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世界2,000万人のオタクのための「仮想国家」とコミュニティ通貨をつくる理由(後編)=シバタナオキ

オタクのための「仮想国家」と通貨「オタクコイン」をつくるトーキョー・オタク・モード(Tokyo Otaku Mode)の安宅さんをゲストに迎え、インタビュー後半をお送りします。(『決算が読めるようになるノート』シバタナオキ)

※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2019年2月4日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:シバタ ナオキ
AppGrooves / SearchMan共同創業者。東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻 博士課程修了(工学博士)。元・楽天株式会社執行役員(当時最年少)、元・東京大学工学系研究科助教、元・スタンフォード大学客員研究員。

【関連】世界2,000万人のオタクのための「仮想国家」とコミュニティ通貨をつくる理由(前編)=シバタナオキ

アニメファンがファンドとして共にコンテンツを作る未来を

あえてICOを行わずにコミュニティ用通貨を発行

・2,000万人のファンページが今のTokyo Otaku Modeに至るまでの過程
・世界中2,000万人のオタクのための「仮想国家」を作るというビジョン

シバタ: オタクコインはすごく壮大な計画で面白いなと思うんですけど、オタクコインをICOみたいな感じにするんですか?

安宅: ICOは行いません。普通にこのコミュニティに流通させていくということをやっていきたいなと思っていて、いまはポイントの概念に近いかもしれません。

ただ、ポイントの場合は、例えば、Tポイントや楽天ポイントとかありますけど、あれは一社のデータベースで管理されていると思うのですが、ここのブロックチェーンを使うと一社のためというよりは、コミュニティ全体でみんなで持ち寄って支え合うみたいなことができます。

シバタ: ポイントの原資は誰が発行するんですか?

安宅: 原資というのはないんですよね。ビットコインと一緒でそこに本当に利用価値があるかという信用が価値付けになります。

例えば、トーキョー・オタク・モード(Tokyo Otaku Mode)であれば、販売しているオタクグッズが4万点くらいあるので、そのグッズと1枚1円で交換してもいいよみたいなことをやると。他の会社さんも、イベントをやっていたらそのイベントの入場料が2,000円で、じゃあ2,000枚と交換したら入れるようにしてもいいよとか、そういうふうにみんなが利用価値を認めて、それを使っていくっていうことができると、一定の価値付けができていくかなと思っています。

Next: オタクコインがビットコインに近い理由とは?



あるときピザ2枚とビットコインを交換したのが始まり

シバタ: 企業が物を出して、それをユーザーが買ってもらうときに価値がつくっていう、そういうイメージですか?

安宅: そうですね。物だけじゃなくて、サービスなども含まれると思っています。あと、企業だけでなくファン同士も。

ただ、この場合だと企業が小売業だとしたら、オタクコインで決済されても、そのオタクコインが円とかドルに変わらないと次の仕入れができないじゃないですか。なので、これはまだ日本では法律やガイドラインが正式に定まっていなので、動いていないのですが。それが定まれば、ビットフライヤーさんやコインチェックさんなどの交換業免許を持っている取引所さんに、そのトークンを上場させるっていうことができて、オタクコインを円やドルに換えることができ、次の仕入れができるようになります。

シバタ: 僕もいろいろ仮想通貨周りを見ているほうだと思うんですけど、ICOをしないで新しく仮想通貨を発行するって、あんまり見たことがないんですけど。すごいですね。

安宅: ビットコインはICOをしたわけじゃないので、あれに近いかもしれないですね。

シバタ: 確かに。そう言われればそうですね。別にビットコインは何もしていないですよね。

安宅: はい。みんながビットコインを持っていて、ある時ピザ2枚とビットコイン1万枚を交換したっていうのが始まりと言われています。

当時は、ビットコインはそんなに価値が高くなかったので、1万枚とピザ2枚が交換されたみたいなことが自然発生的に起こるとしたら、それが価値になっていきますよね。結局、通貨というのは信用の合計値だと思うので、信用がどんどんたまっていって、みんな確かにこれが一定の価値を持つんじゃないかと思われたら、そこから価値付けが行われていくのではないかと、僕らはそういう方向性で進めています。ICOは必ずしも必要がなくて。むしろ、ICOをやってしまうと信用の前借りをしているような感覚なんです。

