マネーボイス メニュー

報道されぬ米抗議デモの瀬戸際。警官消滅と治安悪化で内戦勃発も=高島康司

日本での報道は下火になったが、アメリカの状況は日々悪化している。抗議運動は激化し、警官の死亡と辞職は増え、治安が悪化する悪循環に入った。この動きは米大統領が近づくにつれてさらに悪化していく。(『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』高島康司)

【関連】最悪の2020年、次に起きる大事件とは?米抗議デモを的中させた専門家の警告=高島康司

※本記事は有料メルマガ『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』2020年9月4日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

アメリカの抗議運動は収まっていない

米大統領選挙のさなか、アメリカ国内の分断を伝えるニュースがあふれている。

いまだに抗議運動は全米の主要都市で行われている。西海岸のポートランドやシアトル、また中西部のシカゴや東部のニューヨークなどの大都市などでは、「ブラック・ライブス・マター(BLM)」運動の激しい抗議運動は収まる気配はない。

一方、そうしたなかでもアメリカ経済の順調な回復を伝える報道も目立つ。

4月には14.7%に悪化していた失業率は毎月改善し、8月には8.4%にまで低下した。アメリカではいまだに新型コロナウイルスの拡大は続いているものの、経済は比較的順調に改善しているようにも見える。

大統領選挙も終わり、ワクチンが開発されてパンデミックが収束する2021年ころには、アメリカの国内の分断と混乱も収束し、もとの状態に戻るのではと期待する観測も出てきている。特にそのような観測は、日本では強いようだ。

うつ病の激増と食べられない5,000万人

しかし、詳しく調べると、そのような楽観的な観測が吹き飛んでしまう状況が見えてくる。たしかにアメリカの8月度の失業率は8.4%に改善しているが、実際には仕事があっても食料の確保が困難な人々は確実に増えている。

米大手経済紙の「ブルームバーグ」によると、食料の確保ができない人口は今年の年末までに5,000万人を突破すると予測している。これは2019年と比べると45%の増加だ。全米の人口は3億2,000万人程度だから、これは総人口の15.6%にも上る。さらに「ブルームバーグ」の調査では、この数値は今後、悪化する見込みがあるとしている。

全米各地の大都市圏には、NPOなどが運営するフードバンクがあり、困窮している人々に週3回程度無料で食料を配給しているが、これまでないはない光景が見られるという。配給を受けるのに6時間程度並ばなければならない混雑、BMWやトヨタ、ベンツなど比較的に高額な車の車列、そしてホワイトカラーのサラリーマンを含め、あらゆる職業の人々が殺到しているのだ。

これまでフードバンクにやってくるのは貧困層に限られていたが、新型コロナウイルスのパンデミック以後は、明らかに中間層が増えている。これはかつては見られなかった光景だ。リーマンショックをはるかに上回っている。これは全米各地の大都市圏で見られる光景になっている。

それとともに、こうした状況に精神的に対応できない人々も急速に増えている。「デイリーメール」などが掲載した調査によると、うつの症状に苦しむ人々は、過去8カ月で3倍になっているという。

Next: 相次ぐ襲撃で街中から警官が消滅、犯罪者たちの楽園に



警官の死亡と治安悪化の悪循環

こうした深刻な経済的困窮を背景に起こっているのが、止まらない治安悪化の悪循環だ。その循環の起点になっているのが、警官の死亡とそれを背景にした警官の相次ぐ辞職だ。

欧米や日本の主要メディアでは、警官に殺害されたアフリカ系アメリカ人と、それが引き金になって激しくなる「BLM」運動だけに注目が集まる傾向にある。

たしかに、ビデオに撮られた警官によるアフリカ系アメリカ人の殺害の動画は、警官の過剰な暴力の凄まじさを現しており、激しい怒りが込み上げてくる。2020年に入って、すでに全米各地で123人のアフリカ系アメリカ人が殺害されているのだ。

しかし、見過ごしてはならないのは、警官の死亡者数である。

2019年に任務中に死亡した警官は147人であったが、2020年はすでに9月の時点で188人が任務中に死亡している。すでにこの時点で、昨年1年間よりも22%も任務中の死亡者数は多い。年末までにもっと死亡者数は増えるだろうから、年間の増加率はずっと高くなるはずだ。

この死亡者数には、任務中に新型コロナウイルスに感染して死亡した警官の数も入っている。大規模なクラスターが発生した現場にも行かなければならないので、警官は感染リスクが高い職業だ。しかし、そうした死亡者数を除外しても、やはり今年は殺害された警官の数は多い。

