最近になってコロナ感染者数が減少し始めた東京都ですが、現時点で、23区内で最もコロナ感染者数を出している区はどこでしょうか?また感染者が少ない比較的安全な区はどこでしょうか?各区の人口と感染者数の割合を調べ、23区の安全度を比較してみました。(『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』姫野秀喜)
姫屋不動産コンサルティング(株)代表。1978年生まれ、福岡市出身。九州大学経済学部卒。アクセンチュア(株)で売上3,000億円超え企業の会計・経営計画策定などコンサルティングに従事。合間の不動産投資で資産1億円を達成し独立。年間100件以上行う現地調査の情報と高い問題解決力で、顧客ごとに戦略策定から実行までを一貫してサポートしている。
東京23区を比較調査。最もコロナ感染者の割合が多い区はどこ?
最近では、コロナ感染者数が少しずつ減ってきているものの、それでも東京都は相変わらず1,000~2,000人くらいの新規感染者数を数えています。
東京都の累計感染者数も30万人を超えており、人口の数パーセントは感染が確認されたわけで、未確認の感染者がその何倍もいるとすると、10人中1~2人は感染しちゃってる可能性もありますね。
ふと、「東京23区内で最もコロナ感染者数が多い区ってどこだろう?」と思ったので、調べてみました。
人口の4%超が感染!他の区を引き離したダントツのワースト1位・2位
単純に、感染者数だけを見ても意味がないので、各区の人口と感染者数を割合にしてワースト区を見てみました。
で、栄えあるワースト1位は、日本屈指の繁華街である歌舞伎町を有する「新宿区」です。また、ワースト2位は、こちらも日本屈指の繁華街を有する「渋谷区」です。この2区は他区を引き離し、人口の4%超が感染しているという結果になりました。
次に3位が「港区」、4位が池袋を持つ「豊島区」、5位が「目黒区」、6位が「中野区」、7位が「中央区」、8位が「台東区」です。これらの区は感染者が人口の3%を超えています。
港区や中央区などは都心ですし、池袋のある豊島区なども繁華街なので、高いのはなんとなく予想できます。
意外だったのが、高級住宅街などもある目黒区です。また中野区や台東区は地元の繁華街がありますし、都心へのアクセスも良いので高いのかもしれません。
次のページでは、23区それぞれの感染者割合と順位を図表にして紹介していきます。
Next: もっとも感染者の少ない優秀な区は同率1位の住宅街地区
繁華街ほど感染者数が多いという結果に
次に多いのが、9位の「世田谷区」です。ギリギリ3%は超えなかったものの、感染者割合は2.9%とかなり高い水準です。
10位の「品川区」、12位の「千代田区」などは都心ですし、杉並区も都心へのアクセスが良いため感染者割合は、2.6%超と高めに出ているのでしょうか。
13位~17位は感染者割合が2.5%台で、荒川区、葛飾区、大田区、墨田区、北区の順。
18位~21位は感染者割合が2.4%台で、江戸川区、板橋区、江東区、足立区の順となっています。
最も感染率の少ない優秀な同率1位の区はどこ?
そして、23区内で最も優秀なのは、どちらも2.2%台をキープしている文京区、練馬区です。
新宿(1位)、渋谷(2位)、池袋(4位)などの繁華街や、港区(3位)、中央区(7位)、千代田区(12位)、品川区(10位)など、都心エリアが上位に来るというのは予想できていましたが、意外だったのが、高級住宅が多い目黒区(5位)や世田谷区(9位)の方が、足立区(21位)よりも圧倒的に感染者割合が多かったことです。
2020年のコロナが始まったばかりの時に、東京23区東側のパチンコ店や飲み屋さんが叩かれまくっていましたけど、それでも、足立区は感染者割合が2.4%に留まり21位でした。
また、なんとなくしっかりしたイメージを持つ文京区は、やはりイメージ通りしっかりしていました。そんな文京区と互角の練馬区も、住宅街としてコロナ感染者割合の低いとても優秀なエリアでした。
23区の人口に対し、コロナ感染者割合で見ると、文京区と練馬区が最も安全な地域ということがわかりました。
『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』(2021年9月6日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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