シバタ: おっしゃる通りですね。「通貨というのは信用の合計値」というのはいい言葉ですね。

安宅: 大きな絵を描いて、こういうことをやりますと言って、事前にこれだけお金をくださいみたいなことをICOはやるので、それはそれで実現させられるのであればいいと思うんですけど。そんなに思い通りに事業やサービスとかって展開しないですよね。

僕らの場合は、信用度に応じた価値がついていくべきかなと思って、ひとつひとつ時間をかけて着実に信用を積み上げていったほうが本質的かなと考えています。もちろん、先にお金があったほうがいろいろと展開が早くなったりもすると思うんですけど、オタクコイン協会としては、パートナー全体でファンや業界に啓蒙していくのが、急がば回れで近道かなと思っているんです。

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Next: クリエイター支援はどのように?オタクコインの使い道について



Otaku Coinでクリエイターに富が還元できる仕組みを

シバタ: ちょっと話変わるんですけど、クリエイターの方に還元したいみたいなお話もあったと思うんですけど、このオタクコインを通じてどういう感じでクリエイターの方に還元されるイメージなんですか?

安宅: いろいろなパターンがあると思うんですけど、やっぱりすごくいろんな方がおっしゃられるのは、「投げ銭」ですよね。

例えば、海外の方が100円単位で日本のアニメーター、クリエイターに支援するって言ったときに、今だったら送金手数料のほうが高くて気軽にはできないと。ただ、投げ銭ってオタクコインじゃなくてもできることなので、もっとファンや業界にダイナミックで良い影響を与えられる形があると思っています。

インターネットで情報の移転が滑らかになった、ブロックチェーンは価値の移転が滑らかになる、という話をしましたが、ブロックチェーンでできる一番ダイナミックなところは、コンテンツやクリエイターのための資金調達だと思うんですね。去年、ICOでいろんな会社とか事業の立ち上がりの資金調達でブロックチェーン使えるよねっていう盛り上がったと思うんですけど、これって実は、アニメ業界でも同じで。いまのアニメ作品って、一番最初は資金調達から始まるんです。

シバタ: そうですね。お金がないと作れないですからね。

安宅: そうなんですよ。だいたい今、新しく1本アニメ作ろうとしたら、12話で3億円くらいかかります。スタートアップとの比較で考えると、最初に3億円必要というのは割とお金かかるなぁという印象ですよね。

かつ、それが当たるか外れるかでいうと、10本に1本当たればいいよねっていう、かなりハイリスクハイリターンなモデルになっていて、このリスクを分散するために、今だいたい取られている方法が、製作委員会方式です。

1作品に対して10社くらい持ち寄って3億円を投資する。1社3,000万円を出し合って1作品作る、ということをやっているんです。そのプレイヤーはだいたい決まっていまして、コンテンツ関連でビジネスをしている国内の大手企業数十社で作品がヒットするまで継続的に繰り返し製作委員会を組成して、作品を作り続けるスキームです。

これは、ボラティリティの高いビジネスのリスクヘッジのためにすごくスマートなやり方なんですけど、ブロックチェーンを使ったら、そもそも日本の会社だけじゃなくて、海外の会社やイベンターもそうですし、ファン一人ひとりからも調達できると思うんです。アニメファンはみんな次のより良い作品を観たいと思っているので、金銭的リターンだけではない想いで投資や応援したいはずです。

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それこそ、オタク国家には最低でも2,000万人いますから一人1,000円でも集まったら、200億円のファンドができあがります。そのファンドをもとにみんなの投票で、ファンが望む企画やプロジェクトに出資していくみたいなこともできると思います。

