赤字店をV字回復!なぜ敏腕コンサルは売上174%・営業利益率20%を実現できたのか?

 

■限られた広告費をどこに投下するか

赤字店なのであまり広告費をかけたくない。その上で今回はポスティングを選択。

A4両面カラーでプリントパックで印刷。デザインはランサーズ1.5万で依頼。ポスティングは地元の会社さん。

これで1部9円程度のコストに。これを5,000部、毎月実施し続ける事に。

広域に20,000部とかは好調店の攻め方。不振店は「狭いところ」に「何度も」が鉄則。

もちろん上述の客層に合わせたエリアです。

お金がかからない施策ももちろん実施。

・Googleの強化

→メニューページの充足

→検索を意識した最新投稿の更新

・食べログの強化

→予約率を意識したコンテンツ作成

・SNSの強化

→毎日500以上いいねで認知確保

→毎日の投稿とストーリー展開

この辺りを実施していき、ピークタイムには賑わう環境を作りました。

■ピークで見えるQSCの課題

不振店を好調店にするには、「異常値を作る」のが大切です。

ただ異常値を作った場合、元々売れない事に慣れている訳です。その為、QSCの課題が続出します。

実際にお客様レビューは辛辣。。今回は主に2つが課題でした。

i)提供不満

シンプルに提供時間が遅い問題。

仕組みとしての解決も考えましたが、習熟の要素も大きかったため、経験とロープレの徹底をされました。

ii)サービス不満

・スタッフに睨まれた

・スタッフに無視された

みたいなやつですね。本人はただただ必死なだけ。ただお客様が見えてないやつです。

ここは店舗MTGで「まずはこれを徹底する」を最大3つ、個々人で1つから強化点を決め、クリアしていかれました。

忙しくなると過去の成功体験を捨てるのが大切。捨てて新しく忙しいモデルでのお客様満足度を最大化させていく。

これは大切な視点ですね。

■競合優位性の為にやった事

上記にてピークタイムは徐々に売上改善。赤字も単月では出たとしても通期では黒字になってきました。

ここで次は価格戦略な訳です。理想で言えば年に2回は値上げをし、年間で5%程度客単価を上げたい。

しかし。

ここは敢えてーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2025年9月22日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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