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ジム・ロジャーズもかつて破産。天才投資家の「失敗」から学ぶ時間管理術=俣野成敏

以前、名言シリーズとしてウォーレン・バフェット氏を特集したところ多くの反響が寄せられました。そこで今回は名言シリーズの第2弾として、ジム・ロジャーズ氏をお送りいたします。

ロジャーズ氏は日本びいきとしても有名ですが、反面、日本の未来に対しては懐疑的な意見を崩していません。私たちは氏の言葉から何を学び、どう自分の人生に活かしていけばいいのか? 今回の特集を通じて考えてみたいと思います。(俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編

【関連】大富豪バフェット成功の原点、どんな努力でトップ1%の億り人になったか?(前編)=俣野成敏

プロフィール:俣野成敏(またのなるとし)
30歳の時に遭遇したリストラと同時に公募された社内ベンチャー制度で一念発起。年商14億円の企業に育てる。33歳で東証一部上場グループ約130社の現役最年少の役員に抜擢され、さらには40歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任する。2012年の独立後は、フランチャイズ2業態6店舗のビジネスオーナーや投資活動の傍ら、マネープランの実現にコミットしたマネースクールを共催。自らの経験を書にした『プロフェッショナルサラリーマン』及び『一流の人はなぜそこまで、◯◯にこだわるのか?』のシリーズが、それぞれ12万部を超えるベストセラーとなる。近著では、『トップ1%の人だけが知っている』(日本経済新聞出版社)のシリーズが10万部超えに。著作累計は44万部。ビジネス誌の掲載実績多数。『MONEY VOICE』『リクナビNEXTジャーナル』等のオンラインメディアにも数多く寄稿。『まぐまぐ大賞(MONEY VOICE賞)』を3年連続で受賞している。

※本記事は有料メルマガ『俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』2018年7月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

「一所懸命にやるべきことをやるだけ」天才投資家の頭の中とは?

「失敗を恐れるな。できれば早いうちに、2回破産するといい」

世界3大投資家の1人と言われているジム・ロジャーズ氏は、かつて空売りに失敗して破産したことがあります。

それはまだ氏が駆け出しの投資家だった1970年のこと。「株価は暴落する」と予想した氏は、有り金をはたいて空売りを仕掛けました。当時は「自分の読みに絶対の自信を持っていた」と言うロジャーズ氏。ところが株価は上昇を続け、耐えられなくなった氏は、高くても株を買い戻さざるを得なくなります。ついにはすべてを失い、借金だけが残りました。

その後、氏が空売りを仕掛けていた6社は、3年以内にすべて倒産しました。予測自体は当たっていたのに、それに耐えられるだけの資金を残しておかなかったのが敗因でした。

この経験によって、自分がいかに市場のことを理解していなかったのかを思い知らされた氏は、後年、コロンビア大学で講義をした際に、学生にこう言いました。「失敗を恐れるな。できれば早いうちに、2回破産するといい。失敗しても立ち直ることができれば、より大きな成功を収められる」と。

本特集では、ロジャーズ氏の名言を『世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60』(プレジデント社)から採用しました。

同書は、氏の名言を並べただけの非常にシンプルなつくりとなっています。読みやすい反面、書籍を読むだけでは、氏がなぜこの名言を述べたのか?という前後関係がわかりにくくなっているのは否めないところです。

そこを俣野の解説で補えば、名言を理解する際の手助けになるのではないか?と考えたわけです。

Next: すべてに一所懸命なロジャーズ。ソロス氏との運命的な出会いとは



幼少期から商才を発揮

まず、最初に「ロジャーズ氏のことをよく知らない」という方のために、簡単にロジャーズ氏の半生を振り返っておくことにしたいと思います。

ビジネスの上手な人の多くに共通してみられるのが、幼少の頃から商売の才能を発揮していた、ということです。

ロジャーズ氏は5歳にして最初の商売を始めていますが、これはバフェット氏も同様です。

「できた」と思っても、念のために「あともう少しやる」

ロジャーズ氏は1942年、アメリカのアラバマ州のデモポリスで生を受けました。氏の父親は第二次大戦でドイツへ従軍した後、デモポリスで工場を営んでいた伯父のところでマネジャーとして働くようになります。一家は働き者揃いで、氏は後に「実家では誰もがよく働き、『後でやる』とか『怠ける』といったことは聞いたことがありませんでした」と話しています。