クラウドファンディングも近い思想ですが、VCと同じで先にお金が集まっているモデルもありんじゃないかと思います。

シバタ: それはかなり壮大で面白いですね。

安宅: はい。今の製作委員会方式っていうのはすごくよくできていると思うんですけど、新しい技術ができたことによって、違うやり方もあるんじゃないっていうことが提案できたら面白いなって思います。それが、究極的にいうと、クリエイター還元になっていくと思っています。

少し踏み込んだ話をすると、どうしても今のアニメーターやクリエイターっていうのは、製作委員会から請け負う形で仕事をもらっているので、立場的にいうとちょっと弱いんですよね。

製作委員会からスタジオに発注するという流れでだけではなく、ファンから集めたお金をスタジオに直接入れて、スタジオから作品を盛り上げてくれる会社に発注するっていう、逆のパターンというのも、業界構造的にトライしてみても面白いんじゃないかと思っています。

シバタ: 本当に一番、価値を生み出しているのはスタジオの人たちなわけですから。

安宅: まさにまさに。クリエイターが作品を生み出していますよね。

先日取材をされたというピーエーワークスの制作現場/引用元インタビュー記事はこちら

Next: クリエイティブ業界で、新たなブロックチェーンの使われ方とは



インターネットは情報の移転を滑らかに、ブロックチェーンは価値の移転を滑らかにする

シバタ: ブロックチェーンの活用の仕方で、ICOをしないっていうのは、すごく面白いなと思うんですけど、ブロックチェーンの活用の話をいくつか教えていただくことはできますか?

安宅: はい。オタクコインのプロジェクトを進めて行く中で、ブロックチェーンを使うと面白いことができるなというのがいくつか出てきていています。

ひとつは、NFT(Non-Fungible Token)と呼ばれるデジタルデータのユニーク性を担保するものです。デジタルデータって今までコピーし放題だったので、そのひとつひとつの価値って無料に近づいていく、あるいは価値がないよねって思われていたんですけど、ブロックチェーンがあることで「これが本物」であり、「これがレプリカ」であるという区別ができるようになったんです。クリプトキティというデジタル上で猫が描かれたカードゲームがあるんですが、この猫ちゃんがデジタルなのに1枚1,100万円で売買されたりしています。累計でも25億円も取引されたりして。

CryptoKitties | Collect and breed digital cats!:https://www.cryptokitties.co/

ほかにも今、アートの世界で起こっているのは、モネとかアンディ・ウォーホルの絵の所有権を一万分割にしトークン化してブロックチェーン上に乗せ、みんなで所有するみたいな。Masterworksのような数億円する高額アートをみんなで所有する一口馬主的なサービスなども出てきています。

Masterworks – Learn to Invest in Fine Art:https://www.masterworks.io/

これをアニメの世界に応用すると、アニメのデジタルデータもひとつひとつをトークン化して価値をもたせることができるんですね。30年前までは、スタジオジブリがトトロのセル画をアートワークとして、透明なペーパーに描いていましたけど、最近はそれが全部デジタルに変わって、アニメの映画を1本作ると、だいたい数万枚のセル画データのフレームができます。

それは、今は全部コピーし放題だし、マスターデータが下手に流通してしまうと大変なことになるので、眠らせているわけですけど、ブロックチェーンでデジタルでの「本物」を担保しつつ、デジタルデータに価値がつくんだったら、最終的にできあがるアニメのデータ1枚1枚が価値を持つ世界があってもいい。

©️ PRODUCTION REED CO., LTD.

それが、例えば、1枚1万円で売れるとしたら、眠らせていたものが急に価値を持ち出すので、それがファンの手元にあって、コレクションになっていくみたいなことが起こるんじゃないかと思います。

シバタ: 確かに。それは面白いですね。

安宅: それをもうちょっと応用していくと、例えば、声優さんの声のデータとかも売れるかもしれないです。声優さんが「おはよう」って言った、彼女の「おはよう」は俺のものだ、みたいなことも。とっても炎上しそうな話ですが(笑)

シバタ: それをほしい人がいるわけですよね。

安宅: そうです。コレクター的に。真のファンだったら買いたいですよ。あと、VチューバーのVRデータも、その世界にひとつしかないことが証明されているとしたら、ものすごい価値がつくかもしれません。

