【カップルも家族も】東京から行ける日帰り混浴温泉6選

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まず初めに、

“混浴”と聞くと変な気合いが入ってしまう男性諸君、落ち着きましょう。

さて、混浴の温泉があるのは知っているけれど実際は入ったことがないという方、気になるけど勇気がでない女性の方、多いのではないでしょうか。日本で長く続く混浴文化ですが、最近は利用者のマナーの悪さや条例によって禁止されてしまったところも多いそうです。

混浴の魅力と言えば、カップルや家族が一緒に入ることができることですよね。混浴風呂なら家族で温泉にきたのにお父さんだけひとり男風呂…なんて悲しいこともありませんし、カップル二人で同じ景色を見ながら温泉に浸かるなんて素敵ですよね。さらに混浴の温泉は、その温泉で景色が最も良いところに設置されている場合も多いです。

混浴のマナー

いざ混浴に入る際、どうやって入ればよいのでしょうか。裸…はさすがに恥ずかしいけれど水着で入っていいものなの?そんな混浴のマナーについて、温泉ソムリエ協会「家元」の遠間和広さんのメルマガ『温泉ソムリエのメルマガ』から教えていただきましょう。

【混浴のマナーはありますか?】

●「混浴」と「貸切風呂」」は違います。
「混浴」は不特定多数の男女が一緒に入るので、特にマナーには気を遣いましょう。
異性がお風呂に入ったり出たりする時は自然に視線をずらす(見ない)
という配慮が必要ですし、もちろん入浴中に体をジロジロ見るのはいけません。
また、わざと裸を見せつけたり、知らない人に接近しすぎてはいけません。
セクハラ発言はもってのほかです。
 
●「湯浴み着(ゆあみぎ)」(入浴専用の着衣)やバスタオル巻きが禁止されていれば、
お風呂に入る時と出る時はタオルを浴槽につけないように体を隠すのはいいですが、
裸で入浴しましょう。水着は着用が義務付けられている時以外は避けましょう。
「湯浴み着」やバスタオル巻きが許可され、それが明示されている場合は、
「混浴デビュー」のためにもうまく活用してよいでしょう。
温泉(お風呂)は本来裸で入浴するものですが、それ故に混浴にチャレンジできない
というのはもったいないです。
「湯浴み着」「バスタオル巻き」が許可されている場合は異性に裸を強要するのはよくありません。
あくまで混浴利用者が皆で楽しめるようにしましょう。
『温泉ソムリエのメルマガ』2015/02/27号より引用

ということで、混浴で注意すべきことは

・異性を見つめすぎない(男性も女性も!)
・同性でも身体をジロジロ見すぎない(どんなに良い身体をしていても!)
・裸をみせつけたり接近しすぎない(自分のボディに自信があっても!)
・セクハラ発言はもってのほか(会社の外でもセクハラはセクハラです!)

そして入浴時にタオルを浴槽につけるのは基本NG。

ただし、最近は水着着用もしくはバスタオルをまいての入浴ができる混浴温泉が多いのでご安心ください。水着・タオルを巻いての入浴ができるのか、そもそもまだ混浴温泉をやっているのかわからない場合は、念のため電話などで確認しておくと良いでしょう。

ルールを破ったり、施設や一緒に入浴する人が不快に感じる行為は今後の混浴温泉の運営にも影響してきますので気を付けましょう。

東京から日帰りでも行ける混浴温泉

東京から日帰りでも行ける混浴温泉をご紹介。アミューズメント感たっぷりな温泉もあれば、数百年続く伝統の混浴風呂もあります。料金や入浴時のルールは変更されている可能性もありますので最新情報は各施設のHPや電話で確認をしましょう。
大江戸温泉物語 浦安万華郷(千葉県浦安市)大江戸温泉物語大江戸温泉物語はお台場にもありますが、こちらは千葉県新浦安駅にある大江戸温泉物語です。浦安万華郷の目玉は男女で入れる水着露天ゾーン。家族はもちろんカップルも水着着用で楽しめます。温泉の種類もかなり豊富で竹林にかこまれた竹林の湯や真っ暗なムードで楽しむ洞窟風呂など様々。水着のレンタルもありますが、数に限りがあるので持参するのがベスト。
(土日料金:大人2000円)

バーデと天然温泉 豊島園 庭の湯(東京都練馬区)

としまえん

東京都の豊島園駅から徒歩1分の好立地、としまえんで遊んだあとに混浴なんていかがでしょうか。四季の移ろいを楽しめる日本庭園を目の前に、水着着用で楽しめるバーデゾーンは広々としたバーデプールだけでなく、屋外ジャグジー、フィンランドサウナなど充実度満点。インストラクターと一緒に健康づくりができるプログラムも。
(入館料:一般2310円) ※中学生未満の入館は不可

箱根小涌園ユネッサン(神奈川県足柄下郡)ユネッサン新神々のエーゲ海2.15新宿駅かロマンスカーとバスを使って2時間弱で行ける温泉地箱根の混浴温泉。水着着用で楽しめるワイン風呂やドクターフィッシュの足湯、広々とした施設はアミューズメント感たっぷりでまるでプールに行っている感覚。裸で入る「森の湯」もかなり充実しているので両方楽しまないともったいない!
(ユネッサン入場料:大人2900円)

湯河原温泉 伊豆屋旅館(神奈川県足柄下郡)伊豆屋江戸時代から続く歴史ある旅館の温泉は湯河原温泉で唯一の混浴露天風呂なんだとか。レトロな雰囲気たっぷりの混浴露天風呂は四季折々の木々に囲まれ開放感たっぷり。無色透明で肌にまとわりつくようななめらかさのある源泉は肌がつるつるになる美人の湯!お湯が透明なので女性はちょっと勇気がいりますが、タオル入浴もできますのでご安心を。休館日もあるので入浴する際は電話で事前確認がベター。
(日帰り入浴:ひとり1000円)

下部温泉 古湯坊源泉館 武田信玄公のかくし湯(山梨県南巨摩郡) kakusiyu

新宿駅から約2時間半、山梨県下部温泉駅にある古湯坊源泉館。武田信玄公が自らここの岩風呂で刀傷を癒したという伝承が伝わるかけ流しの温泉で、『日本の名湯100選』にも選ばれています。水着の着用はできませんが、バスタオルをまいて入ることができるので比較的女性も混浴しやすい環境とのこと。立ち寄り湯の場合、タオルは持参しましょう。
(入浴料:立ち寄り湯ひとり1000円)

塩原温泉 明賀屋本館(栃木県那須塩原市)みょうが屋
東京駅から東北新幹線とバスで2時間半、栃木県那須塩原市塩原にある明賀屋本館は混浴川岸露天風呂が有名で、TV、雑誌でも頻繁に取り上げられています。混浴の露天風呂に行くための長い階段が少々大変ですが、川阿沿いの露天風呂からの眺めは絶景。混浴可能な川岸露天風呂はタオル着用も可、朝6時~8時までは女性専用となっています。
(入浴料:日帰り入浴ひとり3150円)

 

(まぐまぐ編集部/まつこ)


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