この理由は明らかだ。「BLM」運動が席巻するいまのアメリカの特に大都市圏では、警官が憎しみの対象になっているからだ。警官は襲撃され、殺害されるケースも増えている。

警官の辞職が後を絶たない

こうした警官が憎しみの対象になり、死亡者数が増加するなか、全米で警官の大量の辞職が続いている。たとえば9月9日には、ニューヨーク州、ロチェスター市の警察所長以下51人の警官すべてが辞職する意思を表明し、市当局を驚かせた。

ロチェスターは、3月に起こったアフリカ系アメリカ人の警官による殺害が8月になって公表され、「BLM」の大規模な抗議運動が起こっている都市だ。また西部のコロラド州では、8月までに少なくとも200人の警察官が辞職している。

もちろんこのような警察官の辞職は、「BLM」運動の高まりのなかで起こっている警察署の予算削減も大きく影響している。「BLM」運動の目標のひとつは警察予算の大幅削減であり、この要求を受け入れ実際に予算の削減に踏み切る都市も増えている。ニューヨークやシカゴ、ミネアポリスやシアトルなどがそうした都市だ。予算削減のあおりで警察官が解雇されているのだ。

Next: 増加する凶悪犯罪。自警のために銃が売れ、富裕層は郊外へ逃げ出した



止まらない治安の悪化

警官の辞職が相次ぐなか、大都市圏の治安の悪化が止まらなくなっている。これを象徴する出来事が、8月28日に首都ワシントンで起こった。

この日はホワイトハウスで、共和党の全国大会がオンラインで開催されていた。共和党のランド・ポール上院議員は、大会に参加した後、ホワイトハウスを出て、2ブロック先にある滞在中のホテルに向かった。

しかし、1ブロック歩いたところで「BLM」のデモ隊に取り囲まれ、襲われそうになった。幸いにも近くにいた警官の保護でホテルにたどり着いたものの、ホワイトハウスを出たところでこのような出来事が起こるのは、前例がないとしている。

そして、全米の犯罪率を見ると、治安は悪化する傾向にあることが分かる。「ニューヨークタイムス」などの調査によると、新型コロナウイルスによるロックダウンの影響で人が出歩かなくなったことから、犯罪件数そのものは2019年比べて5.3%ほど減少した。しかしながら、殺人だけを見ると16.1%も増加している。これは5月までの集計値だ。

「BLM」運動が全米に拡大する前の数値だ。運動が全米に拡大し、暴力の応酬が激しくなっている8月までのデータでは、犯罪件数も殺人件数もずっと増えているのではないかと見られている。

このような状況のため、これまでないような事件が相次いでいる。9月7日、シカゴ市警は30人の地元のギャング団が、警官が銃を出したら射殺するようにとの指令をメンバーに出していることを明らかにした。これは、警官を射殺する場面をビデオで撮り、全国的に注目されることが目的だという。

シカゴでは、すでに今年だけで51人の警察官が銃撃されている。シカゴ市警によると、市の各地で無法地帯が広まっているという。また先週末には、シカゴ南部にある人気のパンケーキ屋が襲撃され、50人が銃撃される事件が起こった。このような事件は大都市圏で増加している。

自警する市民と中心から逃げ出す市民

治安の悪化が懸念される状況で、当然、売れ行きが好調なのが銃だ。

FBIの発表によると、2019年8月に比べ、今年の8月の銃の売れ行きは57%も増加したという。そのうちの64万人が初めて銃を購入した人々だ。このため、大都市圏を中心にした銃のトレーニングセンターは満杯で予約が取れない状況だ。

また、こうした大都市圏の中心部の治安の悪化が引き金となり、ある現象が起こっている。それは、富裕層の郊外への引っ越しラッシュだ。ニューヨーク、ミネアポリス、シカゴ、サンフランシスコ、シアトル、ポートランドなど「BLM」の抗議運動が激しい大都市圏では、都市の治安の悪化を恐れた富裕層が、市内から安全なエリアへと引っ越しのラッシュが始まっている。引っ越すエリアは周辺の異なる州が多い。ニューヨークなどでは、アメリカの引っ越し業者、「U-Haul」に予約が殺到している有り様だ。

この結果、ニューヨークやサンフランシスコをはじめいくつかの大都市圏では、市の中心部の不動産物件の価格が下落する一方、富裕層の引っ越し先になったエリアの価格が上昇するという逆転現象が見られるようになっている。