ソーシャルゲームのカードゲームも、カード1枚1枚がデジタルデータだったのが、ブロックチェーンでユニーク性が担保されて、価値を持ちだしている。遊戯王カードみたいにフィジカルなトレーディングカードでもレア度に応じた価値があるので、デジタルでも普通に価値が出そうですよね。

ゲームをやめるときに、そのゲームのカードを売って換金して、他のゲームを始める元手にするというようなことができたりします。日本発のMy Crypto Heroesがその先駆けになっています。

さきほどのセル画の話で行くと、トトロとかフィジカルなセル画はすでに1枚500万円の値段がついて、もうアートとしての価格になってます。その価値もデジタルの世界にやってきてもおかしくないと思っています。

シバタ: 今の話はすごく面白いなと思っていて、デジタルなデータのコピーがされないっていうユニーク性が担保されることで、お金が回るようになって、しかもそれが、流動性が高まるので、どんどん次の新しいところにお金が流れていく可能性があるということですよね?

安宅: そうです。

シバタ: それはすごいですね。

安宅: 未来的ですよね。それをさらに、さっきのアニメファンがお金を出し合って、アニメのコンテンツファンドを作るっていうところに組み合わせられるんじゃないかと思っています。

出資というより将来的なデジタルフレームのデジコンの予約権を販売する。最終的にできあがるものは、今はアニメのデジタルデータなんですね。アニメが完成するまでに2年とか3年かかるんですけど、2、3年後のデジタルデータの1枚1枚のフレームに対して予約販売するとして、一人1万円出してくれれば、100万人いたら100億円のファンドができます。そのフレームは将来資産性も持ったりする。

シバタ: 面白いですね。

Next: オタクコインのアプリでこれまでに行った、実例を紹介



コインの価値ではなく、流通させることを目的とした運用

安宅: 昨年出したオタクコインのアプリで、アニメスタジオさんに応援メッセージを届けようっていう、シンプルな企画をやってみました。

けっこうな数が集まって、今2万件弱のメッセージが届いているんですよ。僕もいろいろウェブサービスやアプリをやってきましたけど、見たことがないくらいの熱量で、オタクコインがインセンティブとして効いているなと思っています。

今まだ価値があるかないかよくわからないオタクコインで人が動いている感じがしています。

シバタ: 話をお聞きして思うのが、コインの価値を上げることだけにみんなICOの人たちって行くじゃないですか。そうじゃなくて、まず流通させることを念頭に置かれているのが素晴らしいなと、そういう印象です。

安宅: ありがとうございます。去年、仮想通貨周辺ですごくいろいろな事件があって、僕らが各所に話をしに行ったときに、マイナスでネガティブなフィードバックをすごくもらうんですね。

言ってみれば、仮想通貨・ブロックチェーンというだけで、信用がマイナスからスタートしているんです。でも、通貨の価値は信用の合計値なので、一番今大事にしているのは信用を蓄積するためのブランディングや啓蒙活動で、この技術は有用なものですし、いろんな事件があったけど、それを乗り越えていくべき意義あるものであるっていうことをちゃんと伝えていくっていうところを一番大事にしています。

シバタ: すごいですね。あんまりそういう話を仮想通貨界隈の人から聞いたことがないので、逆に新鮮です。

安宅: 多分、本業があるからできることかもしれないんですけど。

シバタ: それはそうかもしれないですね。本業が安定して伸びていらっしゃるから。っていうのはあると思うんですけど。

安宅: ありがたいことです。長い目で見ると、価値の移転がすごく滑らかになったときに、そうじゃなかったときと比べると、業界全体とかコミュニティ全体の流れや成長スピードが変わると思うんですよ。

インターネットが情報の移転だけだったのが、今度は価値の移転が滑らかになってしまうので、この技術を導入した、しないで、インターネットよりも大きな差がつくと思います。

