さよなら、PHS。来年に受付終了で、停波へのカウントダウン始まる

ishikawa20170513
 

1995年にサービスが開始されるや、手頃な端末価格や通話料が受けに受け、若者を中心に爆発的な人気となったPHS。ケータイが高嶺の花だった当時、ピッチの愛称で親しまれたこのサービスを利用した方も多いのではないでしょうか。そんなPHSの国内唯一の事業者・ワイモバイルが、2018年春に新規契約・機種変更を停止するとことが先日発表されました。メルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』では、著者のスマホジャーナリスト・石川温さんがこれまでのPHSの歴史を振り返るとともに、XGPフォーラムが見せる「不穏な動き」について業界関係者の指摘を含めて記しています。

ワイモバイルが2018年3月にPHSの新規受付を終了へ――停波へのカウントダウン。周波数はあの規格に乗り換えか

ワイモバイルが2018年3月でPHSの新規契約機種変更を停止すると発表した。サービスを完全に停止する「停波」はまだ先のことになるだろうが、いよいよPHS消滅に向けてのカウントダウンが始まったことになる。

DDIポケット、ウィルコム時代を振り返ってみると、不遇なサービスではあったものの、PHSは実に長い間、現役サービスとして生き続け、個性的な端末やサービスを出し続けてきたと思う。

Windows Phoneを採用した「W-ZERO3」なんて、スマートフォンの先駆けと言えるし、音声端末として異例のヒットを飛ばした「HONEYBEE」も記憶に新しいところだ。

サービスに関しても、通信カードでいち早くデータ接続の定額制を実現し、さらに通話でも「だれとでも定額」を提供してきた。

会社自体は小さく、PHSという1990年代から提供してきた技術をずっと使い続けて、ケータイキャリアの第3世代携帯電話やLTEと戦ってきたのだから、なんと無謀だったことか。会社としては傾いてしまったが、よくぞこれまで、この20年耐えてきたと思う。

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