一家の血を継いだロジャーズ氏は、5歳で野球場の空き缶拾いのアルバイトから始め、ソフトドリンクやピーナッツを売り歩くようになります。それ以降も様々なアルバイトをこなしました。

その基本姿勢は一貫して「一所懸命に、やるべきことをやる」というものでした。勉強に対しても一途な姿勢は変わらず、氏は「自分が十分な知識を得たと思えるまで、勉強の手を緩めない」と心に決めます。「念には念を入れて調べる」習慣は、この頃に築かれました。

終始、その姿勢を貫いた結果、氏は公立高校を首席で卒業。奨学金を受けて名門イェール大学へ進学、さらに奨学金を得てオックスフォード大学のベリオル・カレッジに進みました。

ジョージ・ソロス氏との運命的な出会い

ロジャーズ氏と投資との出会いは、大学時代に投資会社でアルバイトをしたことがきっかけでした。投資会社での仕事を通じて、「市場は世界で起こった出来事によって動いている」ことを知ります。氏は卒業後、1968年に兵役を終えるとウォール街で働き始めました。

そこで氏は、同じく世界3大投資家の1人であるジョージ・ソロス氏と出会います。当時、世界最強だったアメリカでは、海外投資に目を向ける人は少なく、ウォール街ですら海外投資を扱っている会社は2社しかありませんでした。そのうちの1社の副社長をしていたのが、ソロス氏です。ハンガリーで育ったソロス氏は、20代半ばまでイギリスにいて、ヨーロッパの金融市場でトレーダーをしていた経験がありました。

意気投合した2人は1973年、クォンタム・ファンドを設立。ソロス氏は、人々に先んじて掘り出し物を見つける能力に長けており、一方のロジャーズ氏は、持ち前の粘り強さでもって可能な限りの資料に当たり、分析を行いました。

2人は世界を視野に投資を行い、10年間に4000%を超えるリターンを叩き出します。しかし、富よりも自由を愛するロジャーズ氏は37歳にして引退。以後はバイクや車で世界を1周するなど、冒険投資家として知られています。

ロジャーズ氏のご紹介はこれくらいにして、以下より早速、氏の名言を解説することにしましょう。

Next: 暇な人ほど「時間がない」? 天才は時間の使い方も凄かった



実は暇な人ほど「時間がない」

<名言1>

「本当に忙しい人よりも、実は暇な人の方がいつも『時間がない』と言っているのです。要するに、忙しくない人というのは怠惰で時間管理能力が低いのです。私はリタイア直後にこのことを思い知りました。退職後の数ヶ月間、時間はたっぷりあったのですが、何も成し遂げることはできなかった。仕事で忙しい時のほうが、よほど効率的に動けたのです。そこで、オートバイで世界1周旅行に挑むことにしたのです」

これは「ロジャーズ流タイムマネジメント」ともいえる言葉です。氏の日常がどんなものかというと、毎日6時に起床し、2人の娘を自転車で学校に送り届けた後、午前中はエクササイズをしながらニュースやメールをチェック。合間にヘッドフォンを付けて電話インタビューを受けたり、電話会議をしたりして過ごします。午後には子供を迎えに行き、夕方から夜にかけては自宅で会議を開くこともあるようです。氏は2007年、アメリカからシンガポールに移住しています。

運動しながらニュースやメールのチェックをするというのは、一見すると集中力を欠くような行為にも見えますが、それは組み合わせ方にもよります。たとえば、2人の記者から同時に取材を受けることはできません。しかし取材と運動であれば、頭と体という別々の作業になりますから、並行して行うことは可能です。もちろんこれは、氏が同時並行でも重要な情報は漏れなく拾えるよう、投資家としての能力を研ぎ澄ませてきた、ということでもあります。