さらに言うと、日本のアニメが戦っている場所はコンテンツ産業で、そこで一番巨大なのはディズニーなんですよね。

ディズニーのコンテンツと、ファンの可処分時間の奪い合いをしているので、やっぱりこの業界全体としてどうディズニーと戦っていくかっていう俯瞰した視点で考えていったほうがいいかなと思っています。そのときに、僕らはIT寄りの人なので、業界やコミュニティの方たちにITという武器も使えますよと伝えていきたいです。インターネットに続いて、今、『ブロックチェーンという新しい刀』ができてきたので、それもちゃんと使っていきましょうということをしなやかに進められたらいいなって思っています。

シバタ: かっこいいと思います。本日はお忙しい中、ありがとうございました。

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  • 2,000万人のオタクのための国家・通貨を作るオタクコイン。あえてICOをしない理由とは?(後編)(2/4)

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  • Q. Amazonが打っているトランプ大統領への対抗策、一つは倉庫従業員の待遇改善。もう一つは?(1/31)
  • 2,000万人のオタクのための国家・通貨を作るオタクコイン。あえてICOをしない理由とは?(前編)(1/29)
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7月配信分
・FacebookやSpotifyも利用中!古くて新しい決済サービスAdyenがついに上場へ(7/31)
・テクノロジーの地政学:ロボット産業(中国編)~「人と機械の共生」で最も未来を行く中国企業(7/27)
・WantelyがSaaSビジネスとして超いい感じに進化している件(7/26)
・ついに上場!Xiaomiが見るスマホメーカーの先の世界(7/24)
・「テクノロジーの地政学」:ロボット産業(シリコンバレー編):「モノより体験」を売る時代のメーカー生存戦略(7/20)
・PayPalを導入した場合としない場合でコンバージョン率がどのくらい変わるかご存知ですか?(7/19)
・「脳ドック専門クリニック」のオペレーションとビジネスモデルが凄かった件(後編)(7/17)
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・スマホ時代のFintechサービス利用動向について知っておくべき5つのトレンド(7/12)
・「脳ドック専門クリニック」のオペレーションとビジネスモデルが凄かった件(前編)(7/10)
・「テクノロジーの地政学」次世代モビリティ(シリコンバレー編): 「クルマのサービス化」日本の勝機はどこに(7/6)
・お墓・葬祭・仏壇版の価格コム「鎌倉新書」のビジネスモデル(7/5)
・成長スピードが加速しているユーザベース、主要2事業のユニットエコノミクス(7/3)
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6月配信分
・「テクノロジーの地政学」人工知能:中国の「AI大国」化を支えるシリコンバレー(6/30)
・ライブ配信アプリはこんなに伸びている!「17 Live」に見るトレンドと急成長の背景(6/29)
・Teslaの現状に関して知っておくべき5つの数字(2018年Q1時点)(6/26)
・「テクノロジーの地政学」人工知能(シリコンバレー編): AI活用の勝敗分ける「データと人材」獲得競争(6/22)
・世界最強のSaaS・Salesforceは決算資料も最強な件(6/21)
・多角化する弁護士ドットコムにみる2つの「ネットワーク効果」(6/19)
・【初心者向け】2冊目の著書「決算資料からビジネスの仕組みが見えてくる」発売(6/18)
・Fintechの「横綱」SBIの決算から学ぶの仮想通貨ビジネスの全て(6/14)
・DeNAの中で最も売上・利益の成長率が最も高い事業をいえますか?(6/12)
・GMOに学ぶ「仮想通貨マイニング事業」のビジネスモデル詳細(6/7)
・メルカリの上場に見る「目線の高さ」(6/5)
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5月配信分
・Alibaba版のPayPalであるAnt Financialの営業利益が既に数千億円レベル(5/31)
・ついに日本でも「株式報酬」が一般化するのか!? ヤフーや楽天が既に導入(5/29)
・AbemaTVとNetflixの1ユーザーあたりの視聴時間を比較してみる(5/24)
・オンライン講座「テクノロジーの地政学」を始めます(5/23)
・スマホ端末の売れ行きとアプリ業界のトレンドから見る「量」から「質」への構造転換(5/22)
