■限られた広告費をどこに投下するか
赤字店なのであまり広告費をかけたくない。その上で今回はポスティングを選択。
A4両面カラーでプリントパックで印刷。デザインはランサーズ1.5万で依頼。ポスティングは地元の会社さん。
これで1部9円程度のコストに。これを5,000部、毎月実施し続ける事に。
広域に20,000部とかは好調店の攻め方。不振店は「狭いところ」に「何度も」が鉄則。
もちろん上述の客層に合わせたエリアです。
お金がかからない施策ももちろん実施。
・Googleの強化
→メニューページの充足
→検索を意識した最新投稿の更新
・食べログの強化
→予約率を意識したコンテンツ作成
・SNSの強化
→毎日500以上いいねで認知確保
→毎日の投稿とストーリー展開
この辺りを実施していき、ピークタイムには賑わう環境を作りました。
■ピークで見えるQSCの課題
不振店を好調店にするには、「異常値を作る」のが大切です。
ただ異常値を作った場合、元々売れない事に慣れている訳です。その為、QSCの課題が続出します。
実際にお客様レビューは辛辣。。今回は主に2つが課題でした。
i)提供不満
シンプルに提供時間が遅い問題。
仕組みとしての解決も考えましたが、習熟の要素も大きかったため、経験とロープレの徹底をされました。
ii)サービス不満
・スタッフに睨まれた
・スタッフに無視された
みたいなやつですね。本人はただただ必死なだけ。ただお客様が見えてないやつです。
ここは店舗MTGで「まずはこれを徹底する」を最大3つ、個々人で1つから強化点を決め、クリアしていかれました。
忙しくなると過去の成功体験を捨てるのが大切。捨てて新しく忙しいモデルでのお客様満足度を最大化させていく。
これは大切な視点ですね。
■競合優位性の為にやった事
上記にてピークタイムは徐々に売上改善。赤字も単月では出たとしても通期では黒字になってきました。
ここで次は価格戦略な訳です。理想で言えば年に2回は値上げをし、年間で5%程度客単価を上げたい。
しかし。
ここは敢えてーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2025年9月22日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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