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優秀な人ほど日本を降りていく、岸田内閣「富の再分配」の異常性。国民や投資家は増税ではなく“稼げる社会”を求めている=角野實

岸田内閣が掲げる「富の再分配」は愚策でしょう。増税でお金を集めて、格差を無くす。他人の財布をアテにするということは、「日本を成長させるつもりがない」と言っていることと同義です。これでは優秀な人ほど日本を降りていきます。皆さんも言いましょう。もっと稼げる社会を提供しろと。援助とか補助とか減税なんてうんざりだと。私たちには自分で稼げる才能がある、もっと稼げる社会にしろ、と。(『角野實のファンダメンタルズのススメ』)

※本記事は有料メルマガ『角野實のファンダメンタルズのススメ』2021年10月8日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:角野實(かどの みのる)
大学卒業後、金融機関に10年ほど勤務。独立して投資家の道へ。現在は企業経営者として活動、FX関連の執筆を多数行っている。

岸田内閣「所得の再分配」が日本を弱くする

岸田総理(通称きっしー)の問題点について、みなさんは何かわかりますでしょうか?

正直に言えば、この方は何のために政治家になったのか、私には理解ができません。

現在の世界や日本の経済状況は、地震やコロナでガラガラポン!の状態です。そんなときに新しい資本主義で“増税”って、「お前は官僚か!」と言いたくなります(笑)。

コロナは誰が何を言おうと、前進、明るい方向に向かっています。そのときに所得の再分配?増税?アホですか?としか言いようがありません。

私たちが平成・令和を通じて望んでいることは、「もっと日本に経済成長を!」ということなのです。

いまの若者たちは、将来的に30人のじじぃ・ばばぁの面倒を1人でみなくてはいけないことの現実に辟易しているのです。

一方のじじぃ・ばばぁは、それに期待している……ということが、先行き不安をあおっているのです。

そうじゃないでしょ。じじぃ・ばばぁは、クソガキなんぞに面倒見てもらわなくても、俺たちが30年後もクソガキの面倒をみてやるよ!という活力が必要なんです。

若者は、30人なんてセコイ話をしているんじゃねーよ、50人・100人でもまとめて面倒みてやるよ!という活力が必要なのです。

そのときに「所得を再分配」なんてしたら、若者はじじぃ・ばばぁに搾取されると感じ、ジジババは面倒をみてもらおうとする社会の問題なのです。

所得の再分配というのは今の金持ちから、もっとゼニを取る、という話で誰もがゲンナリする話です。

だから岸田総理には、まるでセンスがないのです。

官僚が作った文章をそのまま開成高校の秀才が読み上げているだけのペーパーです。そんなもん、秀才だったら誰でも作れるよ、というレベルなのです。

開成から東大に入れなかった、失敗した男が、官僚が作るような政策を掲げるのであれば、今からもう1回、東大受験して官僚エリートになれよ、と思います。

違うでしょ。どうやって日本をもう一度、1980年代のような、あるいは宏池会の初代・池田勇人が実行した「所得倍増」計画を実施できるかを、国民は期待しています。政治家をやっていて、それに気づかないのかね?と思います。

Next: 国民に「夢を与える」発言が必要。誰もが豊かになることを望んでいる

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