・Netflixのユーザーはどのデバイスで動画を視聴しているかご存知ですか?(5/17)
・有料会員1億人を突破したAmazonプライムの圧倒的スケールと今後の成長ポテンシャル(5/15)
・ZOZOSUITの仕様変更はビジネスとして見れば圧倒的に正しいと思う件(5/10)
・B2Bシェアリングエコノミーのラクスル、抑えておくべき3つのKPI(5/8)
・Appleを時価総額で超える!? サウジ・アラムコのビジネス規模が少しずつ明らか(5/1)
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4月配信分
・成長スピードが加速し、ついに黒字化が見えたクラウドワークスの成長戦略(4/26)
・GameWithに学ぶメディアビジネスの収益化と改善方法(4/24)
・ZOZOもビックリ!? アパレルECの未来を感じさせるStitch Fix(4/19)
・AmazonのECシェア拡大を食い止めるGoogleの「アレ」が成長中(4/17)
・平均●●%を超えるECの「買い物かご離脱」を改善するための2つの意外な(?)施策(4/12)
・25歳の時に知っておきたかった「一般庶民」向けの資産運用(4/10)
・時価総額1,000億円を超え、東証一部への変更を狙う「じげん」の3つのここが凄い(4/6)
・AmazonがFintechに進出する理由は「EC化率」を上げるためだと思う(4/3)
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3月配信分
・スマホ時代の高級ハンバーガー店「Shake Shack」のここが凄い(3/27)
・「Match」グループに学ぶ、出会い系サービスのユニットエコノミクス(3/22)
・Amazonの売上はなぜ前年同期比+38%も伸びているのか?(3/20)
・【IPO続報】Dropboxの収益率が急激に改善した理由(3/15)
・Twitterの黒字化は実は日本のおかげ?(3/13)
・オンライントラベル業界トレンド:売上20%増と絶好調のExpediaと苦戦中のレビューサイトTripAdviso(3/8)
・Spotifyがフリーミアムモデル界の最強モデルである理由(3/6)
・ヤフーの「第三の矢」であるFintech事業が発射準備完了になった模様(3/1)
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2月配信分
・【速報】Dropboxの上場申請書の詳細(2/24)
・ソフトバンク、親子上場の裏にある真の狙いとは?(2/22)
・ソフトバンクビジョンファンドの仕組み解説が超絶勉強になったので詳説(2/20)
・決算資料には書かれていないZOZOTOWNのPBによる売上インパクトを推計してみた(2/15)
・【悲報】eBayとPaypalがついに完全に離婚する時期を確定へ(メルカリとメルペイはどうなる?)(2/13)
・AbemaTVへの年間200億円の投資が無理筋なんかじゃないことを説明しよう(2/8)
・NetflixがFacebookと正反対の動画コンテンツ戦略を取る理由(2/6)
・Amazonで最も売れているカテゴリー・伸びているカテゴリーご存知ですか?(2/1)
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1月配信分
・Facebookの苦悩:企業による投稿が表示されにくくする理由(1/31)
・Amazonの中でクラウド事業よりも早く成長する古くて新しい事業とは?(1/25)
・iPhone 8とiPhone X、どちらの方が売れているかご存知ですか?(1/23)
・ビットコインだけじゃない!? 「2018年版・仮想通貨の投資方法」を公開してみます(1/18)
・年末年始に読んだオススメ書籍5選(1/16)
・2017年に最も売れた記事トップ5(1/11)
・2017年に最も読まれた記事トップ5(1/9)
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12月配信分
・2017年に使いはじめて「これがない世界に後戻りできない」と思えたサービス5選(12/28)
・【2017年版】これを読まずには年を越せない!? 年末年始に読むべき7冊の名著(12/26)
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・マイクロソフトは上場時の目論見書も神がかっていた!?(後編)(12/20)
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・AmazonのアメリカでのEC市場シェアいえますか?(12/12)
・中国EC巨人アリババの日本のECから「逆輸入」したものとは?(12/8)