今の私たちがロジャーズ氏をマネようとしても、いきなりここまではできないかもしれません。とはいえ、忙しい時のほうがかえって時間を有効に活用できることは、誰しも経験しています。それは、忙しい時のほうが活発に頭や体を使っているために、その勢いで何をするにもテンポよく行動できるからでしょう。

時間があるはずの土日が無駄に流れていく

休みの日に、「今日は時間があるからいろいろなことができるな」と思ったのに、結局、1日ダラダラ無駄に過ごしてしまう、というのはよくある話です。

人は「自由にしていいですよ」と言われると、かえって管理をすることが難しくなります。特にそれまで時間を拘束されていたサラリーマンの方が、退職などでいきなり24時間フリーになってしまうと、急に「後でもいいや」となって、行動の質が薄まりがちです。

時間を無駄なく使えるようになるためには、ある程度の“型”が必要なのです。たとえば、私もビジネスオーナーですから時間はほぼ自由です。そこで私は他人と約束することで、行動に強制力を持たせています。

「忙しい人」には2種類ある

「忙しい人」というのは、大きく言うと2種類に分けられます。それは「人々に求められて仕事が殺到している人」か、「現在、修行中の人」かのどちらかです。

仕事が殺到している人は、自分で選べる立場にいます。それでもなお、忙しくしているのだとしたら、おそらくそのほうがご本人にとって楽しいからなのでしょう。けれど実際、「忙しさ」の多くの要因は、その人が“修行中の身”であることと関係しています。修行中というのは比喩であり、それを「自分で自分の顧客を獲得できるようになるまでの期間のこと」と定義しましょう。要は「独立の過程」という意味です。

このように考えると、会社に雇われているサラリーマンは、終始修行中の身である、と言えるのかもしれません。しかしそうではなくて、「本当はいつでも独立できるけれど、自ら選んでサラリーマンをしている」というのであれば、すでに修行は終わっている、と言えるでしょう。

とどのつまり、サラリーマンとはお金を得るために働いているのではなく、仕事をしながら学んでいる最中なのだとしたら、仕事量を自分で決めることができないのもやむを得ません

ロジャーズ氏も、クォンタム・ファンドの共同設立者ではありましたが、会社はソロス氏のものでしたから、結局はサラリーマンに過ぎませんでした。けれど氏はそれをやり切ったからこそ、投資家として自立できたのです。

この名言は、逆を言うと「忙しい人ほどチャンスがある」ということを示唆してもいるのです。

Next: 無料の情報に「掘り出し物」はない? 偉大な投資家の情報収集術とは



2. 偉大な投資家の情報収集術とは

続いて、サラリーマンの方によく聞かれる「情報収集術」についての名言を取り上げます。

先ほどのタイムマネジメントと、この情報収集術は、私がよく聞かれる質問ベスト5の中に必ず入る話題です。まずは、ロジャーズ氏が何を語っているのかを見てみましょう。

無料の情報の中に「掘り出し物」はほとんどない

<名言2>

「テレビや雑誌、インターネットで得られる知識や情報に頼ってはいけません。賢明な投資家であるためには自分自身で経験し、自分の頭で考えること。だから私はテレビを見ません。若い人はインターネットに依存していますが、ネット上の情報で『世の中を理解した』と信じている人の視野は狭い。投資で成功したいなら、それを心に留めて、自分の眼力を磨いてください

現在は、無料の情報が世の中に溢れています。たとえば、お店を探したい時や、ちょっとした調べものをしたい時などには重宝するでしょう。

とはいえ、もともと世の中に無料のものなど1つもありません。ですから、無料の情報を流している人は、「どこかで必ず資金の回収をしている」と考えるのが普通です。つまり無料の情報を流している、というのは「そうすることによって利益が得られるから意図的に無料の情報を流している」のです。

たとえば、テレビの情報は基本的に無料です。けれど、そのほとんどは意味のないものです。「何の苦労もなく、ただテレビを観ているだけで、自分の必要としている情報がすべて集まってくる」などということはあり得ません。

元来、テレビとは企業のマーケティングツールですから、視聴者に自社商品を覚えてもらい、買ってもらうのが本来の目的です。テレビを観て、お金が「減る」ことはあっても、「稼ぐ」とか「殖やす」という要素はありません。

