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【市場反応】米・1月耐久財受注速報値、パンデミック来で最低、ドル反落

米商務省が発表した1月耐久財受注速報値は前月比-4.5%と12月+5.1%から再びマイナスに落ち込んだ。予想を下回りパンデミックによる経済封鎖入りとなった20年4月来で最低。変動の激しい輸送用機器を除いた同月耐久財受注速報値は前月比+0.7%と、予想を上回り、昨年2月以降で最大の伸び。また、国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機を除く非国防の1月製造業出荷・資本財速報値は前月比+1.1%と、3カ月ぶりのプラスに改善した。

米国債相場は堅調。10年債利回りは3.977%から3.925%まで低下。ドル売りが強まり、ドル・円は136円35銭から135円93銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0550ドルから1.0588ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.1980ドルから1.2025ドルまで上昇。

【経済指標】
・米・1月耐久財受注速報値:前月比-4.5%(予想:-4.0%、12月:+5.1%←+5.6%)
・米・1月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.7%(予想:+0.1%、12月:-0.4%←-0.2%)
・米・1月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+1.1%(12月:-0.6%)

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