私が証券業界に入って40年。NYダウは50倍以上の2万6,000ドル台になり、日経平均は4倍ちょっとしか上がっていません。令和で日本は飛躍するでしょうか。(『証券アナリスト武田甲州の株式講座プライム』)
※本記事は有料メルマガ『週刊 証券アナリスト武田甲州の株式講座プレミアム』2019年4月8日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
衰退の時代だった平成が終わる。令和で日経平均は20〜30倍へ?
この40年で大きく成長した市場
私が証券業界に入って40年。当時の日経平均株価はおよそ5,000円で、NYダウは500ドル程度でした。
それから40年。NYダウは50倍以上の2万6,000ドル台になりました。
それに対して日経平均株価は4倍ちょっとしか上がっていません。
日本の国力は低下する一方
日経平均株価の最高値は1989年末の3万8,915円でなかなか抜くことができませんが、米国株はやすやすと壁を超えて高値更新を続けてきました。
日本の国際競争力は1990年頃の世界首位をピークに今は25位。G7で最低になりました。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」は完全に死語となり、国力は低下する一方です。
日本衰退の時代だった「平成」が終わり、もうすぐ「令和」がスタートします。
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ここから30年、日経平均は20倍もありえる?
そしてほぼ同時に5Gサービスがスタート。5Gはスマホだけでなく、AIやIOTとの組み合わせで企業活動や個人の生活のあらゆる場面が使われる次世代の通信サービスです。
人手不足が進む日本ですが、だからこそ米国の6~7割程度しかない生産性を飛躍的に引き上げるチャンス到来。
生産や販売の現場で生産性の大幅向上が実現できれば、それは株価にも当然反映されてきます。いまその株価上昇の入り口に私たちは立っているように思います。
これから30年後、日経平均株価がまだ存在するかどうかわかりませんが、もし存在していれば、20~30倍の50万円前後という水準になっているかもしれません。
今の状況からは想像することが非常に困難ですが、それくらいは日本の未来に期待していてもいいでしょう。
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『証券アナリスト武田甲州の株式講座プライム』(2019年4月8日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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証券アナリスト武田甲州が、経済やマーケットの先読み・裏読み情報を毎週月曜日に発行。2008年3月のセミナーでは米国で最大300兆円の公的資金投入を予想。2008年9月末時点で米国のゼロ金利、量的緩和政策実施を予測するなど大胆な未来予測情報もあります。