【報道ステ降板】古賀氏本人が激白「古舘さんが攻撃してくるとは思ってもなかった」

2015.04.12
by まぐまぐ編集部
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報道ステーションで放送されなかったこと

10日、「報道ステーション」の降板などをめぐり、キャスターの古舘伊知郎氏とバトルを繰り広げ、話題となった元経産官僚の評論家・古賀茂明氏が、ジャーナリストの上杉隆氏がアンカーを務めるインターネット報道番組「ニューズ・オプエド」に生出演。今回の騒動について口を開いた。

番組アンカーの上杉氏から、今回の騒動の核心である官邸からの圧力について聞かれた古賀氏は、菅官房長官による“最近テレビでとんでもないことを言った人がいる”というオフレコ発言が、いずれ自分の元に漏れ伝わってくるという周到な計算に基づいたものであるとし、それ故に「菅官房長官が自分に圧力をかけてきている」と感じたとのこと。

古賀氏はそれに続けて、「でも、ここで黙っていたら相手の思うツボだと思ったので、言っちゃった」と、報道ステーション内における“圧力発言”に至った経緯を語った。

また最後の報道ステーション出演となった、3月27日の放送に関しては、「番組途中だと言えなくなる可能性があるので、最初に話した」と、自らの降板についての話題を、番組冒頭で触れた理由を述べた古賀氏。

ところが「心情的に私と同じ思いを持っているはずのキャスターの古館氏が、こちらを攻撃してくるとは思ってもなかった」と、その後の展開は、古賀氏自身が思い描いていた想定からは、大きく外れたものだったとも語っている。

いっぽう、古賀氏が「報道ステーション」で掲げた“I am not ABE”フリップに関しては、事前に印刷所に依頼して準備をしていた、と「週刊文春」などで報じられていたが、古賀氏はその報道を完全に否定。また、まことしやかに噂されている“新党立ち上げ”に関しても、併せて否定している。

ちなみに“I am not ABE”フリップは、番組出演当日にたまたま会った友人との話のなかで飛び出したアイデアだったとのことで、フリップの製作は、テレビ朝日のスタッフに頼むと「板挟みになってかわいそう」とのことで、古賀氏はその友人にデータ作製をお願いし、コンビニのコピー機で出力したとのこと。

また古賀氏は、報道番組をはじめとしたテレビ番組の現場において、自主規制の雰囲気が蔓延していることに対しては、「自分に対しては、逆に番組で言われそう、途中で帰っちゃいそうだから、そういうことを言われたことはない」と、冗談交じりに答えつつも、他のコメンター仲間から聞いた話として、「原発に関する話題を取りあげようとすると、プロデューサーなどから“他にもこんな面白い話題がありますよ”と他の話題へ誘導される、という話をよく耳にする」と語っている。

放送予定時間を大きく超えて展開された、古賀氏と上杉氏による今回のトーク。なお古賀氏が出演した今回の映像は、「ニューズ・オプエド」にて13日午後4時まで無料で視聴できる。

source:『ニューズ・オプエド』

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