・ソフトバンクと楽天の投資事業の凄さを真面目に語ってみる(12/5)
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11月配信分
・ZOZOTOWNは、プライベートブランドへの投資資金をどのように捻出するのか?(11/30)
・スナップチャットに学ぶグローバルにスケールさせる広告システム(11/23)
・「iPhone X」以前でも驚異的なAppleの決算で覚えておくべき6つのトレンド(11/21)
・決算資料には書かれていないFacebookの強みと主要KPI(11/16)
・Facebookの実効税率が恐ろしく低い件(日本企業に勝ち目がない理由)(11/14)
・サイバーエージェントがAbemaTVに200億円以上の投資がしづらい理由(11/9)
・Googleの成長が更に加速しそうだと思わせるたった一つのKPI(11/7)
・Netflixの事例からユニットエコノミクスとキャッシュフローを学ぶー Netflixのユーザー獲得コスト・回収期間を言えますか?(11/2)
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10月配信分
・GoogleやAmazon並の成長率を維持するPaypalの4つの「ここが凄い」(10/31)
・「最近の若いのは何を考えてるか分からん」というおじさん・おばさんへ(10/27)
北米版の楽天市場「Shopify」から学ぶEC版の月額課金+手数料モデル(10/26)
・Amazonのジェフ・ベゾスCEOの成功のための思考法(10/24)
・ついに日本でも発売。どのスマートスピーカーを買うべきか?(10/19)
・Googleが飲み込もうとしている世界とまだ手が及ばない世界(10/17)
・楽天はFREETEL買収費用を回収するのにどの程度時間がかかるのか?(10/10)
・スタートアップはどこまで赤字を掘っても許されるのか(10/6)
・iPhone Xに学ぶ、レッドオーシャン市場で成長率を高める方法(10/3)
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9月配信分
・GoogleがHTCを買収した背景と1,200億円が「破格」である理由(9/29)
・オンライン広告で本がどのくらい売れるか実験してみた(9/26)
・【2017年版】スマホアプリ開発者が知っておくべき7つの事実(9/22)
・【ライブを見逃した方へ】英語か決算か? ビジネスパーソン最強の教養とは(9/20)
・英語か決算か? ビジネスパーソン最強の教養とは(9/19)
・ソフトバンクがスプリントとT-mobileを合併できたとしてもまだ足りないものとは?(9/15)
・アリババのクラウド事業がAWSみたいなバケモノになりつつある件(9/12)
・中国3強(百度・アリババ・テンセント) vs 日本3強(ヤフー・楽天・LINE)の決算比較(9/5)
・【保存版】マネーフォワードのIPOはSaaSのお手本レベル(9/1)
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8月配信分
・決済端末Squareの絶好調を支える3つの差別化戦略(8/29)
・ZOZOTOWNのテイクレートは楽天市場・ヤフーショッピングの●倍(8/25)
・Amazonは最大のハックである「税ハック」と日本のソフトウェア産業の競争優位(8/22)
・「ツケ払い」の貸倒率を推計してみた(8/17)
・ヤフーがどうしても銀行を連結子会社にしたかった理由(8/14)
・あまり報道されないけど頭に入れておくべきGoogle関連の6つの指標(8/8)
・老舗FintechのPayPalが前年同期比26%で成長するワケ(8/4)
・しばQ:マーケットプレイスで先に集めるべきは「売り手」「買い手」のどちら?ポイントバックはイケてる?他(8/1)
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【関連】外国人アルバイト頼みの営業で大丈夫か?日本は海外から「失業を輸入」している=児島康孝

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【関連】なぜ先進国で日本だけ?サラリーマンの給料が20年間も下がり続けるワケ=大村大次郎

『決算が読めるようになるノート』 2019年2月4日号『2,000万人のオタクのための国家・通貨を作るオタクコイン。あえてICOをしない理由とは?(後編)』より抜粋
※記事タイトル・本文見出し・太字はMONEY VOICE編集部による

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