選別眼がなければ、テレビ・ネットは時間を無駄にするだけ

確かに、テレビを観てビジネスのインスピレーションを得る、ということはあるでしょう。しかし、何にもせずに純粋にテレビで観た内容から、いきなりアイデアを思いつくことはありません。それができる人は、必ず何らかの前段階を経ているはずです。たとえば日頃から新しい企画ネタを探してたくさん本を読んでいる、とか、会社から重要なプロジェクトを任され、それについて日夜考え続けている、といったようにです。テレビは単なるきっかけにすぎません。

たとえると、インターネットサイトの中からとびきりの情報を得ようとするのは、海辺の砂浜の中から砂金を見つけようとするようなものでしょう。たとえ決死の覚悟で探したところで、無料の情報の中に大金星が混ざっている保証はありません。

もし、選別眼を持っている人であれば、その中からでも見分けることは可能でしょうが、選別眼を持っていない人は、情報の渦に呑まれるのが関の山です。そうしている間にも、貴重な時間はなす術もなく過ぎていきます

Next: 本業と投資をどう両立する? ジム・ロジャーズから学べること



本業と投資をどう両立する?

私でオススメしているのは、ハイブリッドクワドラントです。つまり投資家を本業にするのではなく、本業(サラリーマン、自営業など)を別に持ちつつ、投資家と掛け持ちをすることです。

こう考えた場合、どこにもっとも自分の時間を投じるべきなのかと言えば、それは「一番お金を稼げる本業」にです。いわば副業に相当する投資に、本業以上の時間をかけるべきではないのです。

それでは、副業に過ぎない投資で、なるべく時間をかけずに成果を出すにはどうしたらいいのかと言うと――

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投資する分野を限定し、情報元は複数持つ

ジム・ロジャーズの名言その3

情報を精査するための5ステップ

「私はお金で“自由”を買った」

ジム・ロジャーズの名言その4

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※本記事は有料メルマガ『俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』2018年7月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

次回予告

次回は、「名言シリーズ ジム・ロジャーズ氏」の後編をお送りします!日本びいきとして知られるロジャーズ氏ですが、日本の未来に関しては厳しい見方をしており、折に触れて警告を発しているのはご存じの通りです。

・日本は移民を受け入れるしかないのか?
・待ち受ける大増税?!
・若者にしわ寄せがいく国に未来はあるのか?
・お金だけが利益のすべてではない

ロジャーズ氏の名言をいくつかご紹介した後に、特集の総括を行います。次回の特集も、どうぞお楽しみに!

今後の特集スケジュール(予定)

2018年7月予定
第3回:(Vol.103)ジム・ロジャーズ氏(下)(7月21日配信)

2018年8月
第1回:(Vol.104)仕事のやる気が出ない時はどうする?(8月1日配信)
第2回:(Vol.105)情報弱者が狙われる!(8月11日配信)
第3回:(Vol.106)名言シリーズ「ロバート・キヨサキ」1(8月21日配信)

2018年9月
第1回:(Vol.107)名言シリーズ「ロバート・キヨサキ」2(9月1日配信)
第2回:(Vol.108) どうして巷のFPの主張は似ているの?(9月11日配信)
第3回:(Vol.109)インプット&アウトプット術(9月21日配信)

【関連】副業サラリーマンの税金対策。「節税と脱税の違い」を僕達はまだ知らない=俣野成敏

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【Vol.101】『3つの家計簿管理法』7/1目次
イントロ:“帳簿”が国家の盛衰をも左右するという事実
「あなたの家はどのタイプ?」~我が家にふさわしい家計管理法とは?~
1. 家計を管理する3つの方法とは
 ◎どうして家計管理はうまくいかないのか?
 ◎家計を任されたほうは、それだけ負担も大きくなる
2. 相方がリテラシー音痴の場合はどうしたらいいのか?
 ◎個別会計は、全体像を把握しにくい
 ◎共同管理はコミュニケーションがカギ
3. 必ずしも変えなくてもいい
編集後記:あなたは「ここぞ」の場面で使える奥の手を用意していますか?
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<6月配信分>

