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米国株投資で爆速1億円を達成した投資家の2022年後半の新戦略。インフレ調整局面は「集中と分散投資」で乗りこなす=まーしー

米国株関連のツイッタラーとして著名な「まーしー@米国株投資家」が現在進行形の戦略を一部公開中。インフレ調整局面を迎えた米国株乗りこなすための「集中と分散」投資の極意をお伝えします。(『まーしーによる米国株投資で億のほそ道』)

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※本記事は有料メルマガ『『まーしーによる米国株投資で億のほそ道』2022年6月4日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:まーしー@米国株投資家
大人気Twitter「まーしー@米国株投資家」の発信者。Twitterフォロワー数は53,000人。著書である「33歳で年収300万円台でも 米国株投資で爆速1億円 」で米国株投資人気に火をつける。有料メルマガ『まーしーによる米国株投資で億のほそ道』では、個別株投資家向けの爆益狙いの投資情報を現在進行系で配信中。

集中と分散投資の違いとは?

今週は前回発行したメルマガで紹介した新戦略4つのポイントのうち、「集中投資からの脱却」についてまとめます。

まず、集中投資の概念ですが…個別株のみの運用で8銘柄未満だと、概ね集中投資だといえるのではないでしょうか。

では、例えばリスク資産ポートフォリオのうち、米国株式のみで運用している場合はどうでしょうか。考え方によってはこれも集中投資ですね。他にも、8銘柄を超えて運用をしているものの、全てハイテク銘柄である場合はいかがでしょうか。これは集中?分散?

…とまぁこのように、「集中」と「分散」の概念というのは、実は明確に線引きされているわけではありません。

では、改めて私が現在取り組んでいる「集中投資からの脱却」についてポイントを分けて説明してまいります。

まーし流の集中投資

私は現在下記へと集中投資しております。

・米国株式

言わずもがなですね!

米国を中心とした資本主義制度が変わらない限り、全力集中し続けます。

確かに、日本や米国を除く欧州、新興国などの相対的に割安にみえる魅力的な投資対象はあります。けれど、総合的に勘案すると米国株に限ると私は考えています。

成長株

爆速でリターンを得るためには成長は欠かせない要素です。少なくとも四半期毎の売上成長率として30%超を求めます。

到達できなければ、私にとっては、もはや成長株ではありません。

小型株

なぜ小型株を選ぶのかは前回説明したとおりです。

爆速リターン獲得の可能性を上げる為にも、時価総額100億ドル未満の銘柄に集中させます。

ただ、Tesla<TSLA>やNVIDIA<NVDA>のような例外はあります。時価総額が大きいからといって、必ずしも成長が遅いわけではありません。時価総額が小さくとも株価が大きく速く伸びるとも限らないことには留意しておきたいです。

Next: インフレ調整局面を迎えた相場はセクター分散が重要



まーしー流の分散投資

では一方で、現在の私が分散を心掛けている点は下記です。

セクター

私が爆速1億円を達成した際は、特定のセクターに集中していました。なぜならば、金融財政政策とコロナウイルスというマクロ要因により、資金が集まりやすいセクターがはっきりしていたからです。

しかしながら、今回の株価急落には前回とは異なる点がみえてきます。今回のインフレをきっかけとした調整局面では、セクターごとにバラつきがあります。

将来利益が重視されるハイテク企業や、実際にモノを取引している小売り企業はインフレにより大きく売られています。一方で、そもそもインフレ局面で伝統的に強く、また戦争や供給網混乱などで値上がりしているコモディティに関連する石油企業や素材企業は寧ろ買われています。

単純に考えるならば、インフレが落ち着いた際にはその逆の事が起きるのかもしれません。

しかしながら、ロシアから産出される原油やガスなどの資源は、政策によっては地球上から永久に消える可能性があります。そうなれば需給は崩壊する可能性もあり、現在すでに株価が上昇している資源銘柄も一層の株高となる可能性があります。即ち、今後上昇するだろう企業はコロナ渦と比較して「特定のセクター」に自信を持つことができません。

よって、現在の私はハイテクや小売り、石油さえも含めた幅広いセクターに分散しています。

分散して安心を買う今の銘柄数

銘柄数

コロナ過では特定のセクターが選べたので、銘柄数も4~6程度に絞って投資をしていました。ところが急激に株価が成長している企業に対する期待値はエベレスト並みに高いことが、その後の経験から学びました(笑)。

たとえ「好決算」に見えたとしても、期待値に届かないだけで株価は一晩にして30%超暴落することは稀に良くあることを、身を持って知りました。

そういった事故を避ける意味でも、セクターを分散させるという意味でも、銘柄数の分散はリターンを大きく棄損しないと現在は考えています。

よって、投資先企業数は20社程度に分散しています。

金融資産が少ないときの理想の銘柄数

ただし、これは私がそれなりの金融資産を保有しているからこそ辿り着いた答えです。
もし私が1,000万円に満たない種銭で爆益を狙うのならば、やはり4~6銘柄に絞るでしょう。
「短期」「爆益」を狙うかどうかが判断基準となります。

以上がコロナショック後の「選択」と「集中」です。銘柄数やセクターについては幅広く分散したものの、成長性や小型株には以前よりも集中することとなりました。

次週はいよいよ最新ポートフォリオ戦略シリーズの最終章です!

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まーしーによる米国株投資で億のほそ道』(2022年6月4日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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