長かった梅雨も間もなく明け、今度は猛暑の季節がやってきそうです。みなさんは、体調など崩されていないでしょうか?
間もなく土用の丑の日(7/27)ですが、今回はそんなシーズンにぴったりなスタミナのつく、うなぎの蒲焼を優待でいただける2銘柄をご紹介したいと思います。
投資歴20年。長年の経験から、優待とキャピタルゲイン(値上がり益)を得ながら資産を形成した優待投資家。運用ブログ『とことこトコタンの株主優待ブログ』
本格的な夏を控えて、うなぎが届くおすすめの優待2銘柄
鮮魚の生産販売を営むヨンキュウから届く国産養殖うなぎ
ヨンキュウ<9955>は、愛媛県宇和島市にある鮮魚販売、餌料・飼料販売、養殖用稚魚の生産・販売の会社です。こちらの株主優待は、2019年3月8日に株主優待新設の発表があり、初実施の優待品がちょうど先日届いたばかりです。
3月8日の引け後に優待新設発表して、翌営業日は1,600円まで一時急騰しました(発表前終値1,389円)。優待新設を発表した次の日はほとんど上がるのですが、その後下がることが多いのですぐには買いません。数日様子を見て、少し下がったところで買うのがコツです。
状況によってはそのまま上がってしまうこともあるので、購入するかどうかは利回りで決めるなど、自分のルールに従ってくださいね。
《優待銘柄情報》 |
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ヨンキュウ<9955> 最低単元購入価格:14万6,700円(※7月18日終値) 権利付き最終日:3月末日 |
《優待内容》 |
★自社子会社で養殖したうなぎの蒲焼など1点選択
100株以上 3,000円相当以内 |
私は今回100株保有でしたので、うなぎの蒲焼1尾かQUOカード1,000円のどちらかを選択できます。届いたのは、約200グラムのしっかりとした鹿児島県産のうなぎでした。
参考までに、今回(2019年3月期)の優待品の内容は下記でした。
500株 うなぎの蒲焼(200g)x2尾 または QUOカード3,000円分
1,000株 うなぎの蒲焼(200g)x3尾 または QUOカード5,000円分
5,000株 うなぎの蒲焼(200g)x5尾 または QUOカード10,000円分
土用の丑の日を狙ってのことなのか、ちょうどいい時期に届きました。株主優待をいただくうえでは、届くタイミングも重要になってきますね。
Next: くら寿司のうなぎの優待内容とは?
調理しやすい小分けが魅力の「くら寿司」のうなぎ優待
もうひとつ、うなぎの蒲焼がいただける優待銘柄をご紹介します。
皆さんもご存知のくら寿司は、関西圏が地盤の回転すしですが、こちらの株主優待では、自社店舗で使える優待券が保有株数に応じていただけます。200株以上保有からとなりますが、優待券と引き換えに商品と交換ができるのです。2019年4月期の交換商品は下記4種類の中から選択ができました。
②極上本まぐろ旨み盛り
③うなぎの蒲焼(12食分)
④シャリコーラ30本セット
※優待券5,000円分と引き換えに1点交換可能
くら寿司は株価の値動きが激しく、バイトテロやこの先の消費増税などリスクが高いので注意が必要です。さらに優待が年一回であることもあり、私は既に売却済みです。ただ、優待権利前になると株価が上がる傾向にあるので、また状況をみながら買い戻す機会があれば次回も取得したいですね。
《優待銘柄情報》 |
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くら寿司<2695> 最低単元購入価格:439,000円(※7月19日終値) 権利付き最終日:4月末日 |
《優待内容》 |
★自社優待券など
株主優待券(1枚500円) |
私は昨年も同じうなぎの蒲焼を選択しました。うなぎの蒲焼12食分とありますが、うなぎ1尾が3等分にカットされており、合計4尾分となります。1切れずつ小分けされているので調理も簡単です。
小分けされているので気分にあわせて一度に2切れ、3切れ取り出して丼ぶりに盛れば自宅で簡単にうな丼の完成です。お店が近くに無い方でも、こうやって商品と交換ができるのでいいですね。
ただし、食事利用ではなく商品と交換する場合には、200株以上の保有が必要になりますのでご注意ください。
今回はうなぎが届く優待銘柄を2つ紹介しましたが、これから訪れる本格的な夏を控え、うなぎを食べてスタミナをつけて暑い夏を乗り切りましょう!
優待投資の注意事項
▼7月末日が権利確定日の場合、今年は7月31日(水)。
権利付き最終日は7月29日(月)となります。
権利付き最終日(この日までに株を買っておく):7月29日(月)
権利落ち日(株を売ってもよい日):7月30日(火)
権利確定日:7月31日(水)
また、権利付き最終日の翌営業日は「権利落ち日(けんりおちび)」と呼ばれるので、こちらも一緒に覚えておきましょう。
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2019年6月26日)
※太字はMONEY VOICE編集部による