【Vol.100】『有料メルマガ第100回特別記念』6/21

【Vol.99】『奨学金破産』6/11目次
〔1〕イントロ:「あなたはどれだけのことを、自分で決めているか?」
「奨学金破産について考える」~金融の専門家が社会問題にメスを入れる!~
1. 奨学金とは、就職後の給料を前借りすること
 ◎単純に「後で返せばいい」とはならない奨学金
 ◎大学へ行くにも投資発想が必要
2. 今、奨学金を返済している方々の家計簿を診断してみると
 ◎「奨学金返済が重荷に…」Aさんの事例
 ◎「奨学金を繰り上げ返済したものの…」Bさんご夫婦の事例
 ◎「奨学金の返済が少なければ余裕も生まれやすい」Cさんご夫婦の事例
3. 向き合うことが、解決への第一歩
今週のQ&Aコーナー:節税本を紹介してください!
編集後記:総合格闘家の神童・那須川天心が推薦した格闘家とは

【Vol.98】『マネープラン・人生アドバイス実践編』(6/1)目次
イントロ:ドラッカーの言う「人が組織内で必ず直面する4つの現実」とは?
「マネープラン・人生アドバイス実践編」~密かに忍び寄る人生の危機に対処する方法~
1. 個人事業を軌道に乗せるためのマネープランとは?
 ◎個人事業主・Aさんの前に立ちはだかる“時間”という壁
 ◎サラリーマンが独立するまでのステップは3つ
2. 老後が近いのに、まだ準備ができていない場合のマネープランとは?
 ◎「どうしたら赤字家計を修正できるのか?」Bさんの場合
 ◎「役職定年で年収が半分以下に!」危機が迫るCさんご夫婦の場合
3. “違和感”とは危険を察知した心の声
編集後記:「人は何にからでも学ぶことができる」
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<5月配信分>

【Vol.97】『お金の賢人から学ぶ(2)』(5/21)目次
イントロ:普段、見せないバフェット氏の素顔とは
「お金の賢人から学ぼう!」(下)~バフェット氏に学べば、我々でもお金持ちになれる!~
1. 「弱者の採るべき戦略」を知る
 ◎成功法則5:過去ではなく未来を見よう
 ◎成功法則6:値段が高ければサービスも良い、とは限らない
 ◎成功法則7:群集心理を避けよう
《投資における弱者の戦略 5つのポイント》
2. 望む自由を得るための最初の一歩とは
 ◎成功法則8:止め時を知ろう
 ◎成功法則9:お金ばかりに気を取られない
《尊敬している人のようになるための4ステップ》
編集後記:流行りの「稼げます」詐欺にご注意ください!

【Vol.96】『お金の賢人から学ぶ(1)』(5/11)目次
イントロ:天才・孫正義氏もバフェット氏をモデリング?
「お金の賢人から学ぼう!」(上)〜バフェット氏に学べば、我々でもお金持ちになれる!〜
1. 成功者が成功し続ける秘密とは
 ◎成功法則1:長期的な視野を持とう
 ◎成功法則2:常に新しいことを学び、謙虚であれ
2. “当たり前”の中に成功は潜んでいる
 ◎成功法則3:自分のお金を投資しよう
 ◎成功法則4:人間関係を築き、他者を丁寧に扱おう
《なりたい自分に近づくための人間関係構築の3ステップ》
今週のQ&Aコーナー:「新卒就職は正しい」に物申す!
編集後記:やっぱり、大切なのは人間関係

【Vol.95】『ジョブ・マトリクス』(5/1)目次
イントロ:「キャッシュフロー・クワドラント」の本質
「ジョブマトリクス徹底活用法!」〜仕事であなたが目指すべき道とは?〜
1. 「サラリーマンが面白くない」本当の理由
2. ジョブ・マトリクス活用法
 ◎「組織の総合得点を上げる」ことがゴール
 ◎無鉄砲でも、行動し続けたAさん
 ◎夢破れ、八方塞がりのBさん
3. ジョブ・マトリクスは、現実を改善するためにある
編集後記:マネースクールコミュニティでは、こんなことを話しています
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<4月配信分>

