耳が痛い話。なぜ男は「話を聞かない」と思われてしまうのか?

shutterstock_198140039
 

夫婦間の会話や子供の話を聞いている時でも、普段の「仕事モード」で接してしまうという方、要注意です。無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、「傾聴」の重要さ、そして家族間でやってはいけない話の聞き方が記されています。耳が痛いかもしれませんが、知っておいたほうが円滑な家庭生活を送ることができそうですよ。

秋の夜長の長話を聴こう

さて、本日は現代日本人の苦手なことのお話。

傾聴という言葉は、つい数年前までほとんど聞かれない言葉でしたよね、それが今では立派なコミュニケーションスキルのひとつとして認識されるようになりました。

知らない方のために一応ザックリ定義しておくと、相手の話をよく聞くことです(笑)。カンタンですね。あ、いや、カンタンなのは定義で、中身はそんなにカンタンでもないんですよ。

いわゆる人の話を聞くというコトなんですが、昨今の日本人はすべからく聞く力が低下していると言われています。話すばっかりで相手の話を聞かないんですね。「ドキ(o_★;」と心当たりがある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

とりわけ問題なのが家庭内での傾聴不足なんです。子供の頃おばあちゃんと一緒に暮らしていたので、そりゃもうたくさん聴いてもらいました(笑)。でも核家族がフツーになった現代では、そうもいきませんね。

それじゃ、家庭内でどんな聞き方(?)がされているのかと言えば、こんなカンジだそうです。

  • それは違う!○○○でしょ
  • そう考えるのは間違っているよ
  • ○○○すべきなんじゃないの

…うん、確かに聴いてもらっている気がしませんね。なんていうか、こう、ディベートっぽいですよね。

これらに共通しているのは、仕事モードだと思うんです。会社で仕事をするときって、こういう会話の仕方が好まれます。まあ、そりゃそーなんですよ。会社での仕事には達成すべき目標があってそれに向かって部署や会社が一丸となって取り組んでいるんですから。コストも労力も少ないほどイイってもんです。

でも、そうじゃない場面もたくさんありますよね。そこでは正解も、アドバイスも、筋道も、要点も、結論への速さもあったもんじゃないです。っていうか、全然必要ないわけですから当然ですが。

print
いま読まれてます

  • 耳が痛い話。なぜ男は「話を聞かない」と思われてしまうのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け