22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円37銭まで上昇後、114円08銭まで下落し、114円12銭で引けた。米国の7-9月期GDP確定値の上方修正、11月中古住宅販売件数の増加、12月消費者信頼感指数の大幅反発でドル買いになった後、持ち高調整とみられるドル売りが優勢になった。
ユーロ・ドルは1.1298ドルから1.1342ドルまで上昇し、1.1329ドルで引けた。ユーロ・円は129円05銭から129円50銭まで上昇した。欧州中央銀行（ECB）関係者のタカ派的な発言や、感染拡大への懸念やや後退でユーロ買いが優勢になったもよう。
ポンド・ドルは1.3306ドルから1.3363ドルまで上昇。英国の7-9月期GDP改定値の上方修正も引き続き好感されたとみられる。ドル・スイスフランは0.9232フランから0.9190フランまで下落した。