【Vol.94】『マネースクール会員200名突破記念』(4/21)目次
イントロ:一発逆転発想は、事態をより一層悪化させる
マネースクール会員200名突破記念!〜お金から好かれる人になる方法〜
1. 「お金を守る」という考え方
 ◎投資をするのに「才能は必要ない」
 ◎投資を行う際に考慮すべき「4つの分散」
2. 失敗の中から生まれたマネースクール
 ◎投資は「知識」と「商品」だけでは足りない
 ◎投資期間中、もっとも重要な局面は最後にくる
3. 老後資金は自分でつくる
編集後記:マネースクール会員200名突破記念特別プレゼントのお知らせ

【Vol.93】『一攫千金で、ゴールまで逃げ切る方法』(4/11)目次
イントロ:仮想通貨長者も税金の包囲網から逃れられない?!
「一攫千金で、ゴールまで逃げ切る方法」〜凄腕FPがバーチャル世界を一刀両断!〜
1. ビットコイン長者が大金を手にした時
 ◎ビットコイン長者:Aさんが考えたこと
 ◎マネープランを設計する際にベースとなる考え方
2. 早期リタイヤを成功させる3つのプラン
 ◎「40歳」「1億円」で早期リタイヤは、かなりハードルが高い
 ◎マネープランが目指すのは「選択肢を増やす」こと
3. バーチャル世界は、リアル世界にはなりえない
編集後記:コインチェックが不正流出を許した原因とは?

【Vol.92】『貯蓄上手になる方法(2)』(4/1)目次
イントロ:実は人は「自分のためにならないこと」ばかり選んでいる
「貯蓄上手になって小金持ちになる方法」(下)〜今は稼ぎ上手よりも貯蓄上手?〜
1 真の億万長者は一夜では生まれない
 ◎”投資の神様”もスタートはサラリーマンだった
 ◎「普通の生活をしていては、絶対にお金は貯まらない」
2 「このままでいけば、どのような未来が待っているのか?」
 ◎マイルールがない人はお金を貯められないのか?
 ◎家計を見直すための5ステップ
3. 「貯蓄への道」を平坦にするには
 ◎Aさんの事例:確かに、貯蓄はできているけれど…
 ◎Bさんの事例:自分への良いプレッシャーを味方にする
 ◎Cさんの事例:家族の協力を得るには、相手の大事なものを尊重すること
編集後記:当マネースクールは進化し続けます!
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<3月配信分>

【Vol.91】『貯蓄上手になる方法(1)』(3/21)目次
イントロ:今後も経済の大逆転は起こらない
「貯蓄上手になって小金持ちになる方法」(上)〜今は稼ぎ上手よりも貯蓄上手?〜
1. なぜ、あなたは貯蓄ができないのか?
 ◎サラリーマンの給料が上がらない真の理由
 ◎広がり続ける格差の中で、自分自身の身を守る方法
2. お金が貯められないのは、稼ぎが少ないからじゃない
 ◎貯蓄をするのに、モチベーションは不要
 ◎続けられる貯蓄法とは?
3. 今は誰でもお金持ちになれる時代
編集後記:「今、海外銀行口座を持つべき人」とはどんな人?

【Vol.90】『自分メディアのつくり方(2)』(3/11)目次
イントロ:「続けられない」はどうしたら克服できる?
「自分メディア」をつくれば独立も夢じゃない!《実践編》〜自分の話を聞いてくれる人を増やす方法〜
1. 世間のマーケティングに対する間違った思い込み
 ◎自分メディアをつくる段階で、なぜ売り物はなくてもいいのか?
 ◎「メディアで売ろう」と思わない
2. 読者に読んでもらうためのテクニック
 ◎自分メディアを通じて読者との関係性を築く方法
 ◎自分メディアを始める初心者に必要な3原則
3. 自分メディアをお金に結びつける3ステップ
編集後記:「リクルートスーツで一斉行動」は日本の文化?

