサムアルトマン氏（顔を知らない人は覚えておくと良いです）は、GPT-5は博士レベルと言いましたがこれは、もちろん特定の分野ではなく、経営学も含めた全ての学問の博士レベルという意味なのでアイデアは無限大です。
――ここからコピー――
ネイル業界で新規事業を検討しています。ターゲットは20代独身女性、日本全国が対象のサブスク型サービスで一人の顧客から月額2,000円もらい会員を1,000人集めたいです。
ただし条件は以下の通りです。
・初期費用100万円以内
・3か月以内にテスト運用可能
・既存のアイデアを組み合わせた、新規性の高いビジネスモデル
・日本市場でまだ一般的でない珍しいビジネスモデルこの条件で20個のビジネスアイデアを提案してください。
その際に、アイデアごとに実現性・収益性・差別化の3つを5段階評価してください。
また20個提案したあとに、プロのWEBマーケターになりきって、集客の導線もアドバイスしてください。
――ここまで――
でてきたアイデア1つ1つは即採用のアイデアではないかもしれませんが、組み合わせてみると、アイデアのヒント（たたき台）としては十分です。
1.このようなアイデアをできるだけチャットGPTに出してもらう（テクノロジーの仕事）
↓
2.多くのアイデアをベースに新規事業部のメンバーでブレストする（人間の仕事）
という切り分けで、新規ビジネスが加速します。
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LINEヤフーは全社員約1万1,000人に生成AIの活用を義務化する新しい働き方を2025年7月14日から導入
以前のメルマガでも書きましたが、すでにLINEヤフー社は社員に対して業務で生成AI活用の義務化を発表しました。
推奨ではなく「義務化」です。
DeNAも、新規ビジネスアイデアを提出するときは、企画書と一緒に、その企画書をつくる際に使った生成AIのプロトタイプも提出義務があります（事実上の生成AI活用義務）。
これは、つまりビジネスをマラソンに例えるなら、
- 生成AIを使わない人→自分の足で頑張って走る人
- LINEヤフーやDeNA社員→フェラーリに乗る人
ぐらい差がでることは想像できると思います。
そして1年後、どれだけ移動距離に差が出ているか想像してみてください。
ゾっとしませんか???
いかがだったでしょうか？
チャットGPTを使いこなしている人へ
すでに生成AIをバリバリ使いこなしている方にとっては物足りない内容だったかもしれませんが、今日のプロンプト（コピペ内容部分）が少しでも皆さんの使い方のヒントになれば幸いです。
別にチャットGPTがなくても仕事に困らないという人
このような人は以下のパターンのどれかのパターンになっている可能性があります。
- 非効率な作業を疑問に思わない
- 情報感度が低く、最新トレンドに疎い
- 周囲との生産性の差に気づかない／気づこうとしない
- 自分のスキルが市場で古くなっていることに気づかない
- 競争原理が働かない職場に依存している
のいずれかです。このような方に自分の置かれた現状が、もう安泰ではなくなる日が近いことに気づいてほしくて書きました。
最後にブルーワーカーの方へ
自分は現場作業（いわゆるブルーワーカー業界）だから生成AIは関係ないと思っていませんか？それは大きな勘違いです。
現場での作業の進め方、業務効率化の方法はチャットGPTとの相談でいくらでもアイデアが出せますので一度お試しください。
まずはビジネスの基本である
- 効率化のための壁打ち相談・アイデアのたたき台づくり
を行ってみてください。
もちろん、これから訪れるロボティクス産業の危機感も忘れずに。
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