Next: 3か月後に迫った大統領選挙に向けて、この悪循環はさらに強化される



連鎖する悪循環

これを見ると、いまのアメリカの大都市が陥りつつある悪循環は明らかだ。

暴徒化した「BLM」の抗議運動と、トランプ支持の武装化した極右団体や自警団が衝突して、死者が出る状況になっている。

一方、治安維持を行っている警察は「BLM」やそれに賛同する市民から強く憎まれており、大都市では警官の襲撃が相次いでいる。また、特に民主党の知事や市長のいる地域では、「BLM」の要求を受け入れ、警察の予算削減が実施されている。

警察にはこの状況への憤りが蔓延しており、各地で警官の辞職の連鎖が止まらなくなっている。この結果、警官の不足から特に大都市圏を中心に治安が悪化し、殺人件数も増加している。こうした状況で身を守るために市民は武装し、銃の売れ行きが極端に増加している。

また富裕層は日に日に治安が不安定になる都市の中心部から、周辺地域の安全なコミュニティーへの引っ越しを始めた。ニューヨークなどでは引っ越し業者の予約も取れない状況だ。こうした状況が背景となり、大都市圏の中心部の不動産価格は下落する一方、富裕層が移動した周辺地域では価格が上昇するという逆転現象がいろんな都市で起きている。

大統領選に向けて、さらに状況は悪化していく

では、このような悪循環は今後どうなるのだろうか?どこかで循環の連鎖が止り、正常な方向への逆の動きが始まるのだろうか?

いいや、そうならないことは明らかだ。3か月後に迫った大統領選挙に向けて、この悪循環はさらに強化される可能性のほうが高い。

それというのも、左派系の「BLM」と極右のトランプ支持派との対立と憎しみはあまりに大きく、妥協する余地などまったくないからだ。両者にはそれぞれ自動小銃で武装した集団が加わっており、両者の対立による銃撃戦が複数の大都市で起こるのは、もはや時間の問題になっている。

すでに両者の小競り合いによる死者は、ウイスコンシン州、ケノーシャ、オレゴン州、ポートランド、そして、シカゴ、シアトル、ニューヨークなど各都市で発生している。すでに3カ月前の6月初旬の段階で19人が死亡している。

「BLM」の抗議運動が拡大し、トランプ支持の極右との対立が続く限り、銃撃戦は規模を拡大させながらさらに多くの都市に広まって行くことだろう。もちろん、ほとんどの「BLM」運動は平和的に行われている。しかし、そうしたデモにトランプ支持の武装した極右が発砲したり、デモ隊に車で突っ込んだりする事件は多くなっている。

いずれかの時点で、規模の大きな銃撃戦が複数の都市で起こるのは時間の問題かもしれない。

Next: やがて全米各地で内戦勃発へ。大統領選が接戦になれば危険度は増す



全米各地で内戦勃発へ

特にいまの状況は、「法と秩序」の維持をスローガンに選挙戦を戦っているトランプには有利に作用している。いまは民主党のバイデンは7ポイントほどリードしているが、この状況が続くと、バイデンとトランプは接戦になる可能性も大きい。

今回は郵送による投票も許可されている。アメリカの郵便システムは非常に効率が悪い。宛て先に届くまで何日もかかるのが普通だ。11月3日の選挙では、最終結果が出るまで8日以上はかかるのではないかとも見られている。もしトランプとバイデンが接戦であれば、この間に両者が勝利宣言をしてしまい、収拾がつかなくなる可能性も出てくる。

もしそうした状況になったのなら、全米の複数の都市で、武装した一部の「BLM」とトランプ支持の極右の間で本格的な銃撃戦が起こることも考えられる。これはもう内戦と呼べるような状況だ。

これは、いまの時点では極端な予測に聞こえるかもしれない。しかし、先に説明した悪循環の連鎖が止まらない状況を見ると、現実にならないとはいえないのではないかと思う。選挙まで2カ月を切った。本当に注目しなければならない時期になった。

続きはご購読ください。初月無料です<残約6,000文字>

【関連】日本のコロナ感染者数、年内に53万人超えの衝撃予測。全米疾病対策センター採用AIの警告=高島康司

【関連】最悪の2020年、次に起きる大事件とは?米抗議デモを的中させた専門家の警告=高島康司

<初月無料購読ですぐ読める! 9月配信済みバックナンバー>

※2020年9月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。

2020年9月配信分
  • 第606回 アメリカ国内で本当に起こっていること、予想を越えた混乱、マイヤーの最新コンタクト記録(9/11)
  • 第605回 安倍辞任の本当の理由、アメリカの本音 後編、パーカーの最新大統領選挙予言(9/4)

いますぐ初月無料購読!


