「やる気がでない」「何をやっても続かない」そんなふうに感じて自分を責めてしまったことがありませんか?「6つの仕事を掛け持ちする時間管理の専門家」として知られる石川和男さんは自身のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の中で、何を頑張りたいのに動けない人へ、自然とやる気が出る秘訣を紹介しています。
「やる気が出ない」から卒業できる人が、密かにやっているたったひとつのこと
最近、「やる気が出ない」「何をやっても続かない」と感じることはありませんか?
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと思うのに、体が動かない。気づけばSNSを眺めて終わってしまう。
そんな自分にガッカリして、「私ってダメだな」とため息をついてしまう。
それは、あなたが怠けているわけではありません。
行動できない原因は、「意志の弱さ」ではなく、「目的の曖昧さ」にあるのです。
人は、「何をしたいか」ではなく、「なぜそれをしたいか」が明確になったときに、初めて本気で動けるようになります。
つまり、やる気を出そうとする前に、「目的」を思い出すことが何より大切なのです。
たとえば、「早起きしたい」「ダイエットをしたい」「資格を取りたい」、これらはすべて「目標」であって、「目的」ではありません。
だからこそ、三日坊主で終わってしまうのです。
「ダイエットしたい」だけでは、友だちが目の前で美味しそうにケーキを食べているとき、つい手が伸びてしまいます。でも「夏の旅行で好きな人に会う。そのとき自信を持って笑いたい」と思った瞬間、人は強い意志を持つことができる。目的が明確になると、行動が努力ではなく、「自然な選択」に変わるのです。
これは、資格試験やスキルアップでも同じこと。「英検2級を取りたい」「資格を取りたい」という「目標」だけでは、仕事終わりの誘惑に勝てません。しかし、「資格を取って独立したい」、「英語を話して海外で暮らしたい」という「目的」がある人は違います。
やるか、やらないかではなく、「どうやったら目的を果たせるか」という視点で動くようになるのです。
行動できる人ほど、「目的」の力をうまく使っています。彼らは「何をするか」を考える前に、「なぜそれをやるのか」を言語化しているのです。
目的が明確だと、目標も具体的になります。「3ヶ月で7キロ痩せる。そのために毎朝ウォーキングをして、夜20時以降は食べない」、こうなると、日々の選択に迷いがなくなります。
つまり、目的があるから早起きできる。目的があるから継続できる。目的があるから、努力を努力と感じないのです。
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