【Vol.89】『自分メディアのつくり方(1)』(3/1)目次
イントロ:「副業をしたいけれど、何をしたらいいのかわからない」のはなぜ?
「自分メディア」をつくれば独立も夢じゃない!《基礎編》〜自分の話を聞いてくれる人を増やす方法〜
1. 成功するビジネスを築くために知っておくべきこと
 ◎なぜ今、”自分メディア”なのか?
 ◎ビジネスが失敗する3つの要因とは
2. 自分メディアをつくるための準備をする
 ◎成功するビジネスを築くための2WCH理論
 ◎自分と向き合い、ペルソナを決める
3. 事業を興すとは「顧客を創造する」こと
編集後記:只今、全国行脚の真っ最中!
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<2月配信分>

【Vol.88】『仮想通貨書籍出版記念(3)』(2/21)目次
イントロ:自分たちが通貨発行権を持つことの意味
『トップ1%の人だけが知っている「仮想通貨の真実」』出版記念号(3)〜仮想通貨を待つ未来とは〜
1. 仮想通貨を持つことによって浮上する問題
 ◎避けては通れない保管・管理の問題
 ◎「激しい価格の上下」にはどう対応すればいいか?
2. 仮想通貨にまつわるQ&A
 ◎Q1、仮想通貨は今後、上がるのか下がるのか?
 ◎Q2、今後、仮想通貨が統合することはあり得るのか?
 ◎Q3、仮想通貨の枚数は足りるのか?
3. 仮想通貨が身近にある未来
ニュースのビジネス的着眼点:再び、年金の支給開始年齢が後ろ倒しになる前兆か?
編集後記:ミットネス渋谷店をオープンします!

【Vol.87】『仮想通貨書籍出版記念(2)』目次(2/11)
イントロ:「手軽さと引き換え」に失ったもの
『トップ1%の人だけが知っている「仮想通貨の真実」』出版記念号(2)〜仮想通貨を取り巻く課題〜
1. ハードフォークとは何なのか?
 ◎ハードフォークによって生まれたコインの正体
 ◎“ハードフォークコイン”に潜む危険性
2. 金融とは「現代の錬金術」なのか?
 ◎ビットコインの価値の源泉
 ◎“金融”が成り立っている仕組み
3. 我々は税金とどのように向き合うべきか?
今週のQ&Aコーナー:「効果的なビジネス書の読み方」ってあるのでしょうか?
編集後記:書店トークライブやります!

【Vol.86】『仮想通貨書籍出版記念(1)』目次(2/1)
イントロ:「仮想通貨」は日本を目指す?!
『トップ1%の人だけが知っている「仮想通貨の真実」』出版記念号(1)〜2018年は仮想通貨にとってどんな意味があるのか?〜
1. 電子通貨の登場
 ◎電子に価値を持たせる方法
 ◎長年の懸案事項だった「電子通貨の実現」
2. 仮想通貨をめぐる国家の動き
 ◎仮想通貨は、なぜ値上がりしているのか?
 ◎仮想通貨の未来と税金をめぐる問題
3. 考えられる「2018年に仮想通貨業界に起こると予測される動き」
ニュースのビジネス的着眼点:これは結局のところ、徳?損?
編集後記:「300万円の広告スペース」ってどれくらいの大きさ?
2018年2月のバックナンバーを購入する

<1月配信分>

【Vol.85】『激動の2018年を大予測!』目次(1/21)
イントロ:ついに実現した税制改革
「激動の2018年を大予測!」〜今年の世界経済・投資環境・日本はどうなる?〜
1. 2018年の世界はどうなるのか?
 ◎アメリカの好景気は、いつまで続くのか?
 ◎世界のパワーバランスが変わる時
2. 今年のヨーロッパは好調を維持できるのか?
 ◎イギリスのEU離脱の影響は?
 ◎ヨーロッパが抱える不安要因
3. 2018年は世界が変わるターニングポイントとなるか?
 ◎依然としてくすぶり続ける中国のシャドーバンキング問題
 ◎2018年の日本の注目ポイントとは
 ◎世界はますますつながり、影響し合う

【Vol.84】『ハワイ不動産』目次(1/11)
イントロ:ハワイの不動産投資は、危険がいっぱい?!
「私にも、ハワイの不動産が買えるかも?!」〜世界の投資環境とハワイ・夢の不動産投資の実態〜
1. 「憧れの地・ハワイ」の実像
 ◎ハワイがサブプライムでも値崩れしなかった理由とは?
 ◎世間で言われている「ハワイに投資する利点」は本当にメリットなのか?
2. “地に足のついた”投資を行うために
 ◎「プロの目線」の先にあるもの
 ◎一般投資家が採るべき戦略とは
3. 良い業者は、良い顧客を求める
今週の宿題:「実需」に基づいた物件を探してみよう
今週のQ&Aコーナー:知人の購入した商品は、ブラック案件なのでしょうか?
編集後記:発売前ながら、売れ行きが好調です!

