【祐天寺】ラーメン官僚がラーメン史上重要な1軒と断言【来々軒】

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日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、東京・目黒「祐天寺来々軒」のラーメン。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、思わず感動のため息を漏らした鶏豚に魚粉を加えたスープが特徴な、「祐天寺来々軒」のラーメンのお味とは?

オススメ!【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】祐天寺来々軒

祐天寺来々軒@祐天寺にて、ラーメン。

同店の創業は、昭和8年(西暦1933年)。

戦前から東京の発展を見守り続けてきた老舗であり、店主の祖父は、今はなき『来々軒@浅草』の料理長その人だ。

ちなみに『来々軒@浅草』とは、1910年に創業した、日本最古のラーメン専門店。

同店(浅草来々軒)は、残念ながら閉店してしまい、今は歴史上にその名を残すのみだ。

が、『祐天寺来々軒』の麺は、浅草の来々軒で使われていたものを再現しており、この麺を啜れるだけでも、足を運ぶ価値は十分過ぎるほどある。

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もちろん、ラーメンを注文させていただいた。

想像をはるかに超える早さで、ラーメンが卓上に運ばれる。待ち時間は2分弱。

その手際の良さには、私も少し驚いてしまった。

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まずは、スープをひと口啜ってみた。

ひと言、これは美味い!

率直に申し上げて、事前の見立てを超える美味さだ。

鶏豚に魚粉を加えたスープは五臓に沁みる味わいであり、スタンダードでありながら、個性もしっかりと表現できている。

柳枝のように細いストレート麺は食感が秀逸で、とにかく啜り心地が抜群に良い。

いただきながら思わず、感動のため息を漏らしてしまった。

ラーメン史的に重要な1軒だという、マニア的な価値を加味せずとも、これは是非、食べておくべき1杯。

無我夢中で食べ進め、あっと言う間に完食。

ごちそうさまでした。

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DATA

祐天寺来々軒

営業時間 11:30~22:00(平日14:30~17:00は準備中)

住所 東京都目黒区祐天寺2-3-13

定休日 火曜

田中一明(通称・ラーメン官僚かずあっきぃ)

田中一明(通称・ラーメン官僚かずあっきぃ)

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1972年11月生まれ。高校在学中に初めてラーメン専門店を訪れ、ラーメンに魅せられる。その後、順調にラーメンの世界にハマり、大学在学中の1995年より、本格的な食べ歩きを始動。今では「ラーメンの魅力の探究」をライフワークとし、年間700杯を超えるラーメンをコンスタントに実食しながら、ラーメン情報を各種媒体に精力的に発信している。これまでに食べたラーメンの総杯数は12,000杯に及ぶ。日々の食べ歩きの様子は、FacebookTwitterを御参照ください。

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