※本記事は有料メルマガ『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』2020年9月4日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>

※初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込880円)。

2020年8月配信分
  • 第604回 米中の武力衝突は実質的に不可能?アメリカの本音 前編、明らかになるファティマ予言の真実 前編(8/28)
  • まぐまぐLIVEのご案内(8/21)
  • 第603回 やはり米中は武力衝突はしない、プレヤーレンの予見する大統領選後の状況(8/21)
  • 第602回 新型コロナウイルスの蔓延はどうなるのか?AI予測モデルを参照、占星術のボーボルドサイクルから見た未来(8/14)
  • ビデオの更新(8/8)
  • 第601回 米中の武力衝突はあるのか?後編、ビリー・マイヤーの最新コンタクト記録(8/7)

2020年8月のバックナンバーを購入する

2020年7月配信分
  • 第600回 米中の武力衝突はあるのか?前編/ジョン・ホーグの最新予言(7/31)
  • 第599回 抗議デモの拡大で米国内で起こっていること/プレヤーレンからの最新警告(7/24)
  • 第598回 新型コロナウイルスの変異はどのくらい危険なのか?エド・デイムス少佐の最新情報(7/17)
  • 第597回 AIが予測する新型コロナウイルスの日本と世界の今後の死者数/ジョン・ホーグのジョー・バイデン分析(7/10)
  • 第596回 抗議運動の隠されたアジェンダと壮大な計画 後編/パーカーの最新予言(7/3)

2020年7月のバックナンバーを購入する

2020年6月配信分
  • 第595回 抗議運動の隠されたアジェンダと壮大な計画 中編、ジョン・ホーグのアメリカ予言(6/26)
  • 第594回 「アンティファ」の隠されたアジェンダと壮大な計画 前半、コーリー・グッドが語る新型コロナウイルス(6/19)
  • 第593回 予測されていた2020年の激動、ターチンがいまいっていること、パーカーの最新予言(6/12)
  • 第592回 扇動する抗議運動の高まり、やはり我々は「エノクの預言」に向かっているのか?(6/5)
  • 文書のダウンロード(6/4)
  • YouTubeの動画(6/4)

2020年6月のバックナンバーを購入する

2020年5月配信分
  • 第591回 米国防総省の対中国方針、ウイルスが人工的に作成された可能性?プレヤーレンが明かす危険ないまの状況(5/29)
  • にんげんクラブのセミナーです(5/28)
  • 第590回 地政学的な争いになるワクチン開発、やはり中国が一歩リードか?新たなパンデミック予言(5/22)
  • 第589回 中国の漢方薬を巡る世界戦略、プレヤーレンが警告する早期のロックダウン解除(5/15)
  • 第588回 アメリカは狂ってきているのか?全米に拡大する危険な抗議運動、米国防総省が認めたUFOの実態(5/8)
  • 第587回 パンデミック以降の世界を展望する その2、国家が対立する動乱期に突入か?(5/1)

2020年5月のバックナンバーを購入する

2020年4月配信分
  • 明日の勉強会のご案内(4/24)
  • 第586回 パンデミック以降の世界を展望する その1(4/24)
  • 第585回 日本では報道されていない新型コロナウイルスの最新情報、プレヤーレンが語る新型コロナウイルスの真実(4/17)
  • 第584回 緊急事態宣言後も蔓延は拡大か?クレイグ・ハミルトン・パーカーの最新予言(4/10)
  • 第583回 日本では未報道の新型コロナウイルスの最新情報、パーカーの新型コロナウイルスの最新予言 前半(4/3)

2020年4月のバックナンバーを購入する
さらに以前のバックナンバーを見る

【関連】実はトランプ再選濃厚?コロナで支持率低下も、2つの秘策でバイデンを返り討ちにする=澤田聖陽

【関連】レジ袋有料化、経済危機に追い打ち。客にコストを押し付け、店の効率を阻害=斎藤満

【関連】東京五輪「中止」で確定していた? 安倍首相「完全な形で開催」発言が持つ裏の意味

image by:Julian Leshay / Shutterstock.com

未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ」(2020年9月4日号)より一部抜粋・再構成
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中

未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ

[月額880円(税込) 毎週金曜日]
いま私たちは先の見えない世界に生きています。これからどうなるのか、世界の未来を、政治経済のみならず予言やスピリチュアル系など利用可能なあらゆる枠組みを使い見通しを立ててゆきます。ブログ『ヤスの備忘録』で紹介しきれない重要な情報や分析をこのメルマガで配信します。『ヤスの備忘録』とともにお読みください。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。