【Vol.83】『2017年特集・総復習号!』目次(1/4)
イントロ:2017年はどんな年だったのか?
「2017年特集・総復習号!」〜2018年を迎えるに当たって、2017年を振り返る〜
編集後記:「仮想通貨について知りたければこの1冊!」を目指しました。
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<12月配信分>

【号外】『2017年は、仮想通貨に始まり仮想通貨で終わる?!』(12/31)

【Vol.82】『ブラック案件・ホワイト案件《後編》』目次(12/21)
イントロ:「投資の神様」バフェット氏成功の要因とは?
「投資のブラック案件・ホワイト案件」《後編》〜ブラック案件・ホワイト案件事例集〜
1. あなたはブラック案件をつかんでいないか?
 ◎ブラック案件・ホワイト案件をつかむ人の特徴
 ◎「我慢すべきか?」「損切りすべきか?」はどうやって見分けるのか?
2. ブラック案件・ホワイト案件事例集
 ◎ブラック案件1:リミットインベステージ
 ◎ブラック案件2:クローバーコイン
 ◎ホワイト案件1:グレート・イースタン 生命保険
 ◎ホワイト案件2:アメリカ投資信託 プレミアトラスト
3. 「投資家は語る」
今週の宿題:ブラック案件か?ホワイト案件か?を見極めてみよう
編集後記:2017年は、あなたにとって良い年でしたか?

【Vol.81】『ブラック案件・ホワイト案件《前編》』目次(12/11)
イントロ:「ソーシャルレンディングは儲かる」は本当か?
「投資のブラック案件・ホワイト案件」《前編》〜なぜ、人によって引寄せる案件が違うのか?〜
1. ブラック案件、ホワイト案件とは何か?
 ◎リスクには「2種類ある」
 ◎ブラック案件を引き寄せてしまう要因とは
2. 「ホワイト案件をつかめない」原因を探る
 ◎どうして熱心に勉強してもホワイト案件をつかめないのか?
 ◎ホワイト案件をつかめるようになるには?
3. 失敗は飛躍するための“チャンス”
今週の宿題:「自分は投資をすべきなのかどうか?」と考えてみよう
ニュースのビジネス的着眼点:迫りくる増税ラッシュに打つ手はあるのか?
編集後記:ワイキキビーチでも、仕事してます!

【Vol.80】『マネープラン《実践編》』目次(12/1)
イントロ:幸運とは「待つものではなく、自らつかみにいくもの」
「敏腕FPが教えるマネープランの基本と実践」《実践編》〜事例を参考に、お金との向き合い方を考える〜
1. お金が貯まらない真の要因とは
 ◎“できない”人をマネすれば、当然“自分もできない”
 ◎「お金が貯まらない人」の特徴
2. マネープランの実例を見てみよう
 ◎事例1:老後資金を貯めるはずが…
 ◎事例2:不明金の8万円はどこへ消えたのか?
3. 自分の優先順位をどこに置くか?
今週の宿題:マネープランを自分の味方にしよう!
今週のQ&Aコーナー:「投資で人生を挽回する」って可能なの?
編集後記:暗号通貨への投資は「万馬券に通じるものがある?!」
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【関連】日本円での貯金はもはや自殺行為。必ず来るインフレが「老人の国」日本を殺す=鈴木傾城

【関連】いくらで人生逃げ切れる?超少子高齢化社会の「ハッピーリタイヤ」入門=俣野成敏

【関連】「海外銀行口座」開設への道~いま日本人であること、国外に資産を置くということ=俣野成敏

俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』(2018年7月11日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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