19日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり133銘柄、値下がり84銘柄、変わらず8銘柄となった。
日経平均は3日ぶり反発。50.68円高の23101.76円(出来高概算4億5000万株)で前場の取引を終えている。
18日の米株式市場でNYダウは続落し、66ドル安となった。与野党が追加経済対策で速やかに合意する兆候が見られず、第3四半期(7-9月)の消費鈍化懸念が広がった。ただ、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続伸し、連日で過去最高値を更新。機関投資家が運用指標として用いることが多いS&P500指数も半年ぶりに過去最高値を更新した。NYダウの下落とともに、円相場が一時1ドル=105.10円近辺まで上昇したことが重しとなり、本日の日経平均は53円安と小安くスタート。しかし、米国株がまちまちだったこともあって節目の23000円を大きく割り込む流れとはならず、朝方の売りが一巡するとプラス圏に浮上した。
セクターでは、不動産業、その他金融業、保険業などが上昇率上位。半面、パルプ・紙、機械、金属製品などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の42%、対して値下がり銘柄は51%となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約26円押し上げた。同2位はファーストリテとなり、テルモ、信越化、トレンドマイクロ、NTTデータ、バンナムHD、リクルートHDなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約16円押し下げた。同2位はアドバンテスとなり、ダイキン、ソニー、オリンパス太陽誘電などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 23101.76(+50.68)
値上がり銘柄数 133(寄与度+127.98)
値下がり銘柄数 84(寄与度-77.30)
変わらず銘柄数 8
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 6317 123 +26.49
ファーストリテ 61140 190 +6.82
テルモ 4335 42 +6.03
信越化 13010 155 +5.56
トレンド 6640 130 +4.67
NTTデータ 1258 25 +4.49
バンナムHD 6646 88 +3.16
リクルートHD 3793 27 +2.91
日東電 6390 80 +2.87
第一三共 9696 67 +2.40
日立建 3600 65 +2.33
コナミHD 3925 65 +2.33
JPX 2720 65 +2.33
資生堂 5760 62 +2.23
住友不 3168 62 +2.23
三井不 1861 55.5 +1.99
武田 4049 52 +1.87
キッコーマン 5810 50 +1.79
日産化学 5470 50 +1.79
協和キリン 2756 43 +1.54
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 28525 -455 -16.33
アドバンテ 5240 -210 -15.08
ダイキン 19295 -325 -11.67
ソニー 8556 -212 -7.61
オリンパス 2114.5 -23.5 -3.37
太陽誘電 2995 -70 -2.51
ファナック 19260 -45 -1.62
ミネベアミツミ 1828 -40 -1.44
スズキ 4162 -40 -1.44
中外薬 4863 -10 -1.08
横河電 1647 -28 -1.01
大和ハウス 2651.5 -25 -0.90
安川電 3770 -25 -0.90
アルプスアル 1518 -24 -0.86
富士フイルム 5085 -23 -0.83
ヤマハ発 1702 -23 -0.83
東海カ 952 -18 -0.65
アサヒ 3650 -14 -0.50
コマツ 2189 -13.5 -0.48
パナソニック 915.7 -13.3 -0.48